生放送のため字幕に誤字が生じることがあります。
ご了承下さい。
第48回衆議院選挙これが、正式名称なのですがあと7分ほどで投票が締め切られ開票が始まります。
それでは午後6時現在の投票率を見てみましょう。
29.99%ですね。
前回より5ポイント、下がっています。
ただ、期日前投票はですね昨日までの11日間で2138万人が行いました。
前回の衆議院選挙と比べますと62.5%増えているんですね。
国政選挙での過去最高記録しています。
この番組は、投票に行った方も行かなかった方も家族みんなで楽しんでいただけるようにと、さまざまな趣向を凝らしているんですよね。
今日はこれまでの選挙特番では見たことがないオリジナル企画が目白押しです。
どうぞ、おつきあいください。
「池上彰の総選挙ライブ」、ゲストの皆さん今日はよろしくお願いいたします。
宮澤さんは、選挙特番はじめてですよね。
宮沢喜一元総理が、おじいさんにあたると。
選挙のこと、よく聞いてましたか?逆に言えば祖父の特許というかそこはノータッチという感じだったので、今、選挙特番に出てる自分が、不思議でしようがない。
そしてですね、小島瑠璃子さんが今、どちらかに向かっているということですが、小島さん。
今どこですか?はい。
私は今、国会議事堂の前に車で来ています。
あちら見えますでしょうか?雨降っていますね。
今ですね。
そうなんです、台風が近づいてることもあり、かなり雨脚は強いです。
国会議事堂のライトアップ、8時までということなんです。
かなりギリギリの時間です。
今日、小島さんには、ある宿題を出したんですよね。
そうなんです。
宿題届いています。
こちらです。
宿題ってわかりやすく書いてある。
こちらです。
明暗が分かれるかもしれない2つの政党の様子を比べて伝えてください。
池上さん、これはどういうことでしょうか?これは出口調査の結果を見てからですね、どこに行くかを決めましょう。
そして皆さん、こちらをごらんください。
山の模型があります。
頂上には、内閣総理大臣のいすですね。
選挙ライブ恒例、池上さん考案の政界の山模型となっています。
投票が締め切られる8時までは顔を見せることができないものですから、サングラスをかけてもらっているということなんですがね。
この選挙でポスト安倍を狙う政治家たちがどう動くのか解説してまいります。
また奥にロープウェーがありますよね。
誰かわかる。
誰だかはなんとなくわかりますけど。
これは、このあと、のちほど詳しく解説いたします。
本日のメニューはこのようになっています。
このあとですが、池上さんと総理大臣側近、対決します。
そして、恒例のバスツアーもありますよ。
さらに8時50分ごろには池上さんと不思議な実力者の対決。
10時ごろには安倍総理と中継を結びます。
さらに、一番右ですけれども、出てきました。
政界悪魔の辞典というものがあるんですね、今回は。
これ、池上さんの顔が、えらくいじわるに見えるんですけど。
悪い顔してますよ。
本領発揮という。
本領発揮?これが今回の目玉企画なんですが。
「政界悪魔の辞典」というわけです。
「悪魔の辞典」といいますと、たいへん有名な本がありますね。
ビアスというジャーナリストが、独特の辞典を作りまして、皮肉や風刺がきいていて一世を風靡したんですが、今回もそれを日本の政治用語に私が置き換えて作ってみたんです。
ちょっと見ますか。
開票速報とは。
翌日になればわかることに必死になること。
たしかにそうですけど。
それ言っちゃいますか。
ちょっと自虐的に言ってみたんですが、つまりこの番組は単なる開票速報ではないという自負があるからということなんですね。
たんに開票速報ではない、テレビ東京の選挙特番では今の選挙をきっかけに政治のことをみんなで考えていこうという番組なんだと。
ちなみにこの悪魔の辞典なんですが今、画面をご覧いただきますと、このように左下に出てきますので、どうぞお楽しみになさってください。
そして、情報ブースには大浜さんがいます。
大浜さん。
「悪魔の辞典」がなんだか怖くてしかたないです。
こちら、ふだんニュース担当しています、記者やそれからキャスターが集まって、情報の集約をしていきます。
大きなニュース入りましたら大きな声でお伝えしますので、よろしくお願いします。
そして今回も番組ではツイッターで皆さんの意見や感想を募集します。
#池上選挙と入力してツイートしてください。
まもなく8時になりますと、議席予測が発表されますね。
そうですね。
その前に、今回の選挙のポイントがわかります、注目の数字を見ておきましょう。
まず、自民・公明で公示前。
与党の議席325議席ありました。
今回は定数が10議席減って、465。
そこで過半数はこの233ということになりまして、安倍総理は、与党でこの233とるかどうか、これを勝敗ポイントにしているということです。
そして憲法改正を発議できる3分の2というのは、310ということになります。
与党でこの310を超えるかどうかというのもひとつの見所になります。
さあ、まもなく8時となります。
どうなんだろう?議席予測、出ました。
自民党280。
そのうえ公明党31。
希望の党、51。
維新9立憲民主党56。
共産12、社民2。
無所属24となっています。
立憲民主党が、希望の党を上回るということになっていますね。
この予測ですと野党第1党に躍り出る勢いですね。
そして与党と野党の予想議席数、見てみますと、与党、自民党公明党あわせて311となっています。
3分の2が310ですから、それをこえる、つまり、これまでも自民・公明で3分の2を維持してきたわけですが、それが続きそうだということになるわけですね。
続いて、改憲勢力の議席、371議席となっています。
そうですね、今回、新たに希望の党が、憲法改正をうたっていますので、改憲勢力としては非常に多くなりそうだということですね。
ただ改憲勢力でもいろいろ主張していることがだいぶ微妙に違いますから、一概にひとくくりはできないだろうということですね。
そして、この数字は出口調査、あるいは情勢調査を総合的に判断した現時点での議席予測ですので、あくまで目安だと考えてください。
早速、当選確実が出ていますね。
自民党、稲田朋美さん。
当選確実となりました。
いろいろあったんですけどね。
ビッグバンがすきだという、どうでもいいような。
このプロフィールおもしろいですね。
このように出てまいります。
政界の山模型をごらんください。
先ほどまで皆さん目隠しをしていましたが、とれましたね。
先ほどの議席予測をもとに見ていきますと安倍総理大臣、頂上の椅子に座り続けることが確定的になったということですね。
ただ、この日本政界の山模型、さまざまな人たちがこの総理の座を目指して山をのぼっているわけですけれども。
こちらの山とは別に、もうひとつの山がありますね。
ここには希望の党の代表の小池さんがいらっしゃいます。
これは東京の山と。
今回、小池さん、国政を目指して、いっきにこちらの山に向かおうとしていたのでは。
こうなりそうなのではないかというところで、総理の椅子も大きく揺れた。
一時的に、こういうことがあったわけですね。
結局、小池さんは、東京の山に戻っていきました。
どうして行き着かなかったんでしょうね。
戻ってしまった。
そうですね。
それはまたのちほど詳しくお伝えしますが。
総理のイスはこうやって安定しただろうということですね。
小池さんはロープウェイに今、乗ってましたけど、実際には今、パリにいますので、国際会議出席のためにパリにいますのでのちほど、パリと中継をつないで、話を聞こうと思います。
池上さん、こちらにお戻りください。
ここで中継です。
自民党・萩生田光一幹事長代行とつながっています。
萩生田さん、こんばんは。
いまの出口調査をみますと、自民党、公明党、なかなか堅調、順調に議席がとれそうだという見通しですが、これについていかがですか?これから開票が始まるところですから、出口調査の結果だけではわかりません。
最後まで緊張感を持って見守っていきたいと思います。
萩生田さんと言いますと、このところ、この写真がたいへん有名になりました。
安倍総理、そして加計学園の加計幸太郎理事長と仲良くビールを飲んでいるところ。
これで、萩生田さんの名前をはじめて知ったという人も多かったんではないかと思うんですが、今回の選挙戦に、これは影響ありましたでしょうか?報道を国会中継などを見ていただいた方は、一定の理解があったと思うんですけれども、ワイドショーですとか週刊誌ですとか、そこでとまったままの方もいらっしゃいましたので、中には指摘をされる方もいらっしゃいました。
機会があるごとに説明はしてきたつもりです。
これをきっかけに萩生田さんの、この読み方も含めて、初めて知った方も多いと思うのですが、悪名は無名に勝るという言葉もありますがそれ、実感されました?この選挙は、私自身は加計学園の問題をそんなに皆さんから指摘をされた選挙ではありませんでした。
イヤホンがはずれました。
ごめんなさい。
どうぞ。
私自身、国会で答弁をしてまいりましたし、機会があるごとにご説明をしてきましたので確かに、この写真は上手に、宣伝されたんです。
ただ、私の国会の答弁とこの写真をくっつけて、萩生田さんは事実と違うことを言ってるとずいぶん言われたんですがこの写真は2013年の写真でありまして、私が国会で聞かれたのは客員教授在任中のやり取りだったもんですから、それを正しく見てる人はわかるんですけれどもワイドショーなどでくっつけられてしまった人たちは、ものすごく印象を持った方もいらっしゃったんだと思います。
この選挙結果で、やっとこの問題から解放されると思ってらっしゃいます?私はですね、一時は証人喚問までいわれたわけですから、機会があればいつでも、きちんと説明を続けていきたいと思っています。
わかりました。
どうもありがとうございました。
萩生田さんとの中継でした。
続いては恒例の池上バスツアーです。
あの人気政治家を意外な場所でつかまえました。
選挙特番恒例のバスツアー。
今から選挙の様子を見に行こうと思うんですが、ご一緒してくださるのは、この3人です。
どんな皆さんの思惑が垣間見れるのか、楽しみにしたいと思います。
まいりましょう。
恒例の池上バスツアー、出発です。
今からはですね。
この選挙特番のたびに演説を追いかけている若手政治家に話を聞きにいこうと。
誰のことかわかりますね?大好きです、進次郎さん。
イケメンじゃないですか、やっぱり。
若手政治家といわれてきましたが。
最初のうちは非常に初々しかったんですけどここのところの演説を見ていくと…。
これまで池上は、離島に向かうフェリーの上やコンビニの前で小泉氏を取材してきました。
今回も意外な場所で本音を聞きだします。
池上たちは、浦和駅へ。
まもなくここで小泉氏が応援演説を行います。
すごい人ですね。
これだけ集まってるのはなかなかですよね。
小泉氏は、今回、12日間で全国55か所を遊説しました。
出てきました。
わが国の経済社会にボディーブローのようにあたえていきます。
どうも。
もう少し、私の話も聞いてください。
小泉演説を池上が分析。
絆が大事だと。
それをしがらみと見る人もいるけれどもっていう形で。
応援演説は終了。
すると池上は。
残念ですが。
別の場所にまいります。
ありがとうございました。
午後9時。
池上がいたのは、宇都宮市の餃子店の前。
ここで、あの人を待ち伏せます。
これはこれは。
遊説を終えた小泉進次郎氏。
もしよかったら。
二人は缶コーヒーを買って立ち話をすることに。
今日も、お疲れ様でした。
それこそお疲れ様でした。
やっぱりこうやって全国回っていると。
毎回自販機の前ではないですけどね。
1日終わって。
なるほど。
常に移動中は次の演説、次の演説って頭フル回転ですから。
とりあえず今はほっとしている?ちょっとオフですね。
でも、こうやって連日、そこらじゅうまわってるわけでしょ。
一年中やってるわけじゃないですからね。
なるほど。
すごい大切なものですよ。
皆さんが投票してくれなかったら。
それでいうとね。
20世紀初頭の社会学者、マックス・ヴェーバー。
著書、職業としての政治で政治化の資質について書いています。
読まれました?なぜ?じゃ、何ですか?職業かといわれると、僕の中では政治は職業だと思わないですね。
生き方の問題?こうやって自販機の前で、ジュースをかったりコーヒー買ったり、コンビニいったり、餃子食べたり、そういったことを含めて一挙手一投足すべてを見られ判断をされる。
これがやはり政治の世界ですから。
マックス・ヴェーバーという大家には申し訳ないてすが。
小泉氏の口からは世界の指導者たちの名前が。
このあと、池上に何を語るのでしょうか?その小泉進次郎氏の神奈川11区ですけども希望の党、共産との新人との戦いなんですが、ごらんのように圧倒的な強さを見せています。
小泉さん、見せています。
当選確実です。
地元にいなくて、こうなんですよね。
汚れちまったと思いませんかといったら、すぐに外国のリーダーの名前を出しましたね。
直接答えなかったということは、ちょっと汚れちまったという自覚があるんでしょう。
池上さん私も会いたかったです。
ダメです。
目がハートマークになってしまう。
客観報道ができなくなりますから。
それでひとりで行かれたんですね。
小泉進次郎さんと池上さんとの対決VTR、このあとまた続きをお伝えいたします。
楽しみ。
では、山模型で見ていきましょう。
