無敵のオバちゃんと出会った焚き火の男。
chuff.hatenablog.com
マン島最終日、いろいろ怖いものに出会います。
ガッツというか、なんというか。。
世界は日々進歩し、
同時に普遍的なものにも出会うわけです。
ではいってみましょう!
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そうこうしているうちに、コースは封鎖された。
コース確認のスタッフのバイクがが、
目の前をとんでもないスピードで通過していく。
その後を満席のインプレッサが3台、
物凄い勢いで立て続けに通過していった。
もう、スタッフもキレているわけだ。
つまり、みんなノリノリ。
このインプレッサは、VIP用のサービスなのである。
レース前のコースを全開走行で体験できるらしい。
みんな、ホントかなりネジが緩んでる。
そしてレースの本戦が始まった。
最初に行われるのはゼロクラスだ。
このクラスは、CO2がゼロの車両ということで、
実質電動バイクのレースだ。
ゼロクラスは、予選が何度も雨で流れている。
そのため、このクラスのマシンが走る姿を見るのは、
これが初めてである。
もうスケジュールがシャッフルされ過ぎて
訳がわからない。
まぁ今さらどうでもいい。
電動バイクのレースであるゆえ、
排気音は聞こえない。
マシンの接近を知るには、
中継用のヘリの爆音だけが頼りだ。
そしてヘリの音が聞こえてきた。
コースをのぞき込むとマシンの姿が見えてきた。
さて未来のバイクの走りとはいかなるものなのか。
音は何も聞こえない。
ヒュイーーン!という音が聞こえてきた。
それがだんだん大きくなっていく。
そしてオレ達の前を
ブゥ~ンッ!!
空気を切り裂く音だけを残して走り去っていく。
動画でお見せしよう。撮影はオレ。
思っていたより全然、速い。
最高速は260~270キロくらいだそうだ。
それでも他のクラスに比べると迫力には欠ける。
やはりサウンドはあったほうがいい。
街中でこんなバイクを目にするのは、
それほど遠い未来ではないのだろう。
しかし車で走ってて、
あんな感じで音もなく抜かれたりしたら
かなり怖いだろうな。
レースは一周のみ。
あっという間に終わってしまった。
フル充電で走れる航続距離は、
そのあたりが限界なのかもしれない。
ゼロクラスが終わり、
サイドカーのレースがスタートした。
オレはこのマン島TTで、
初めて生のサイドカーレースを観た。
かなり気に入ってしまった。
走りは、車とバイクの良いとこどりな感じ。
ライダーとパッセンジャーの、
コンビネーションも見ごたえがある。
そして何より走っている姿がカッコイイ。
それはガキの頃テレビで見た、
ヒーローもののキカイダーを思い出す。
ヘリの爆音に混じって、
甲高い排気音が聞こえてきた。
最初のマシンが視界に入る。
そして猛烈な勢いで迫り目の間を通り過ぎていく。
その後もカラフルなマシンが、
次から次へと走り去っていった。
走るラインはそれぞれに違っていたりする。
7,8台目だっただろうか、
赤の車体に星が幾つも描かれたマシンが、
オレたちの観ている側をかすめるように通り過ぎた。
その時、オレの横の客のカメラの三脚が、
その風圧(いや、衝撃波か!?)で横倒しになった。
それに呼応するように凄まじい歓声があがる。
すると隣のW氏が
「今のマシン、乗ってるの女性なんだよね。」と。
なるほど!
この歓声にはそういう意味合いもあんだな。
女性とは思えないような走りである。
このマン島TTという大舞台で、
今のをファンサービス的にやったのだとしたら、
とんでもない度胸とテクニックだ。
前回登場したEさんの奥さんもそうだが、
女性のメンタルというのは、
男には理解し難い強さがある。
そしてそれは実に
恐ろしい。
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まあ、その、なんと言うか。。
コメントを控えたほうがいいような。。
それくらいの、
不思議な怖さ!
ありますよね!
あの、ジェームス・ブラウンでさえ、
こう歌っているのですから。。
「男は世界を創ったけれど、女がいなけりゃなにもできない」と。
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