一休宗純(一休さん)
みなさん、悩み事はありますか?
私は日々悩んでいます。
くだらない悩みもあれば、一生を左右するような悩みもあると思います。
そんな時、みなさんはどうしてますか?
とことん悩む?
忘れる?
色々解決策はあると思います。
でも、基本的に悩むのって無駄だと思いませんか?
私も悩むたちです。
「考える」ならともかく、「悩んで」しまうんです。
事が起こってから考えればいいのに、まだ起こってもいないことに
戦々恐々とし、脂汗を流し、くよくよします。
私には上司は一人しかいません。(実際は本社に社長がいますが)
その上司も週2回しか出勤しません。(年齢がいっているので間引き運転です)
なので、なかなか相談できないし、相談せずに解決しなければいけない立場にあります。分かってはいるのですが悩みます。
それを見かねて上司(副社長)がかけてくれた言葉がこれです。
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なんとかなるんだよ
「へ?」
バカにしてるの?
そう思いました。
でも副社長は「なんとかなるの」を繰り返しました。
一体何のことなのか、詳しく聞くと「一休さん」の言葉とのこと。
一休さんって子供の頃漫画で見てたあの一休さん?
調べて見たらありました。
一休さん
とんちで有名な一休さん。
知ってますよね?
同年代の方なら知っていると思います。
漫画で有名ですが、実際のモデルがいます。
一休宗純
このかたが漫画一休さんのモデルです。
見た目も人柄も漫画の一休さんとは違いすぎるので、
Wikipediaは見ないほうがいいかもしれません 笑
漫画一休さんの方では
足利義満が「屏風絵の虎を退治せよ」と命令したところ、
「では、虎を屏風絵から出してください」と返した場面や
橋を渡ろうとしたら、「このはしわたるべからず」と書いてある。
一休は「この端(はし)」と受け取り、端ではなく真ん中を堂々と渡った。
などなどトンチが有名でした。
一休さんの遺言
さてここからが本題です。
一休さんが亡くなる際に、弟子たちに遺言を残しました。
弟子たちには「どうしても困ったら、遺言を見なさい」と伝え息を引き取りました。
そして何年かして、本当に困った事が起こり、弟子たちが遺言書を開いたところ
「大丈夫」、「心配するな」、「何とかなる」とだけ書かれていたそうです。
素晴らしい言葉じゃないですか?
過去は変えようがありません
未来は誰にも分かりません。
今を生きる
まさにマインドフルネスの世界です。
この言葉を知ってから、何か不安な事が起こっても
「何とかなる」と思い、悩むのではなく、「どうするか」を考えるようになりました。
まさに人事を尽くして天命を待つですね。
皆さんも不安になった時には「なんとかなるさ」と思って見てください。
では!