総理大臣の椅子を山の頂上に置く政界の山模型ですが小泉進次郎さんは、小泉純一郎元総理を父に持っていてエスカレーターの上に乗っていますね。
エスカレーターで、上にあがっていくというわけですね。
今回の選挙戦でも応援演説で全国を回りましたから、自民党の顔として、さらに立場を強くしました。
その結果。
ほかの人たちよりも早く、一気に6合目まできました。
すぐ上には石破さんもいますし、野田聖子さんもいらっしゃしますね。
そうですね。
このあたりまできたということですね。
峰さん、どうですか?僕は思うんですけど、お父さんの力、関係ないような気がしますね、今。
もうかなり上のほうにいてくれたほうが自民党としてはうれしいんじゃないですか。
なるほど。
今回の選挙戦ではですね、中曽根元総理の孫など新たな世襲議員になろうという人たち、立候補して登山を始めようとしているんですね。
ここに世襲広場。
世襲広場があるんですか。
この音楽は青春広場ですけど。
しぶくてわからなかった。
わかる人しかわからない。
わからなかった。
世襲といえば、東さんも言われます?そうですね、私も2世だとかコネだとか七光りだとか言われますけど、そのとおりだなと思います。
否定してください。
さすがに見事に受け答えされました。
池上さん、よろしいでしょうか?ここでひとつ開票についてのニュースが入ってきました。
台風21号の影響によりまして、愛知県、山口県などは離島から回収できないということで、即日開票が延期ということになりました。
このほかの県でも同様の結果、出ていて選挙の結果の確定は、明日以降にずれこむことになりそうです。
もう1つですが希望の党の小池代表ですが次のようにコメントしています。
ご覧ください。
小池さんは今、温暖化対策に関する国際会議に出席しているため、パリで取材に応じたということですね。
さらさらないとか、排除とか、ああいう言葉、それが、つまり私の言動で深いな思いをさせたということに対する反省の弁ということですよね。
小池さんが、こうやって正直に反省の弁を、わたしがわるかったというのは大変、珍しいなと。
最近、都知事になってからは初めてですよね。
ああいう感じでお話しされるのは。
だいたい、いつも誰か敵を作ってびしっと言ったりとかしたんですが今回、自分が、みんなの敵になっちゃったんですかね。
そういうことですね。
今回はそういう意味で言うと戦略を失敗をしたということなんでしょうね。
宮崎さん、どうごらんになっていました?いつもと雰囲気が違うなと。
職業ではないにせよ、その政治家という職業を目指した方の人生も左右してしまったということも、責任が感じてらっしゃるのかなと。
さっき離島から票が届かないので遅くなるっていう。
山口3区は、川村さんが頭角が出ていたので票が固まるのが明日になるということですか?最終的な票が、全部開票率100%になるのが明日ということですね。
それでは中継ですね、ここで立憲民主党の福山幹事長、そして希望の党の細野さんとの中継です。
こんばんは。
まず、細野さんですね、お話をお伺いしますけど、希望の党でまとまるというときに三権の長の経験者には、ご遠慮いただくと発言しました。
どうしてでしょうか?希望の党というのは、新しい政党として一月前に立ち上げました。
民進党の皆さんが希望の党に参加するということでしたけども、そこは、やはり新しい政党として出発するという意味で一定の入っていただける方ということについて、我々として、そのときにはいわなければいけないだろうということで、発言をしました。
私は菅政権、野田政権の閣僚をしています。
非常に、自分の中で、相当の逡巡もありましたしつらい思いもありましたけど新しい政党として出発する以上は、言わざるを得ないということでああいう発言をしました。
ということは、これまで一緒に戦ってきた同士をいってみれば、裏切る、断ち切るというこれで非常に男を下げたという批判もあります。
その批判についてはどうですか?いろんなそれぞれの皆さんに対する感情や思いはあります。
しかし、政党を立ち上げる以上は、そういったものも、ときに乗り越えて、しっかりと理念と政策を掲げて新党を立ち上げなければなりません。
したがって、希望の党に参加をしていただけなかった方本当に個人的にはいろんな思いはありますけれど、政策的には、なかなか一致が見られなかったということも含めて新党としては、これはこういう出発をとることが、私は党のあり方としてですね正しかったというふうに思ってます。
でも、当初はもっといくと思ったんじゃないですか?どうも今の出口調査で見ると立憲民主党より下回ると野党第1党をとれないような情勢になっています。
これについてはどうですか?私はですね、今回のこの予測という数字については、非常に厳しい結果だというふうに受け止めています。
推移を見ますけども。
ただ、私自身は個人的な話を少し申し上げると8月8日に1人で民進党を出たんですね。
安全保障や外交の問題についてなかなか、共産党と組むというのは難しい。
現実的な路線で新党を立ち上げたいと思って、まったく一人でスタートしました。
それに多くの皆さんがご賛同いただいてここまできたという意味においては、ここまできたことについては、本当に多くの皆さんにご協力いただいたという思いも一方ではあるんです。
ただ、多くの現職が出た選挙ですので、その皆さんが、果たしてどういう結果になるのか、そこは最後までそこは、小池さんは選挙に出ていません。
総理指名選挙では誰に入れるんですか?小池代表が日本に帰ってこられる25日に、両院懇談会を開くことになっています。
そこで、しっかりといろんな方の意見も聴いた上で、体勢をどうしていくのかさらには、首班指名というのはきわめて重要ですからそこをどうしていくのかをですねしっかり議論したうえで、最終的には代表にということになろうかと。
判断になろうかと。
結局は小池さんの言うとおりになるってことですね?いや、言うとおりということではありません。
党の規約上、代表にその決定権があるということです。
はい、わかりました。
つづいて福山幹事長ですね。
こんばんは、よろしくお願いします。
立憲民主党、非常に現時点のところ、勢いが出ていますね。
これをどのように見ていらっしゃいますか?結党間もない政党ですが、全うな政治を日本の政治に取り戻すと。
そして、右でも左でもなく前へという枝野代表の訴えに日をおうごとに、皆さんの共鳴を得られまして、ほんとうに力強い選挙戦を展開させていただいたと感謝しております。
参議院に民進党としてまだ残っていますね。
参議院民進党との関係、これからどうするのでしょうか?それは、民進党のなかでご議論いただくことですので、われわれは今、立憲民主党として戦わしていただきました。
まず、この衆議院の結果を、激戦のところはたくさんありますので、見守りたいと思います。
つまり、とりあえず民進党の議論を待って、立憲民主党としてどう対応するかを考えるということになるんでしょうか?まずは民進党のなかで、ご議論いただくことが先決だと思います。
われわれは、もう違う政党として、この選挙戦わせていただきましたから。
とは言いながら民進党の参議院の方で、われわれの立憲民主党の選挙を一生懸命応援していただいた方もいらっしゃいますので、その友好な関係はもちろんありますけれども。
民進党の参議院をどうするか等々については、まずは民進党のなかでお話をいただくことが、第一だと思います。
はい、わかりました。
ありがとうございました。
注目候補の選挙戦をご覧ください。
汚職事件で逮捕、服役し選挙活動を禁じられていたのが…。
北海道比例、新党大地代表の鈴木宗男候補。
充電満タンの鈴木候補は、とにかく走ります。
このときは緊急事態だったのです。
有権者は、水に流してくれるのでしょうか?鈴木さん。
はい。
こんばんは。
こんばんは。
今回、相当厳しい選挙戦という情勢になっていますが、大地の票はどこにいっちゃったのでしょうか。
大地の票は残ってますけど、十分な票があるかないかが、これは勝負どころですね。
それが、もし減ったとするとそれは、その原因は、どこにあるんでしょうか?ひとつは、選挙出馬の遅れがですね、原因なんですね。
遊説してても、宗男さん出てたの?という声が頻繁に聞かれるんですね。
これが、私にとっては誤算でした。
公民権停止でこれまでは選挙に出ることができなかった。
それが尾を引いているということでしょうか?それじゃなくて、出馬声明が10月5日でしたから、9月の5日には解散の流れでしたからそれがちょっと、禍根を残すというか、私の責任ですけども判断違いが、厳しい選挙戦をしいたとこう思っています。
出遅れた、その判断のミスっていうのは、どこに起因してるんでしょうか?私は講演会の皆さんを大事にしたものですから各地区の最大公約数、皆さんの声を聞いてですね最終的な判断をしようと思っていた親切心があだになったのかなと思っています。
なるほど。
でも、一方、娘さんは自民党から出ていますよね。
そのへんがはっきりしないという、そう考えた有権者、多いと思いますが。
逆に私の支持者でも鈴木貴子さんが自民党だから自民党に入れましたという人もいて、これは自民党にとってはプラスになってると、こう思います。
結局は、宗男さんのこれまで築いてきた政治的遺産をこういう形で娘さんに引き継ぐという、そういう形になっているように見えるんですけど。
私は、娘、まだ31歳ですから、本人の努力、あるいは精進で将来があるわけですから、私は私のことよりも、娘が大成してくれればそれが一番だとこう思っております。
わかりました。
ありがとうございました。
鈴木宗男さんと中継でした。
目がうるんでましたね。
娘のためならと。
小泉進次郎さんの直撃取材、続きをご覧ください。
餃子店の駐車場ではじまった小泉進次郎氏との本音の立ち話。
池上が、小泉氏の取材をはじめたのは4年前の選挙から。
政治家として、9年目を迎えた小泉氏に池上は聞いておきたいことが。
この政治を長くやってると…。
もともとそんなにきれいじゃない。
思われるほど。
そうきましたか。
そういうイメージを作られてるだけで、そんな、そんなもんじゃないです。
どうやって物事を少しでも前に動かす形にするか。
それを28歳で出たころから、ずっと見るとだんだんだんだんと政治家になってるように見えるんだけど。
さっき西川先生の演説行ったじゃないですか。
農林部会長のときになるほど。
それは、どういう意味ですか?先輩たちから一緒に仕事する中で、政治の中で必要なさまざまな時にはバカにならなきゃいけない。
とくに今の世界見てれば。
そこまではっきりは言いませんけど。
はっきりは言いませんけど。
それが、いい年輪を積み重ねて、国民の皆さんから、忘れちゃいけないものを忘れてなくて、獲得しなきゃいけないことを獲得している政治家になってきたなと思われるようにやっていかなきゃいけませんね。
逃げないですよ。
逃げるって言い方はよくない。
巧みに説明しますね。
でも、池上さんに毎回、選挙のたびにこうやって鍛えられてね、ヒリヒリしながら、池上さんとやってて初めて、生まれる言葉もいっぱいあるんですよ。
毎回勉強になります。
でも、やっぱり、政治家は政治家。
私はジャーナリストであって、それぞれが。
でも政治家の誘い、相当ありますでしょう?ないとは言いませんけど、そこは分をわきまえてますから。
ジャーナリズムの世界と政治の世界って今、問うべき問題、いっぱいあると思うんですね。
それとこうやってテレビを見てて、今、誰もがテレビを見ているわけじゃないですから。
ネットで確認をしている若い人たちもいっぱいいるし、新聞を読んでる人も少なくなってるし。
その中でどうやったら届けられるんだろうかっていう。
それはまた報道も報道で、やはりその政治家が直接伝えている中で。
いや、そのとおり。
いい緊張関係がないといけませんね。
ちゃんと報じてもらいたい。
池上・小泉対談。
第2弾は、番組後半で。
さらに池上バスツアーはマスコミを懲らしめると語った、あの候補者のもとへ。
ゲストの皆さん、どうご覧になりましたか?堂々としてますね。
ほんとになんか受け答えが、スマートというかね。
池上さんに言われてヒリヒリするだろうけど、ぜんぜん、動じてない。
かっこいいなって思っちゃう。
すごい本音でしゃべってくださってるのは見てて伝わりましたけどね。
緊張感っていうのを2人とも、池上さんも楽しんでらっしゃるようにも見えたんですけど、どうなんですか?回をおうごとに、会話のレベルが楽しいみたいなかんじですか?楽しいわけではないですけど、ひりひりするというのは、こちらもそうですよね。
ジャーナリストとして対決をするときにこちらは、こちらの姿勢が問われるわけですから、今、テレビを見てる方が、小泉進次郎という政治家に、何を聞きたいんだろうということを考えて、それを代弁するという形にする。
そうすると、彼は彼でわかってますから、これには答えなければいけない。
政治家として考えるということなんだろうと思うんですね。
池上さんの小泉進次郎さんに対する印象というのは変わってきましたか?もう、ますますしたたかになってきてる。
いい意味のしたたか?それではその小泉進次郎さんとの中継です。
小泉さん、こんばんは。
当選確実が早々と出ています。
おめでとうございます。
ありがとうございました。
今回の選挙、全国各地を応援に回って、自分の選挙区にぜんぜん足を踏み入れることができなかった。
やはり、そのいらだち、あせりというものはあったのでしょうか?それは、可能だったら毎日、地元、横須賀にいたいですね。
それなのになんでこんなに人寄せパンダに使われるんだっておもったでしょ。
パンダだったら客、呼べないより呼んだほうがいいから。
そこはしっかりと、シャンシャンに負けずに役割ははたします。
こうやって、しゃんと答えるっていう。
しゃんしゃんと終えないでくださいよ。
そうはいかないというわけですけどね。
それにしても今回、自民党のいろんな政治家の演説を私、聞いてきたんですね。
安倍さんは今回の選挙の大義として、ひとつは、消費税の値上げ分についての使途を子育て、少子化対策にあてるよ。
そして、北朝鮮の脅威、この2つを特に選挙の大義としてあげてました。
いろんな自民党の演説あるいは進次郎さんの演説でも、これに真正面からふれることが少なかったように思うんですがどうですか?私の場合、毎回選挙で自分が言いたいこと言ってますからね。
アベノミクスだって、あまり僕、言いませんしね。
だからそこのスタイルは私は、ずっと変わってないですね。
アベノミクスを言いたくないっていうことは、アベノミクスを評価してないってことですか?今から考えなきゃいけないのは、次の時代のことを考えて、やはり、ポスト平成。
そして、ポストアベノミクス、それとポスト東京オリンピック・パラリンピック、ここを今から見据えてやんなきゃいけないっていうのは、私の世代にとっては当たり前のことではないでしょうか特に安倍さんは、国難突破選挙だと言っています。
今の日本が置かれている状況、国難だと、進次郎さん、思います?そのネーミングについては、それぞれ、センスがありますから。
私だったら、つけないと思いますけど。
安倍さんのセンスが悪いという意味ですね。
センスは人それぞれです。
いい悪いじゃないです。
私のセンスに会わないということですね。
それは、やっぱり世代の違いもあると思います。
国難ではない?もし、小泉さんだったらどんな言い方します?信頼回復できるかどうか選挙ですね。
今回の選挙の結果で、加計学園の問題ふくめて、全国で根深いですよ、これに対する不信感。
そこに対して、腹のそこから思いを伝えて信頼回復、できたかどうか。
これはやっぱりひとつあったと思います。
安倍総理はこれまでの実績をとにかく、これだけのことやりましたって、演説するんですよね。
それに対して小泉さんは自民党には反省すべきところが多々ありますとまず反省の弁から入っていく謙虚な姿勢を見せるというのも、またしたたかだなと思うんですよね。
率直に今回もしも野党がボタンを掛け違えていなかったら、政権交代の可能性もあった選挙ですよ。
今回、本当に感じてるのは、やはり小選挙区制のなかで、もしも、1対1のガチンコの勝負になった場合、これはいつだって、おそらく次の選挙だって自民党は負けうる、その危機感を今回、強くもって、じゃあどうやったら自民党が野党がだらしないから応援する自民党ではなくて、応援したくなる自民党にかえられるか、これが次の任期のなかで、しっかりと自民党、かえていかなきゃいけない。
そういう課題として受け止めましたね。
ただ今の自民党、安倍さんに対する批判的なことを、まったくいえなくなっている。
なんとなく共産党みたいな体質になりつつあるようにも見えるんですが、いかがですか?たしかに共産党は、ぶれないですからね。
そういった意味では他の野党よりも、ぶれないですよ。
自民党のなか、いろんな声ありますよ。
自民党の中で安倍さんに批判的なことを誰もいえなくなってきてるんじゃないですか?私、言ってるけど、なかなか報じてもらえない新聞の軽減是率のことも反対だということをなかなかテレビ、報じてくれないんですよ。
新聞なんか、ほとんど書かないんですよ。
これはあとで報じますから。
番組の後、しばらくお待ちいただければと思います。
お時間きました。
小泉進次郎さんとの中継でした。
さあ皆さん、中継ごらんになって、いかがでしたか?ちょっとシャレで返したり、やはり、ちょっと厳しい顔つきをしたり、いろんな表情をされますね。
宮崎さんは、いかがですか?加計学園の問題も今、出てきましたけど、そして、報道とのいい緊張関係というそれが、今年ほんとに大きなテーマなんだなということを感じました。
あと国難というよりも党の災難。
党難なのかな、ちらっと思っちゃったりしました。
自分とはセンスが違うという言い方、してましたね。
宮澤さんは中継とか、演説での小泉さんの様子をご覧になって、いかがです?今の中継で、アベノミクスに対する評価の質問があったときにポストアベノミクス、ポストオリンピックというふうにおっしゃってましたけど、ご自身が首相といいますか、そこに近いポジションについたときのことを見据えての発言が多かったので先の先を見て今、戦っているというか我慢している部分もあるのかななんていうふうに思いました。
ポストアベノミクス、ポストなんとかっていう、ポストが首相というポストをこう意味してくるような、そんな気配も見えてくるということですね。
それでは池上さんのバスツアー、続きをごらんください。
池上バスツアー、続いては。
今日のバスツアー。
この人、ご存知ですか?大西英男さん。
わかんないです。
当時、いろいろニュースになったんですが。
いろんな発言をして大きなニュースになってるんです。
たとえば、この人、こんなこと言いました。
思い出した!思い出しました?女性の議員が少子化問題できいていたらまず自分が子供をうまないとダメだと、ヤジをとばしました。
それからこちら。
マスコミを懲らしめるには広告収入がなくなるのが一番だ。
覚えています。
過激なこと言う方ですよね。
あるいは。
まだまだありますよ。
自民党はあまり好きじゃないというとは、巫女さんのくせになんだ。
どういうことですか?北海道に行って、神社の巫女さんに、自民党に入れてよねと言ったら、私好きじゃないんですと言ったというのを東京に戻ってきて、巫女のくせにそんなこといったんだ、巫女のくせにって。
こちらですね。
がん患者が働けるにはどうすればいいのか?っていうときに、働かなければいいんだと、やじを飛ばした。
これ失言ですよね。
完全に。
大西候補は、釈明会見を開いています。
釈明というよりは、報道の仕方がいけないんだと報道批判ですね。
懲らしめようという気はあるって、はっきり。
池上たちは大西候補の地元、江戸川区へ。
選挙戦の初日、出陣式が行われていました。
大西候補は、28歳から14年間江戸川区議をつとめ都議会議員、衆議院議員になった、たたきあげです。
マイクを握ったのは自民党の都議会議員。
出陣式にはたくさんの区議も集まっていました。
その一人ひとりの名前を読み上げていきます。
いろんな選挙が絡んでるんですね。
大西候補の演説です。
問題発言について。
演説を終えた大西候補を池上が取材。
大西さん、自転車で回るんですね。
回ります。
峰さん。
こういう政治家のかたっていっぱいいますよね。
私から見たら珍しくないんですけど、でも、やはり、選挙民のためにっていうことですよね、すべてが。
だから、あとでゆっくり話すって言ったんですけど心はぜんぜん変わってないとおもいます。
選挙のときになると、ちょっと謙虚になるのかなみたいな。
謙虚になるんだけど、後から話すと。
いるんですよね、こういう人ね。
かたい地盤を持つ保守系の政治家によくあるタイプなんですね。
彼はこのあと自転車で、もう70を超えてるけど自転車で選挙区を回りますと言って自転車を乗るんですけどその前によく自転車を見たら、電動自転車。
それはいいじゃないですか。
年齢的にも。
さて、先ほど小泉進次郎さんとの中継ありましたけれどもその小泉さんに大きな期待をよせている人がいます。
不思議な権力を持つ小泉さんの上司です。
安倍政権をささえる幹事長、自民党のドン、和歌山3区、二階俊博候補です。
なんとかしてくれる。
そんな二階氏不在の出陣式。
土木建設業界の期待が集まります。
その二階さんの和歌山3区ですが、強いですね。
二階さんに当選確実が出ています。
これで12回目の当選ということになります。
その二階さんは今度は山の模型を使って解説していきましょう。
総理大臣のいすを山の頂上に置く政界、山の模型です。
二階さんは、9合目にいます。
9合目、とにかく、自民党幹事長ですから、自民党の資金と人事を掌握する、あるいは二階派という派閥、50人近くいる人たちを率いているわけですね。
ということで、9合目なんですが、実は総理になる気持ちはまったくない、というわけなんです。
というわけで、総理のいすに近づくわけではなくて離れたところで応援したい候補をじっくりと見定めているという状況です。
二階さんはいったい何がしたいんですか?総理になるのが目的じゃなかったら。
総理になろうという野心を持っていないものですから、安倍総理大臣としても、安心して仕事を任せられる。
自分の寝首がかかれることはないというわけなんです。
それでは池上さん、お戻りください。
ここで自民党、二階幹事長と中継です。
二階さん、こんばんは。
こんばんは。
二階さん、幹事長、まさに選挙の責任者ですね。
今回の選挙結果をどう受け止めていますか?日ごろの党内の選挙に対する心構えや、また、多くの党員の皆さんが積極的に協力してくださった。
これが勝因だと思っています。
もう今回は、選挙に勝ったということですね?今、我々が予想しとった成績が今、あがっておるわけですね。
ですから、それに対して、今の質問に答えただけです。
そうですか。
わかりました。
要するに、今なら選挙に勝てるだろうと言って解散に踏み切った安倍総理の判断が、功を奏したということなんでしょうか?まあ、功を奏したんじゃないでしょうかね。
安倍総理が二階幹事長のことを自民党でもっとも政治的技術を持った方というふうに評価していらっしゃるんです。
なぜ二階さんには、権力が集まるんでしょうか?私が集めてきたわけではありませんし、好んでそういうことに努力しているわけでもありませんからね、あんまりいい質問じゃないですね。
そうですか、はい。
質問に悪くて申し訳なかったですけど。
それって自分で努力したわけじゃない。
権力が集まったとは自分の人徳があるからっていうことでしょうか?そんなこと言ってません。
ですから、お互いに誠心誠意、政治の場で、みんなが努力していく、そのことに尽きるんじゃないですか。
今回ですね、幹事長ということになりますと自民党の公認候補を決めていくということですが、複数の選挙区でですね、調整がつかなくて、自民党系議員同士が戦って両方無所属で戦わせて、勝ったほうを公認とするという裁定をなさいましたね。
これ、幹事長として無責任な態度じゃないですか?ないです、いちばんいい態度ですよ。
無責任じゃない?党として、この人を公認としますと言って有権者に問うべきではないんですか?それは十分、その前にそういうことのための協議も何回もやりましたが、決着がつかないから、最後は勝利したほうが中心になってくるから、その政治を地元の政治をおやりいただく。
何にも、なんてことはないじゃないですか。
なるほどね。
かつて選挙制度が中選挙区だったときによくそういう手法が行われていましたね。
そうやって力のある政治家をひきとるのを自民党がよくやってきました。
今の選挙制度でも、そういうやりかたをとっているということですね。
そういう方法より、解決の方法が見当たらないからそういう方法をとったわけで別にこれは、自民党みんなで協議をして決めたわけですから、問題はありません。
なるほどね、こういうやり方をするから、よく老練な政治家と呼ばれるんじゃないですか?そんなこと、呼ばれたことは聞いたことないね。
お時間です。
ありがとうございました。
二階幹事長との中継でした。
かなりドキドキしましたね。
話を聞いていて。
いい質問ではないと言われましたけどね。
ご機嫌がね。
でも、ここは質問をしたいところですからどうして、あれだけの権力を持つようになったのかということですが、それはね、老練な政治家ですから、俺はこうやって権力をとったなんて言いませんよね。
あまり言うと黙っておれと。
選挙運動中に、そういうのがありましたね。
黙っておれというのがありましたね。
さて、続きましては、池上さんの独自取材なんですね。
希望の党の小池代表に密室で根掘り葉掘り聞いたそうですね。
とにかく今回の戦局の主役でしたからね。
聞きづらいことを、あえて聞きました。
ですがその前に山の模型で小池さんの位置を押さえておきましょう。
小池さんは、東京の山のトップに立つ都知事になりました。
そして、東京の山の頂上からロープウェーで国政の山を目指しました。
一気にいくかと思いきや、目前で引き返してしまいましたね。
宮澤さんはニュースをごらんになっていてどう思われましたか?風の流れといいますか、強さと、そして何かひとつ言葉を間違えると、いきなり風向きが変わる、おそろしさをすごく感じましたね。
小池さんの代わりに東京都知事選挙に出てくれる人が見当たらなかったので断念したとも言われていると。
それでロープウェー引きかえしたんですね。
実は、さまざまな人に声をかけたといわれていますけどね。
今のバックに東京砂漠が流れてましたがひとつ訂正があります。
世襲広場のところで流れていた曲ですが、世襲広場じゃなくて美しい十代でした。
大変失礼いたしました。
池上さんは、小池さんにどんなことを聞いたんでしょうか。
池上が車内で、いわゆるハコ乗り取材を行います。
その相手は。
今回の選挙戦、苦しい戦いが続いた、希望の党、小池百合子代表。
雨の日は大変ですよね。
ご自宅からね、新宿までご一緒して以来。
池上は早速、核心に迫ります。
それにしても、このところの各新聞の選挙情勢分析、かなり希望の党に厳しいですね。
厳しいですね。
民進党の人たちを全員受け入れる気はさらさらないとか、あるいは排除とか。
この2つの言葉が、ものすごく。
マイナスになっているように思えますが。
ただ、政党ですから同じ考えの人たちが当然ですよねって言えばよかったのを、受ける気はさらさらないと。
記者の質問ですか?記者の質問にお答えしたのがまずあるんですけど、そこでも使わなければよかったという。
いろんな週刊誌がここへきて小池バッシング、小池たたきをやっていますよね。
どうなんですか?なるほどね。
ひとつの政党を率いていくんだったらなんでその党首が衆議院選挙に出ないんだと言う批判ありますでしょ。
私はこれはもともとから申し上げてきた、都知事の役割をしていく。
私の意図するところはそうではなくて。
ずっと、そのことを言い続けています。
そうなんですが。
そんなことないです。
希望の党、小池代表は、選挙後、どう動くんでしょうか。
なんか、小池さんらしくないですね。
緑のたぬきが、ちょっといけなかったんですか。
化かせなかったね。
再び、池上バスツアー。
小池代表に排除された、あの候補者の演説を見に行きます。
今回の選挙での大きな焦点のひとつは。
民進党がどのように解体したのかっていうのを、ちょっとこちらの図で説明しようと思います。
とにかく解散総選挙だってなったときに、小池さんが希望の党をつくったわけですよね。
そうすると、このままでは民進党、泥船に乗って沈んでしまうという人たちが合流だとなったわけです。
ここに合流しようと思ったら、なんと小池さんが、選別だ。
民進党を丸ごと合流させるわけにはいきませんと。
憲法改正に賛成するなど、私の考え方に合った人だけ入れますよってなっちゃったわけですよ。
その結果、何が起きたのか?こうなりました。
いかだ。
小池さんのお眼鏡にかなった人は、助けて、のっけてもらう人がいる。
でも、あっちに行くわけにはいかないという人たちは立憲民主党という、新しい党を作って、こちらに残った。
いかだですよね。
池上たちは、立憲民主党の演説会場へ。
枝野さん来ました。
この日は、選挙戦初日。
党を立ち上げて1週間しか経っていません。
すると。
ありがとうございます。
観衆の1人が、木箱を差し入れ。
池上は、演説を終えた枝野代表のもとへ。
戸惑う?どうして戸惑うんですか?2つの新党の行方は?宮澤さん、小池さんの動きから、さまざまなことが起きましたね。
どう見ます?勝つために皆さんそれぞれ決断をされてそれは勝つためにはしかたがない部分もあるとは思いますけど。
あれ?選挙ってなったら、この人とこの人が一緒になって、えっ、ここも一緒になっちゃって政策はどうなのって中身がすごく見えてこなくて、逆に有権者としてはいったい何に投票しているんだろうという気持ちがすごく強かったんですがそのなかでいろんな野党になりえる党ができていったなかで政策がしっかりしているところと、政策が最後までよくわかんなかったなという党があったなと。
ここで小池さんに振り回された人たち見ていきましょう。
こちら政界、山の模型です。
岩肌がむき出しのこちらです。
小池さんの希望の党設立で翻弄された、野党のメンバーがこの険しい山にいます。
こちらですね、野党の断崖ですね。
小池さんに翻弄された人々が寒さをしのいでいる場所というわけです。
たとえば若狭さん。
小池さんの後を追って自民党を離党した後継者ですね。
あるいは枝野さんですね。
小池さんから排除される可能性が高いこともあり、新たな政党、立憲民主党を結成したらほかの希望の党よりも、ちょっと高いところにのぼった。
小島瑠璃子さんが、どちらかにいるようですね。
今そちら、どちらですか?はい、こちらは都内のホテルのホールで立憲民主党の開票センターにうかがっています。
こちら中入ってみたいと思います。
池上さん、宿題の中で、明暗がわかれる2つの政党を取材してください。
一つ目、こちらでよろしいでしょうか?そのとおりです。
明暗の明になります。
わかりました。
中にはいっていきたいともいます。
報道陣は記者さんの数、約150人。
そしてカメラは40台ほどきています。
こちらですね、かなりスペースに余裕があって皆さんお仕事がしやすそうです。
そして、こちらステージの右側のパーテーションの奥、あちら、8時ちょうどに獲得議席予想が報道されますと、大きな歓声があがったそうです。
報道陣がかなりびっくりするくらい大きな拍手と歓声があがりました。
それほどですね、会場は明暗の明のほう、非常に明るい雰囲気が漂っています。
さきほど池上さん、福山幹事長とお話されていましたよね。
池上さんとのお話が終わった瞬間、ごくりと一口お水を飲んでいらっしゃいました。
それくらいでして、表情、全然変わらないんですね。
ずっと落ち着いた様子で背筋をピンと伸ばして、整然とした様子で、あちらに座っていらっしゃいました。
うわつきのようなものは、まったくないんですけど、どこかでお父さんが食卓に座って朝ごはんを待っているかのようなリラックスした表情にも見えるんですよ。
かなり絶妙な表情だと思います。
絶妙な描写ですよ、それ自体が。
本当ですか?池上さん、立憲民主党といえば、ツイッター、かなり話題になっていますよね。
こちらのツイッターに一役買っているのが普通、写真を撮るようなときに使う一眼レフのカメラで動画を撮っているんです。
こちら、どういうふういなるかというと映画のようなダイナミックな映像が撮れるそうです。
池上さん、やはりSNSというのは立憲民主党の勢いにひとやくかっていますか?明らかにそうですね。
今回、新しい党ができたばかりですけれども、これで影響力を広げていったということになります。
小島さん、次の場所はどこですか?次の場所は、希望の党に参ります。
よろしいでしょうか?明暗の暗のほうですね。
そこでいってください。
ありがとうございます。
小島さんに伝えてもらいました。
それでは、ここで公明党と共産党の幹部お二人との中継です。
共産党は小池書記局長。
そして公明党は、井上幹事長です。
こんばんは。
公明党の井上幹事長にお話を伺います。
公明党と言いますとこれまで集めてきたという、そういう実績があると思いますが今回、立憲民主党にいわゆる中道票が流れてしまったのではないかというふうに見えるんですが、いかがですか?われわれは中道政党として一貫してますので、もちろん今回の選挙、衆議院選挙ですから政権選択の選挙ってことで、自民党、公明党の連立政権の信を問うというのが基本で、ただ公明党が存在することで連立政権を組んでいることによって、そういう自民党では拾えない中道の考え方の人の意見というものを十分政権運営に反映していきたい、それが政権の安定につながったというふうに私は思っています。
一般の有権者にすると公明党が中道だったはずが、自民党と連立を組むことによって、ジリジリとよりつつあるんじゃないか、そこに立憲民主党ができたので、あっ、こっちだねというかたちで中道が動いたそういうふうに見えるんですけど。
私は必ずしもそう思っていません。
立憲民主党、たとえば、平和税法制にしても、憲法にしても、従来のどちらかというと社民系の主張をされてる気がします。
そういう意味では、やっぱり公明党がいることによって、かなり幅広い民意っていうのが、私は連立政権に吸収され、それが政治の安定をもたらしていると。
そういうふうに私は見ています。
共産党の小池書記局長にお話を伺います。
共産党はですね、小選挙区で立憲民主党などを応援して、だけど比例では、立憲民主党にお願いしますと、いってみれば野党の公明党の立場を示しているように見えますがどうですか?そういうわけではないですね。
私たちは安倍政権というのは歴代自民党政治と比べて憲法をあまりにも軽んじていると。
この政治ってとめないといけないということで、とめようと。
小選挙区というのはやはり、一本化して自民党、公明党と戦わなければこれはなかなか勝つのは難しい選挙ですからここは力あわせていこうと。
同時に比例代表はお互いに競い合って議席をのばしていこうとやっていることが同じように見えるかもしれませんが目指しているところはまったく違います。
ただやってること見ると、自民党はもはや公明党なしでは選挙に勝てないというような状態になっている。
今回、立憲民主党が非常に議席を伸ばそうとしている、その背景には共産党の力が強い、こうなると、立憲民主党は今後、共産党と一緒にやっていかなければ、成り立たなくなる、そういう構図に共産党として持っていこうかなと言うふうに見えるんですが。
僕らは、そういう損得勘定でこの協定やっているわけではありません。
市民の皆さんが、野党力をあわせて政治を変えてほしいと、そういう願いをもっているわけですからそれにこたえていくとということで、何か見返りを求めるというのはありません。
見返りは民主主義です。
ここでお時間です。
ありがとうございました。
今のお話聞いて、宮崎さん、いかがでしたか?公明党は都議会議員選挙のときには希望の党、小池さんを応援されたので、地元っていうことでいうと、人間関係がうまく今回いってたのかなっていう。
どうなんでしょうか?そうですね。
そのへんは、また公明党の委員長にお話をおうかがいする機会がありますので、そこでとりあえず、とっておこうかなと思いますね。
さて、ところで、この「悪魔の辞典」ですが、いろんなものが、まだまだ入っているんですよ。
ちょっと、紹介しましょうか。
じゃあこちら。
いろいろありすぎてですね、わからなくなってしまって。
こんな感じで。
当選とか、こういうところがあるんですね。
当選とは?池上バスツアー、続いては。
選挙を動かすあるキーワードに迫ります。
F。
F票というのが。
何ですか?F票集めろというのがありまして、Fは何の略かというとフレンド。
フレンド票、集めろというのは。
創価学会の人たちは公明党を応援していますでしょ。
創価学会員たち、比例区で公明党に入れましょう、となると、そこは学会員たちは入れるわけですがそれだけじゃ票が足りないと。
お友達をつれてきなさい、というわけです。
お友達は創価学会員じゃない?公明党に入れてください、あるいは誘うわけですね。
よく選挙が近づくと、中学校や高校時代の同級生から。
かかってきました。
実家にいるときかかってきましたけど。
かけてる人いますよ。
創価学会員のF票集めの実態とは。
黄色い声援が飛び交う公明党の演説会場。
学会員たちの関心は、F票集め。
F票を入れてくれる友人を、Fさんと呼び、演説に誘うこと。
なぜ学会員たちは、ここまで熱心に選挙活動をするのでしょうか。
功徳とは、自分のしたよい行いに対する神や仏からの恵みのこと。
学会員たちは、この功徳のために選挙活動にまい進するようです。
この衣料品店のあるじも彼女のFさんです。
選挙になると、必ず挨拶に。
小売やさんのご主人も、彼女のFさん。
店の壁にはポスターが。
学会員によるF活動。
今や連立を組む自民党候補にも欠かせないものとなっています。
この創価学会員の人たち、比例区は公明党と言っています。
小選挙区は?そう。
小選挙区で公明党が出てる選挙区もありますが自民党を応援し、そのかわり、比例は公明党に入れてください。
よく選挙区運動で小選挙区は自民党の私に、比例は、公明党にとやってることがあるんです。
自民党、大西候補も。
さらに言うと、要するに自民党を応援するわけでしょ。
今や自民党単独では、とても当選が見込めないような候補、いっぱいいるわけですね。
Friend票が上乗せされるかによって。
F票というんですね。
初めて知りましたね。
学会員の方、みんな一生懸命に商店街まわったりとかして。
お店のお客さんだったりするとねやっぱり、なんか、いやいやといえないでしょうしね。
立派な人だからいいじゃないってそういう人もいるよね、中にね。
つきあいは、しっかりしてるんでしょうね。
F票100票ってすごくないですか?そんな友達いないな。
100人にね。
親戚のまた親戚のっていうふうにどんどん輪が広がっていくということですよね?本当に100票かどうか、わかんないよ。
返事はするかもしれないけど。
友達減らす人もいる?こちらがですね、公明党の機関新聞の公明新聞です。
10月16日のものなんですがその当時、このお二人の候補、大苦戦していました。
ものすごい形相の写真が載っています。
北海道10区と神奈川6区の候補が圏外当選圏外なんだ。
今すぐ電話を!それが不思議。
直接的に書いてありますね。
全国の公明党の支持者の人たち、この北海道10区や神奈川6区に知り合いがいたら、F票を集めてくださいねという意味なわけです。
今すぐフレンドに電話をということ。
内部の用語ですから、ここにF票とは書いてないですけども。
わかりますよね、これでね。
こうやってですね、この宗教団体。
実はいろんな政党への支持というのもあるんですね。
現在、どうなっているのか、ちょっと見ましょうか。
こういうふうになっていましてね。
神社本庁、あるいは創価学会。
幸福の科学、真如苑など。
これ以外にもありますけど、いろんな宗教団体によって特定の政党を支援するということはあるんですね。
だいたいは信者の数で発表するんですが、創価学会だけは世帯数で発表していると。
そうですね。
具体的に何人というかたちではなく、こういう発表のしかたということなんです。
人数でいうと、かなり増えるということなんでしょうね。
倍以上でしょうね。
信者の数自体、これが文化庁が信者の数を集計してるんですけど、全体として減る傾向にあるというのはあるんですね。
どうも、今の若い人の宗教離れがあるのではないかとも言われています。
それぞれの宗教団体にしても、信者の数をという思いもありますからね。
いろんな思惑があるということなんでしょうね。
それではここで、公明党の山口代表との中継です。
山口さん、こんばんは。
山口さん、今回の選挙結果、どのようにご覧になっていますか?やはり政権選択の選挙で真っ向から対決するということには、なりきれなかった。
その分、与党に支持をいただいたというふうに見ております。
我が党としても健闘していると思っております。
この政権選択ということにはなりえなかった、その理由はどういうことでしょう?民進党が選挙前に分裂をいたしました。
それが、候補者の数からしても、取り組みからしてもすべての選挙区に対決姿勢を示せるほどにはいたらなかったと、票が分散したということだと思います。
公明党は自民党と連立政権を組むことによっていわゆる改憲勢力というふうな言い方されることがありますね。
これは改憲勢力、お思いなんでしょうか?改憲を否定していないという意味では、そういう分類をすることがあるかもしれません。
しかし改憲の方法とか内容については各政党、かなり差があると思っています。
それで言いますとたとえば安倍総理は、憲法9条に、自衛隊を明記するという、こういうことを訴えているわけです。
その自民党と連立をくんでいる公明党としてはこの安倍総理の主張については、どのようにお考えですか?安倍総理ではなく、安倍総裁としてのご主張だと思いますね。
自民党のなかで、まだ2つの考え方がわかれております。
まだ集約されておりません。
この我々、連立政権を組むということは、内閣総理大臣を指名して、政権、つまり内閣運営するということでの協力であります。
憲法改正は国会のみが発議できますので、国会で議論を深めるという意味では、これは、与党も野党もないわけです。
各政党、各政治家がすべてプレイヤーということになりますので、そこで、どう合意を作っていくかが課題になるとおもいます。
今おっしゃったなかで自民党の中で2つの考えとおっしゃいましたけど、これはひとつは、安倍総裁が言っている憲法9条の第2項に自衛隊を書き込むというのが、ひとつの考え方。
第2項かどうかはわかりませんが、自衛隊を憲法に明記するという、今年の5月3日に提案されたことですね。
それから、その前にあった、改正草案という別なものがありますね。
そちらには国防軍を持つということを書くべきだと、これは自民党のなかのもう1つの考え方ということなんでしょうか?そうですね。
これはずいぶん違いますよね。
そこは我々としては自民党の議論を見守るという立場ですので、わが党の主張によって、その自民党の議論に干渉するようなことは避けたいと思っています。
自民党として、意思を統一したらそれについて公明党として意見を言うという、そういうお立場でしょうか?国会を通じて議論を深めていくことが大事だと思っています。
国会の中でね。
それで言いますと、国会では当然、自民党と連立で与党をくんでらっしゃいますけど東京都議会では小池知事と協力関係を結んできました。
東京都議会では小池さんと言ってみれば、与党の立場、しかし、国選選挙ではこの希望の党と対立をした。
これはこれからどうなるんですか?わが党はすでにいっかんしております。
つまり東京都政、東京オリンピック・パラリンピックを成功させるっていうのが、当面の大きな目標になります。
その点では国とも協力しなければなりません。
都政の中では議会と知事が協力しなければなりません。
その点で議会の側から、都政、国政をいっかんしてこの東京オリンピック・パラリンピックを成功させる。
その責任をおってるのが公明党だということになります。
つまり、東京オリンピック・パラリンピックが開かれる2020年までは、小池知事と協力していくということですね。
少なくともそういうことであります。
わかりました。
お時間です。
公明党、山口代表に話を聞きました。
池上さん。
ここで投票率に関する情報が入ってきました。
共同通信社が、午後9時現在に集計した推定最終投票率は53.79%。
この53.79%というのは、戦後最低だった前回を1ポイント程度上回る可能性がある数字です。
これだけの悪天候にかかわらず投票率は上がったんですね。
関心が高かったということになるんでしょうか?それでは自民党本部にいます、西野アナウンサーとの中継です、西野さん。
自民党本部です。
つい先ほど、安倍総理が到着しまして、今、まさに花つけが行われている状況です。
まだ始まって10分ほどしかたっていないんですけれども、ごらんのようにボードは見る見るうちに真っ赤になりました。
幹部も笑みをこぼしながら、拍手をしているといった状況です。
先ほど二階幹事長が池上さんのインタビューに対し、にこりともしませんでしたが、実はほかのテレビ局のインタビューでは、笑みをこぼしていました。
そして実は二階さん、幹事長室に入る前、手ごたえは十分と、こぼしたんですね。
まだ投票が締め切られる前7時ころだったんですが、手ごたえは十分と、こぼしたんです。
出口調査をみる表情も険しい表情というよりも、どこかリラックスしたような表情でした。
はい、わかりました。
二階幹事長、私にだけ態度が違ったということのようですね。
少し余裕がなくなったということなんでしょうか。
続いて希望の党の開票センターには小島瑠璃子さんが到着していますね。
小島さん。
着きました。
池上さん、こちらは希望の党の開票センターにいるんですけれども、先ほどと雰囲気は一転しまして、かなり暗い状況です。
小島さんの声も低くなっています。
そうなんです。
あまり大きな声を出せたもんじゃありません。
言い方が悪いですね。
失礼しました。
そして、池上さん。
後ろのボードをごらんください。
ステージ上のボードなんですけれども、先ほどと、かなりスタイルが違いますね。
立憲民主党は、全員の候補者の名前が張り出されてそこに花をつけていくというスタイルをとっていました。
しかもですね、まだ花がついていない状態から22時に一気につけるというスタイルなんですが、こちらはお花がついた名札を張っていくというスタイルになっています。
池上さん、これにはどういった理由があるのでしょうか?なるほど。
つまり立候補者かがずらりと並んで、それに花がついていないのが非常に多いとなると、一目瞭然、負けたっていう感じになるわけですね。
それを避けているということですよね。
今のところですね、東京ブロック、中国ブロック、南関東ブロック、北海道ブロック、こちらのコーナーには、まだ花がついていないという状況です。
かなり厳しい状況が見て取れる会場です。
そして樽床さんもですね、今、ちょっと席はずしているんですけど、かなり厳しい表情で、あそこに座っていらっしゃいます。
2か所、今、両方ともいかせていただきましたけど、会場、車で1、2分の場所にあるんですね。
かなり会場は近いんですけれども状況というのは、かなり差があるということを肌で感じました。
ありがとうございました。
ここでですね、自民党の石破元幹事長との中継です。
石破さん、こんばんは。
こんばんは。
よろしくお願いします。
現在の自民党の獲得議席の予測をご覧になっていかがですか?事前の予測と、ほとんど変わらない。
今日はたいへんな天気だったので、どうかなと。
前回、大変な天気で我が党がね取れなかったこと、あったんですけど。
大変な状況のなかで期日前投票の効果もあるんでしょうけどね。
事前の予測と、だいたいにたような結果になっているなという感じですね。
ただ自民党全体としてはかなり優勢に戦いを進めていますが石破さんが率いるグループの中では、どうも苦戦している人もいるように見えるんですが、いかがですか?これは、野党がばらばらにわかれてなくて、共産党さんまで含めて1本でこられると非常にきついってことですよね。
うちのグループ以外でも似たような状況が全国、いくつかあるんじゃないですかね。
それはつまり、野党がまとまって向かってくると自民党として、なかなか厳しいということですね?それはそうだと思います。
終わったあと、全部の票を集計してみるとわかると思いますが、希望の党であれ、立憲民主党であれ、一月前なかった党ですからね。
それが旧民進の票を中心に割れてきたわけで、ですから、反自公というか反政権ということで、まとまってくるとかなりの票を取る。
うちのグループでも苦戦しているのは、そういうとこ。
ちょっと石破さんにお待ちいただきたいんですが、スタジオですね、日本の政界を山にたとえて、模型を使って、説明をしているんですね。
この模型で石破さんの立ち位置をちょっと見ていこうと思います。
これはですね、総理大臣のいすを山の頂上に置く政界山の模型となっています。
道中にはさまざまな人がいますけれども。
石破さんは、7合目にいますね。
特に総理候補の一部。
笑ってらっしゃいますけど。
幹事長などの要職を歴任して、今、メインコースをのぼってきた。
ここまではいいんですが、今回ですね、小池知事がなんと石破さんに、秋波を送った。
首班指名は石破さんでいいんじゃないかしらという発言をしました。
さぁ、これは、石破さんとしていかがですか?だから誰が何を言っても、わが国は言論の自由が保障されて。
それが小池さんが、それは小池さん本人が、そういったのを聞いた人、誰かいます?私、聞いたって人、見たことないわ。
池上さん、聞いた?そういう報道も私は知っているということですね。
直接聞いたわけではないですね。
だから、誰もいないんですよ。
本人から、そういう発言を聞いた人、小池さん本人から、そういう発言聞いた人誰もいない。
なんで、こんな話になるのか。
石破さんご本人も、聞いてない。
いろいろ報道で、そんなこと言ってるんだと思った。
これ、ありがた迷惑じゃないですか?これは非常に不思議なことですね。
いや、別に、なんていうの。
誰が何を言ってもいいけど、知事本人がそう言っていないのに、なんでこんなことになるのかなというのはありがた迷惑以前に、すごい不思議なことだなと。
どっかに言ってる人がいるんですな。
そうですね。
どんな思惑か知りませんが。
自民党の中に、石破さんの立場を悪くしたほうがいいと思ってる人たちも、なかにはいるんでしょうかね?そりゃいますよ。
それは我が党に限らず人間社会というのは、そんなものだ。
はっきりお認めになりますね。
自民党の中で石破さんについていく方…。
人間社会って、そんなもんでしょ。
石破さんについていく方ももちろんいるわけですけど、石破さんに対して、反感を持っている、あるいは対立している人も大勢いるってことですか?大勢かどうか知りませんが、不徳のいたすところっていうのは日本語はいろいろありますな。
このあとですけれども。
それは、いいんですよ。
それは、ちっともかまわないので。
自民党のこうりょうのなかで、経済政策であれ、安全保障政策であれ、社会保障政策であれ、考え方がまったく一致したら、それって。
いろんな考え方があって、それは当然。
それを戦わせて、はじめて自由民主党、民主制打ってそんなものですから、いいんです、それで。
来年の総裁選挙にお出になりますか?だから、総理総裁って手段であって、目的じゃないんで。
何をやるんだっていうことを、きちんと自分で納得できる。
そして誰と議論しても、きちんと勝てるってことでないとね。
それは立候補ってオリンピックじゃないんでね。
出りゃいいってもんじゃない何をやるのかっていうのが、きちんと自分でするってことが大事であってそのために大勢の人たちにいろんなことを教えてもらってるってことです。
そこにむけて、これからも努力していくということですね。
お時間ですね。
石破さんどうもありがとうございました。
ということですね、出ればいいというものではないとはおっしゃっていましたが、当然のことながら、何をするかということが問題でそこに向けて、これからいろいろ皆さんから教えを請いたいって。
てことは、それに向けて努力することですねといったら、そうですと言ったってことは、意欲をお示しになったということですね。
それでは、ここで改めて現在の議席数をお伝えいたしましょう。
自民党、179。
公明党16。
希望17、維新2。
立憲22。
そして、残が210ということになっています。
安倍総理はですね、勝敗ライン与党で過半数の233と、ずいぶん低く設定をしていたというわけですけれども、焦点の数字というのは憲法改正の発議に必要な3分の2。
今回は310議席。
これをこえるかどうか、ということですね。
それでも自民・公明・希望、維新、改憲勢力とよぶんですけれどもそれぞれの党によって憲法をどこをどうかえるかということは、姿勢、態度はまとまっていないというのが現実なんですね。
まもなくですね、安倍総理へのインタビューの時間が迫ってきたんですが、その前にですね、これから先のことをイメージしてみましょうか。
こちらには、日本政界の近未来カレンダーをご用意いたしました。
これは2020年までの安倍さんの予定表みたいなものですかね?そうですね。
近いところでいいますと、今回の選挙に勝って、さあ、そして総理、これですね。
自公が大勝。
3分の2議席をとり、そして、総理大臣の指名選挙で総理大臣を続投する。
そして11月のはじめには、アメリカのトランプ大統領を迎えて日米首脳会談。
ここでは当然、北朝鮮問題への対応を話し合うということになりますね。
そもそも今回、解散を決断した背景には、北朝鮮に対する経済制裁の効果が出てくるのは、来年の初冬になるのではないか、そういう情報が日本政府に入ってきた。
それで年内解散に踏み切ったともいわれているんですよね。
実際に、その脅威が、ミサイルですとか、水爆実験とかそこになってくると、実際に自分たちが怖いんだということになり、今、その一応安定してる安倍さんでいいんじゃないかっていう気持ちになってしまう流れもあったんですかね?おそらく、安倍さんもそういうことは、当然、計算にいれているということですね。
これまで安倍内閣の支持率を見ますと、じりじりと下がってきた。
ところが、北朝鮮がミサイルを発射したりあるいは、核実験をすると支持率がポンと跳ね上がるということが何度も繰り返してきていると、非常に皮肉な関係になっているということですね。
その安倍さんですけども、来年に入りますと、9月には自民党総裁選挙があります。
もし、ここで再選されればさらに3年間の総裁任期というのを獲得します。
2021年までですね。
そこまでいこうとしているということになりますね。
そうなりますとですね、総理大臣の最長記録が視野に入ってくる。
ということです。
吉田茂元総理、佐藤栄作元総理を抜いて、桂太郎元総理と。
歴史的な名前が出てきましたけども。
どうなんですか?安倍さんは総理を長くやりたいのか、それとも憲法改憲のほうに、どっちなんでしょうかね?見てますと、たとえば2014年の総選挙の時には私のインタビューに対して、とにかく憲法改正に対して強い意欲を示していました。
そして今回も憲法改正をするんだと言っている一方でしかしやはり歴史に名を残すような長期政権、二兎を追うのか、さあ、どこかの段階でどちらかを選択するのかという今の安倍さんとしては両方の可能性を残しておきたいということでしょうね。
今後、憲法改正にむかっては安倍総理、どのように動いていくのか、見ていきましょうか。
憲法改正となりますともちろん国会が発議することになりますけど、早ければ、2018年中に憲法改正を発議するかもしれない。
あるいは2019年に、通常国会ですね。
このあたりか、参議院選挙の前になるのか、後になるのかということですけど、これで国会が発議しますと、その60日から180日後に国民投票が行われるわけですね。
国民投票で過半数を取れば、憲法が改正されるということになるというわけですね。
じゃ、憲法改正が、現実的になってくるってことですか?これだけの、3分の2を確保するということになると、これから来年にかけて憲法改正が現実的な政策の課題として、当然いろいろ議論されてくることになるんだろうというわけですね。
その憲法改正を目指す安倍総理ですが、この選挙戦をどのように戦ってきたのでしょうか?今回の選挙では安倍総理の演説に対してお前が国難とまで書いたプラカードを掲げる人の姿が見られたんですね。
一方、昨日、秋葉原駅前で行われた演説では、すごい!大勢の自民党支持者が会場を埋め尽くしたんですね。
私が驚いたのは、会場での日の丸の数なんです。
すごい。
そこで、安倍総理の疑惑を追及するプラカードを掲げた人が。
こうやって日の丸を押し付けて隠すというわけですね。
それでも安倍総理に反対するプラカードを掲げますと…。
こうした小競り合いがあちこちで見られたんですね。
こう、やっぱり、安倍総理大臣、選挙の遊説の最後はやはり験担ぎ。
秋葉原駅前で、演説をして選挙戦を締めくくると勝つという験担ぎがありまして、安倍さんあるいは自民党にとっての聖地、それが秋葉原なんですね。
当然、安倍さんに反対する人たちもそれをわかってるわけですからお前が国難と書いたプラカードをもって、押しかける。
そうすると、大勢の日の丸をもった人たちがそれを覆い隠して、安倍さんの目に入らないようにしているということが昨日、秋葉原で行われたということなんですね。
今回の国難突破解散なんですが、このときがやってきましたね。
自民党、安倍総裁とつながりました。
中継です。
安倍さん、こんばんは。
今回の選挙戦、現時点での結果をどのように評価していらっしゃいますか?まず質問にお答えする前に申し上げたいのですが、台風21号が接近をしており、被害も出ています。
国民の皆様におかれましては、自治体への避難情報に十分注意をしていただき、警戒をしていただきたいと思います。
政府としては、自衛隊による対応準備などですね、災害対策に万全を期しているところであります。
そこで、まだ結果はでておりませんし、各地で接線が続いています。
このように各地で接戦なのは、私を含め、私に対する厳しい目がということを肝に銘じなければと思っておりますし、今回の選挙に対して、謙虚に向き合っていきたいと思います。
しかし、街頭演説をしておりますと私どもの政策、子育て政策あるいは子供たちに対する投資には大変関心を持って聞いていただきましたし、街頭には学生のみなさんや、あるいは、お子さんを連れたお父さん、お母さんたちもたくさん足を運んでいただいたと思っております。
そもそも2012年の第2次安倍政権発足の当時は危機突破内閣という言い方されていましたね。
そして今回は国難突破解散と名づけられました。
毎回、危機をあおっているような印象を受けるんですが。
私どもが、2009年、政権を奪還した際は経済は低迷しており、若い皆さんがどんなにがんばっても、なかなか就職できない状況でありました。
行き過ぎた円高で工場は海外に出て行って、ついていけない中小企業はですね、店を閉めるしかない。
あるいは、日米同盟が危機的な状況にあったわけで、まさにこの目の前のききを突破しなければならないというのは事実だったんだろうと思います。
そして今回の選挙は、1つは北朝鮮の脅威。
これはこれまでにない大きな脅威といってもいいと思います。
そして、もう一つは少子化。
今まさに手を打たなければ、手遅れになってしまう。
待ったなし。
まさに私は国難だと、こう思ったわけです。
北朝鮮情勢に関しては2012年とはだいぶ状況が変わりまして、これについてはわかるんですが、たとえば少子化あるいは子育て支援ということになりますと、これは、それこそ2012年からずっと日本が抱えていた大きな課題、問題ですよね、その点でいいますと、現時点で国難だということには非常に違和感を覚えるんですが、前からずっと続いてきた問題ではないんですか?これは待ったなしのわけでありまして、ある意味ではですね、人口減少に対してまさに私たちは、初めて本格的に対応していくわけであります。
その意味においては今年の末にそのパッケージをまとめなければ完全に手遅れになってそして、その財源を私たちはお示しをして、消費税の使い方を思い切って変えていくということを含めて、そのパッケージについて国民の皆様にお示ししながら、支持を得て、そして大胆に大きな改革を行っていきたいと、思っています。
選挙戦のかていでですね、出てきた日本経済の大きな問題して、聞こえますか?ちょっとなかのアナウンスがあって聞こえなかった。
花つけで…。
もう一度改めて申し上げます。
経済の点でいいますと、この選挙中にですね、神戸製鋼、あるいは日産自動車、次々と社内での不正が発覚していますよね?日本経済に対する信頼が大きく損なわれてきているんじゃないかと今、たいへん大きなニュースになってます。
安倍総理は、かつて神戸製鋼に身をおかれていました。
その立場から、神戸製鋼の今の不正をどのようにご覧になっていらっしゃいますか?私もかつて神戸製鋼でですね、工場勤務もしておりました。
そこでは、クオリティコントロールをしていく、いわば品質をですね、職場で大変皆さん、忙しいなかで、知恵を出し合い、いかにですね製品を出すかということに皆さん、汗を流していました。
それが、日本のものづくりの強さだったんだろうなと、誠実な責任感をぜひ取り戻してもらいたい思っています。
それこそ、選挙が終わったあと、そういう日本を代表するような不正の問題、これについても当然、取り組まなければいけない課題になりますよね?これについては、経済産業大臣を中心にしっかりともう一度ですね日本のすぐれたものづくりを取り戻す、また失った信用を取り戻すべく政府とあるいは産業界一丸となって取り組んでいきたいと思っております。
今回の選挙をうけましていよいよ憲法改正論議が本格化するということになるんでしょうか?やはり、ご自身が総理の間に、憲法改正をなしとげたいというお考えはあるわけですね。
憲法改正については、進めていくうえにおいてはリーダーシップも必要でありますが、同時に国民の皆様の理解が進まなければ、最後は国民投票で決めますから、そう簡単な話ではありません。
そのためにもまずは、国会において、なるべく多くの方々に賛成していただけるように努力をしていきたいと思います。
与党だけでできるとは思っておりません。
特に今回は改憲勢力等、政党がほかにも多くの当選議員を出しています。
そういう人たちとの交渉連携も考えていくというでしょうか?中継が切れてしまいましたね。
ぎりぎりまで会見いたしました。
皆さん、お聞きになってどうだったでしょうね?峰さんいかがですか?僕が気になってるのは森友学園・加計の問題なんですけども、そのこともちょっと、どういうふうにこの選挙で、これがみそぎになってしまうのかということも聞きたかった気もしますけど。
それで言うと、その当時に国会なんかでの答弁の様子と比べると、非常に丁寧にお話になっているなという印象がありました。
東さん、いかがですか?表情が結構、厳しかったですよね。
さっき、二階さんは笑ってみたというのもありましたけども。
安倍さんは、ちょっと厳しめ表情というのが厳しめでしたね。
続きましては野党各党の代表との中継ですね、池上さん。
そうですね。
先ほど、バスツアーでも使った図をですね、これで改めて野党の関係をおさらいしておきましょうか。
ちょっとかなり、きびし目の絵ですけれどもね。
民進党としては、党としての勢いがなく沈没寸前ということになっています。
小池さんが希望の党を結成した。
新しい船だ!というわけで民進党は小池さんの船へ向かおうとしたんですが、選別と言われてしまい、その結果、多くの議員たちは無所属あるいは立憲民主党という旗を掲げて、たいへん、いかだのような状態になりましたけれども。
これでなんとか立ち向かっていこうとしたら、特に立憲民主党に関しては、ここでだいぶ力がついてきた、勢いが出てきたということになりますね。
中継、いけそうですね。
それでは、野党の皆さんとの中継ということになります。
立憲民主党、枝野代表、そして民進党、前原さん、共産党、志位委員長です。
よろしくお願いします。
まず枝野代表にお話を伺います。
選挙結果をどのように受け止めてらっしゃいますか。
立憲民主党に投票していただき、ご期待をいただいた皆さんに心から感謝を申し上げたいと思いますし、また今までの政治をかえると、永田町の内側を向いてうえからやっていた政治を変えると今までの政治の外側から国民に寄り添った政治を進めていくために、これからもがんばっていきたいと思っておりますのでこれで終わりではなくて、ここからスタートですので、ぜひ立憲民主党と一緒に多くの皆さんに、今回、立憲民主党に投票していなかった方も含めてですね新しい民主主義を始めるために一緒に歩んでいただきたいと思います。
枝野さんはリベラル保守という言い方をしてらっしゃいますよね。
現実の政治では、保守とリベラルというのはこれまで正反対の概念と受け止めていた人も多いとおもいますが、リベラル保守ってなんですか?保守とリベラルは、対立概念ではないと、むしろ今までが非常識な区分をしていたというふうに思っています。
リベラルというのは多様性を認めて、寛容で、そして政治が一定の社会の公平のために役割を果たすと。
日本の社会っていうのはもともとリベラルなんで日本の社会の伝統を守ろうと思えば、リベラルになると。
これはむしろ一体です。
私どもは右とか左っていう時代は終わったと。
うえからの政治なのか、草の根からの政治なのか、日本にある政治の対立軸は右・左ではないと。
そのことを訴えて、一定のご理解をいただいたと。
今回に関しては全国各地で共産党の人たちが、候補を立てなかったり、あるいは選挙運動を担ったりということで、これから、共産党との関係をどうしていくのかということも問われると思いますがいかがですか?私は、要請のあった7項目について、これは最優先で進めるべきだと。
ということで市民連合の皆さんと一致し、これにあたっては、この7項目について一致をしている政党がいわゆるつぶしあいをしないようにという要請をいただいて、できる範囲で対応させていただきました。
共産党さんは、われわれ以上に厳しい選択をされるなか、そうした声にお答えしていただいたことには、敬意と感謝を申し上げたいと思います。
この7項目については国民の皆さんとの約束でもあるので、しっかりと実現できるようにガンバっていきたいと思っています。
では、続いて前原さんにお話を伺います。
前原さん、もともと野党第一党の党首で当選したはずが、なんか枝野さんの党よりも下回るというそういう情勢になっていますね。
どう見てらっしゃいますか?私が代表になってから、まだ52日しかたってません。
今日が52日目でありまして、解散の中で、私の選択肢は野党共闘路線をとるのか、あるいは小池さんを含め、手を結ぶのか、どちらかであったのですが、私は今の北朝鮮情勢、ミサイルを発射し、また核実験も行う、そしてこれから中長期で中国と、どうつきあっていくのかと。
影響力の拡大する中国と、どうつきあっていくのか、日米同盟っていうのはどの政権が日本を引っ張っても、日米同盟っていうのは大事だということであります。
しかしながら政権選択の中で日米同盟は認めない、破棄だと言っておられるところもありますしまたわれわれは消費税というものは、これは大切なものであるというふうに思ってますので、私は与党四党の共闘というものには乗らなかったということであります。
ただ、民進党がまるごと希望の党にいけるのかなと思ったら、そうならなかった。
緑のたぬきに騙されたんじゃないか。
いかがですか?だまされたとは思っておりません。
たとえば選別にという言葉については、はじめの報道がひどすぎたと思っていて、そして一部新聞で流れたものというのは、枝野さんも含めて、それは交渉していく中で、どうやって、希望の党に公認していくかプロセスでありまして、はじめ流れた政策協定書とか、排除をするリストっていうのは、あれはまったく私からすると不本意なものが流れて、そして流れが作られたと私は感じております。
それにしてもですね、前原さんが民進党の代表になられたとき、民進党には本当にいろんな考え方の人たちがいらっしゃいましたよね。
そのご自身とは考えの違う人を切り分けるためにこういう形にすると、うまくいく、そんな思いっていうのはあったんでしょうか?それはないですね。
私は、枝野さんと代表選挙を戦わせていただいて、私は野党四党の合意文書は見直しも含めるということを申し上げました。
はじめから民進党の代表になったときに、私はたとえば9条解約の反対とか、あるいは政策協定、何もしてないのに選挙区の調整をするいうことについては見直すということを申し上げて、それで代表になったわけですからそのことについて誰かを念頭において、あるいはどなたかのある勢力を念頭において排除する中で、これをやろうとしたことは、ございません。
現在も、民進党の代表でいらっしゃいますね。
しかし、参議院の民進党からは、前原さんの責任を問う、解任を求めようというそういう動きもあるようです。
ご本人はそれについてはどうお考えですか?選挙結果は真摯に受け止めなくてはいけないと思いますし、私には当然、責任があると思っております。
これを主導したものですので。
あとは参議院の皆さん、そして中央組織、今後どうしていくか、選挙結果がさだまった段階で、皆さん方と話をするなかで今後ベストな形をどう思っているかということをあるタイムスパンで決めていきたい。
ということは責任をとってご自身で辞任をするという選択もあるんでしょうか?現在は考えておりません。
ただ、私は今後、希望の党との活動を共にしていこうと。
これは私自身が、皆さん方にお願いしたことでありますので、たとえば会派については希望の党と私は組ませていただこうと思っておりますし、タイムスパン。
これは、どのくらいの期間なのかわかりませんが、希望の党に合流するという前提で私は、今、考えています。
ただ、参議院の皆さん、地方組織、これをどうしていくのか。
あるいは、党職員の皆さん方のことも含めて、これは一定責任がある。
今、投げ出すことが私は責任あるかたちではないと思っています。
わかりました。
枝野さんは中継の時間が、ここまでということになりました。
ありがとうございました。
共産党の志位委員長、今回、立憲民主党がのびた、そのぶん、共産党の票が伸びなかったのではないでしょうか。
票をとられてしまったということがあるんでしょうか?これは今、開票の途中ですから、結果見ていきたいと思います。
同時にですね、先ほど枝野さんもおっしゃっておられたように、今度の選挙は、共闘という体勢で戦いました。
市民連合の皆さんと7項目の合意をしまして、選挙区調整も行って戦いました。
そういう点では、立憲民主党が大きく躍進して、市民と野党の共闘勢力、全体としては議席を大きく増やしたということは大変嬉しいことだと考えております。
共産党にしてみるとですね共産党の応援あっての立憲民主党であるというかたちで、これから立憲民主党への影響力をさらに強めていく。
いってみれば、公明党が自民党に対して影響力を強めていくのと同じような構造を考えていらっしゃるのかなとも思うんですが、いかがでしょうか?そういうことというよりも先ほどいったように7項目の合意があります。
ですから、この合意を実行するためにお互いに力をあわせていくことではないでしょうか?ただ、今度の選挙で私どもとして候補者の一本化、野党と市民連合のみんなで協力して、候補者の一本化。
67の小選挙区で候補者をおろすとさぁ、このあとは、パリにいる、小池さんとの中継ということに。
皆さん、どんなこと聞きたいでしょうね。
東京都知事としての国際会議、環境問題に対する国際会議の出席。
前から決まっていたことだというわけです。
今回の劣勢をどのように思ってらっしゃるかっていうのを聞きたいですよね、いちばん。
つながりましたでしょうか?パリにいる希望の党、小池代表です。
よろしくお願いいたします。
よろしくお願いいたします。
小池さん、ボンソワール。
そちらだとまだボンジュールの時間でしょうか。
反応があるかと思ったら、反応がないですね。
かなり神妙な顔をしてらっしゃいます。
今回の結果、かなりダメージですか?これは有権者の皆様方の厳しいご判断だというふうに受け止めたいと思っています。
本来ですと、安倍政権、政治に対する、不満や不安の受け皿と言うことを目指しておりましたけれども逆にこちらが希望の党に対する不満につながってしまった、こういったことについては深く反省をいたしております。
それにしても、いちばん肝心なときに日本にいない、パリにいらっしゃるわけですね。
やはり都知事と国政の二足のわらじをはくと、こういうことになってしまうんじゃないですか?これからも。
今は私が代表でございますけれども、今回の国政選挙をふまえて、これから結果が出てまいりますのでこの勝ちあがった皆さん、そして、今回、ほんとに努力してこられた皆様方と話し合って、国会での代表を決めて、そして、それによって、国政による皆様方と運営というかたちにいたします。
現在は片肺飛行という形になっているのは選挙がございましたので、そういった少々違う形になっているのは、しかたがないのかなと思っておりますが、その次に今回の選挙を踏まえて国政におけるこの運営ということを進めていきたいと考えております。
ということは、これから希望の党の代表を降りるということ。
これもありうるということですか?ちょうど日本維新の会で大阪、松井府知事が、ご努力され、そして府政と国政と、うまく連携をされて進めておられると思います。
例えば大阪万博の件などはやはり国政に代表が議員がおられるということも、これ、ありだというふうに思っております。
そして国会の代表として片山虎之助先生を抱いていらっしゃる。
そういうかたちで進めていきたいと思っていますが今回はとにかく衆議院選挙という、議員を決める選挙でございましたので現在は片肺飛行ということになります。
ただこれから、皆さんと今後の国会運営というのを決めていきたいと思っています。
そうすると、今後、国会議員のなかから、その代表を決め、小池さんはそれを背後からコントロールするという構図になるんじゃないですか?それくらいの力があればいいんですけれども、そういう意思はまったくございません。
むしろ国政と都政がうまく両輪のようになって、進んでいくことが、お互いのプラスになってくると考えております。
それから、やはり私は都政をお預かりして改めて改革すべきところはたくさんあって都のほうで改革すべきものとそれから国との間で改革をするところ。
例えば金融の業界などはまさしくそういった部分がおおございますので、そういった意味で、国政の代表の国会議員の方が活躍してくださるというのは両方にとってプラスだと考えております。
希望の党に入る段階で憲法改正について賛成と意思確認をしました。
安倍総理が憲法9条に自衛隊を入れるという方針を打ち出していらっしゃることについて、これは賛成ですか?反対ですか?基本的に、まずは憲法論議をするという一石を投じられたんだと思います。
これは、これからの国民が主体でございますのでまさしく国民的な議論を進めていくべきだというふうに考えております。
いろんな議論があって、しかるべきだと思っております。
ありがとうございました。
中継のお時間切れました。
ということなんですが、これは、国政での代表を選びなおすということにそういうことですね。
新たに選ぶ、当選した人の中から選ぶということですよね。
今回、予想獲得議席が51ぐらいでしたか。
そのうち元民進党の方はどのくらいなんでしょうか?これが大半を占めているということですね。
とくに希望の党で初めて選挙に出るという方は地盤はありませんから、これまで支持者もない運動してくれる人もいないということになってますから。
もと民進党ということですね。
そうですね。
当選した方たちは。
そのほとんどがそういう人たちと。
その方も元民進党ということになりますが、野田佳彦前総理との中継です。
こんばんは。
野田さん、それこそ民進党がまとまって希望の党に行くというときに三権の長はご遠慮願いたいと言われたら、離党者のまたくぐりはしないとこういう言い方をされました。
その誇示からおとりになったんだろうと思うんですが、それをしなくてよかったということですね。
結果的にはしなくてよかったということですが、決断したときは、政党の後押しもなく裸一貫で背水の陣は大変だろうなという厳しい決意でのぞみました。
それは、ほかの民進党の議員の方々の中にも、それこそ苦渋の決断で無所属での立候補を決断をした方々が大勢いらっしゃいましたね。
そういう人たちの決断、あるいは動きをどのように、ごらんになっていらっしゃいます?無所属で決断した仲間は、基本的にはすんなりと希望の党に入っていこうという思いにならなかったと。
筋を通したいという気持ちが強かったんだろうと思いますね。
一方で、希望の党に行った人も、全員集まった総会で代表の提案を受け入れたということでそれに従う人たちということで、こういう分断が起こったことはほんとに残念だと思います。
これからになるわけですが、立憲民主党がかなり議席を伸ばした。
これからの国会の中で、元民進党の無所属の人たちと連携の動きというのは当然出てきますね。
そのなかで野田さんはどのような役割を果たそうとお考えでしょうか?まずは無所属で、現時点で20名近く当選をされてきていますので、そういう皆さんと、よく意思疎通をしながら、対応を考えてまいりたいと思います。
私ども今回、あの総選挙で強く感じたのは与党も野党もさまざまな政策言ってますが財源論が明確ではありません。
財源なくして政策なしだと思うし、財政再建を先送りしているということは安倍政権にとっては、私はいちばん許せないことなんですね。
そういう問題意識、軸を持った仲間を増やしていくことが私は大事だと思っています。
総理のときに、とにかく財政健全化路線というのを打ち出したわけですけど結局権力を失ってしまうと、なかなかそれを実現することができませんね。
おっしゃるとおりで、ただこれは、口頭間の合意でやったことなので基本的にはその精神は守っていたけれどもって思っていました。
そうでないということが明らかになりましたのでだとすると、裸一貫無所属で戦いましたが、そのへんももう1回、議論を盛り上げていきたいと思います。
安倍さんに裏切られたというおもいですか?残念です。
わかりました。
ありがとうございました。
野田佳彦さんでした。
皆さん、どうごらんになりましたでしょうか?峰さんは?厳しいですね、無所属になるとね。
これから本当にどのようにしていくかっていうのはちょっと気になるところですね。
ちゃんと見ていかなきゃいけないなと思いますね。
無所属で当選をした方々というのはこれからどうなるのか。
元民進党って大勢いますからね。
続きましては、池上さんが大阪へ行ったんですね。
政治家のあるべき姿について本音トークです。
大阪心斎橋へやってきました。
すごい人ですよ。
にぎわっているんですけど。
ほら、ここでございます。
訪れたのは、路地裏にある串カツ専門店。
待っていたのは、大阪のおばちゃんたち。
大阪のおばちゃんから熱烈な歓迎を受けた池上。
今の政治についていよいよ激論開始です。
どうなんですか、そのへんは。
話題に出てきたのは同じく東大法学部卒業エリートの女性2人。
政治家としてどちらが許せない?本当に申し訳ありませんでした。
弁護士との不倫疑惑を週刊誌に報じられた山尾志桜里候補についてこんな意見が。
私は不倫なんか、これは許されへん。
やっぱりね。
我が子をおいて、お泊りにいってるっていうのは、ちょっと私は母親としては理解しがたいものはある。
週刊誌で、秘書に対して暴言などのパワハラをしていたと暴露された、豊田真由子候補については。
バカヤローとか、お前、ハゲとかいって人を侮辱してるやん。
秘書やったら何言うてもいいか。
それはおかしいやろうと、まず人間としてのあれを言うてから言えよ。
不倫は、言うたら、旦那さんが不倫したら嫁は旦那、ぐーで殴っていい。
世間はそんなたたかんでええと思う。
豊田さんの場合は人間性?政治家として許せないのは、豊田候補が4人、山尾候補が2人という結果になりました。
続いて、もっとも注目された女性政治家について大阪のおばちゃんは。
都議のときは、ジャンヌ・ダルク的なかっこいいと思ったんですけど、できる女って感じした。
できる女やったね。
希望の党を立ち上げたり、なんかこの人は何がやりたいんだろうって、すごく、ずるがしこさみたいなしたたかさ。
厚化粧の下にさしたたかさがあるのよ。
違うよ。
厚化粧には触れんといて。
党首の方が横文字ばっかりでしゃべられるからね。
すきですよね、小池さん横文字。
あれはなんで使うんですかね?では安倍総理については。
東京もあります。
でも、大阪のほうがすごい思ってると思う。
その土地見てるし。
たしかにそうですよね。
身近やから。
不祥事があっても、安倍さんの加計問題があっても株価は下がらないじゃないですか。
それ、やっぱり経済政策がある程度うまくいってるから。
アベノミクス。
じゃあ、大阪にお住まいの皆さんに、これを伺いたいと思います。
地元のこの人どうですか?橋下徹氏から日本維新の会を引き継いだ松井代表について。
ちょっとのあべのハルカスかもしれないね。
どういうことですか?東京で全然知られてない。
たぶんVTRここでバン終わりやねん。
これな。
忌憚のない意見がたくさん出てきましたね。
ストレートだからわかりやすいですね、大阪の方はね。
全然、テレビカメラとかビビんないもんね。
思ったことをしっかりね。
そのとおりって感じですね。
自然に、ボケとつっこみをやるんですよ。
千里子さんは?あの中、入りたかったなと。
なんか、ずけずけ言っても、あんまり爽快でいやみがないですよね、聞いてるほうも。
エマさんは?あそこまではっきり皆さんご自身で意見を持っててブレてないところが、ちゃんと議論になるのもいいですね。
私はこう思う、あなたはこう思うってリスペクトシあっててすごい楽しかったです。
山尾さんに意外と寛容でしたね。
そうですね。
このハゲに比べたらね。
ここからは、ポスト安倍を考えていきましょう。
有権者、そして政治記者が選ぶ次のリーダーとは?番組恒例、政治記者アンケート。
永田町の裏側を知る記者たち100人が、本音を暴露。
更に、一般の方1000人に聞いた次の総理は誰?東京1区。
立憲民主党の海江田万里候補。
得意の漢文にこめた思いは憲法9条の改正反対。
武力は戦争を抑止するためにあるという意味です。
だが、何か不安が。
民主党の代表だった前回の総選挙では落選。
海江田候補、政党はいったいどこなのか?混乱する有権者。
その東京1区、海江田さんですけれども大変な接戦になっています。
自民党の山田さんと競っている真っ最中。
まだ結果が出ていないですね。
これは、ほんとに激戦ですね。
昨日、特に秋葉原で安倍総理が最後に山田さんの応援に入った。
力を入れているわけですが、激戦ですね。
海江田さんの東京1区ですが主要政党では、自民、希望、立憲の3党が激突したということになりこちらその3党のポスターですね。
今、出ています。
峰さんは東京1区にお住まいでしたよね。
新宿ですので、東京1区です。
ということで、実は今回も峰さんに、投票先を発表していただくことになりました。
恒例なんです。
すごい。
日本じゃあんまりいないですよね、テレビで発表するって。
テレビで発表する人は、まずいないです。
毎回ありがとうございます。
それでは、今回、私、こういうことになりました。
ごらんいただきましょう。
海江田万里さんと、立憲民主党ということで。
小選挙区は海江田さん、比例は立憲民主党。
今回の解散ということ自体がちょっと自分の中で、ちょっとどういうことなのということで、やはり自民党が強すぎるのでちょっとここは野党にがんばってもらいたいということで海江田万里さんと立憲民主党。
しかも立憲民主党はなんとなく皆さん思うんですけど、なんとなく判官びいきみたいでね、本当にいじめられていじめられてっていうところをちょっと応援したいというね、私も古い人間なんで、そういうのが出てですね、今回は、こういうふうにしました。
だいたいこれまでは、小選挙区に入れている人と、比例代表の政党が違いましたね。
いつも非常にバランスをとっていたんです。
でも今回は、どっちかがびしっとしないといけないと。
やはり野党にはちょっとがんばってもらわないとっていうことで今回はこのようにさせていただきました。
判官びいきと。
日本人ですね。
発表ありがとうございました。
開票速報、続けてまいります。
公示日前日。
福井市内で行われていたのが自衛隊のパレードです。
隊員たちが目もくれず通り過ぎたのが彼らの元上司、防衛大臣を辞任した福井1区、自民党、稲田朋美候補の事務所です。
しかし、本人の姿はなく翌日、街宣車で稲田候補が議席の防衛に出動しました。
その福井1区ですが稲田さん強いですね。
当選です。
地元では圧倒的な強さですね。
その稲田さんをこちら政界山の模型で見ていきましょう。
この山を登る人もいれば、下りる人もいますね。
稲田朋美さんは政調会長や、防衛大臣に抜擢されて、安倍総理にクレーンで一気に引き上げられました。
6合目あたりまできましたかね。
しかし、PKO部隊の日報問題で明確な答弁ができなかった。
また、都議選で応援の際の失言というのが重なりまして事実上、更迭となりました。
ということで、ふもとまでおりてきてしまいましたね。
再び2合目に戻ったと。
安倍総理としては、日本で最初の女性の総理大臣として、稲田さんを考えていたといわれているんですが、振り出しに戻ったという感じですね。
引き続き、開票速報まいります。
千葉7区、自民党の斎藤健候補。
8月に農林水産大臣に就任しました。
そんな斎藤候補は石破派に所属しています。
千葉7区。
野党が林立している選挙区なんですが斎藤さんが、当選確実ということになっています。
やはり野党林立は漁夫の利をしめすというところもありますし現職の農林水産大臣というのは強いということなんでしょうね。
その斎藤さんと中継がつながっています。
斎藤さん、当選確実おめでとうございます。
ありがとうございます。
今回の選挙結果、安倍政権が信任されたというふうに受け止めているということですか?まだ結果が全部出ていないので、今、判断するのは早いかもしれませんが、過半数を取ったということは引き続きやれということなんじゃないかなと思いますが、ただ、私も選挙中に感じたんですけれども相当、自民党に対する批判も多かったんで、謙虚と緊張感、これから持っていかないといけないと思いました。
今回は大臣としての選挙ですね。
これまでと比べて、大臣としての選挙活動というと、やはり違いっていうのはあるんでしょうか?やっぱり、応援に行く機会が多かったものですから自分の選挙区を留守にして選挙をするのは初めてだったので辛かったですね。
それから一方、大臣だからということできてくれる人も少ないということで、結構しんどかったです。
それにしても、当選3回で入閣というのは、たいへん自民党のなかとしては早いですよね。
そうですね、驚きました。
斎藤さんは、石破派です。
安倍さんにしてみれば、石破派崩しのために石破派から大臣に引っこ抜くというかたちで、石破崩しに使われた、そんな思いありません?それは、私はよくわかりませんが、ただ4年間、農政改革やってきたのでその延長戦でですね仕事をさせてもらっているというような、そういう認識ですね。
先ほどの演説で石破政権ができたときにはという言い方しています。
安倍政権の次はなんとしても石破政権を誕生させたいという思い?批判になりますが、相対的によくやっていると。
これが長く続くっていうことは、いいことだと思ってます。
未来永劫じゃないので次の政権の準備もしなくちゃいけないと。
そして、そこに石破さんがいて、次の政権をいい政権にするために今から努力も並行してやっていきたい、そういう気持ちです。
わかりました。
ありがとうございました。
斉藤さんにお話を聞きました。
石破さんを支えて総理にしたいという思いが出ているんでしょうかね。
池上さん、よろしいですか?入ってきました。
元農水大臣、自民党の西川さん、栃木2区、落選ということになりました。
西川さん、比例も出ていませんからこれで落選決定となります。
元農林水産大臣の西川さん、落選です。
特にTPPをめぐってもね、農民票を離れるというのもありましたけれども、こういう動きもあったということですね。
さて、続いては番組恒例のポスト安倍アンケート企画です。
番組では有権者の方1000人に緊急アンケートをとりました。
安倍総理の次に総理大臣になってほしい人は誰でしょうか?では10位から2位までいっきに発表します。
こちらです。
ということで、いろいろな方いらっしゃるんですが8位には岸田文雄さんが入っていますね。
そして6位には立憲民主党の枝野幸男さん。
5位、小池百合子さん。
そして、4位に橋下徹さん。
3位、石破茂さん。
2位、小泉進次郎さん。
このような結果になっています。
小泉進次郎氏をしのぐ人は、1位は誰だと思います?ぜんぜんわかんない。
ダントツで進次郎さんなのかなって思ってたら。
枝野さんも入っていましたしね。
303人が選んだ1位はこちらでした。
誰もいないだったんですね。
これ、前回もそうでしたよね。
そうだったんです。
いまだに1位が、誰もいないという、大変悲しい結果になっている。
宮澤さん、どうですか?誰もいないっていうのは今の政治不信のすべてを表しているような気がしますね。
どこにも投票したくないし、誰も総理になってほしくないっていうと既存の政治の形がやだっていうことにもなりますよね。
そして2位にランクインしたのが、小泉進次郎さんだったんですが、その小泉さんに自身の人気について池上さんが聞いてきました。
それにしても、あちこちいろんな場所に応援に回らされて。
なるほど、そういう言い方するわけですね。
池上彰の総選挙ライブですが画面の左下に先ほどから、池上さんが監修しました政界悪魔の辞典というのが続々と登場しています。
今度は特ダネについて。
自力でとるものも権力者から教えてもらうものもあると、こういったものが続々と出ていますのでこちらもお楽しみなさってください。
さて今回ですが、政治記者100人にも次に総理大臣になってほしい人を投票してもらったんです。
一般の方のアンケートとまったく違う結果が出たんですね。
こちらご覧ください。
9位が、野田佳彦さん。
そして、同じく9位に9位に谷垣さんが入ったんですね。
谷垣さん、今回立候補をとりやめたんですが、それでも谷垣さんの名前を書きたいという記者たちがいたということなんですね。
立候補しないと宣言したあとにとったアンケートだったにもかかわらず入っています。
そして7位に小泉進次郎さん。
更に前に進みまして、4位には枝野幸男さん。
3位、河野太郎さん。
2位、石破茂さん。
そして1位になったのが、岸田文雄さんでした。
その岸田さんと中継です。
岸田さん、こんばんは。
岸田さんにお話を聞く前に、一言申し上げておきたいんですが、実は先ほど安倍総理大臣とのテレビでのインタビューの最中に、自民党として花付けがはじまりまして安倍さんとのやりとり、声が聞こえなくなってしまったんです。
本来、テレビ局との中継のときには、そういうことをしないということがルールだったはずなのがきわめて異例だったと思うんですね。
こちらと安倍さんとのやりとりがうまくいかなかったということについて、きわめて異例のことだったと一言申し上げておきます。
それはご迷惑をおかけしたならばこれはお詫びをお詫びを申し上げなければならないと思います。
わかりました、岸田政調会長を総理にしたいという記者アンケートでは1位なんですね。
一般の人に聞くと9位なんです。
実は小池さんや枝野さんより下なんですが。
8位ですね。
しかし、プロに聞くと、1位。
このギャップどうお考えですか?評価っていうのは、自分でやるものではありませんので、その周りの方がどう見られるか私が分析するのはちょっと難しいと思いますが、この政治記者、プロの方々が評価していただいてるということは、光栄に思いながら、まず自分自身、より高めるべく努力をしなければならないと思います。
つまりプロの記者たちは岸田さんのことを高く評価している。
次の総理候補、しかし一般の人がなかなか知らないっていうことは、岸田さん、あえて目立とうとしないのかなというふうにも見えるんですが。
かえってめだってしまうといろいろと妨害が入るので、あえて静かにして安倍さんからの前条を待っているんじゃないかとも見えるんですが、いかがですか?あえて目立たないようにしているなんてことはありませんし、前条を考えてるということもありません。
私の生き方として与えられた仕事、これをまず、しっかりつとめあげることを大事にしています。
将来の評価ポスト、これは、今現在、努力した結果であると思っています。
一つひとつ積み上げが大事だと思っています。
つまり今、与えられた仕事を一つひとつ確実にこなしていけば、やがて展望が開けてくる、こういうお考えでしょうか?展望が開けるかどうかはわかりません。
今、与えられた仕事をしっかりすることが評価にもつながるでしょうし、次の立場にもつながるかもしれない。
ただ、今与えられた仕事すらできなければ、先はないと思っています。
今、こういう状態ですと、安倍さん、来年、さらに総裁の任期があと3年ということになりますと、それこそ次の総理、総裁ということになると、4年近く待たなければいけなくなるということになりますが。
まず、今回の選挙は国民の皆さんに政権を選択いただいた選挙でした。
われわれは安倍総裁を先頭にこの選挙、たたかったわけですから、この結果において、ありがたい結果をいただいたらまずは、安倍総裁中心に安定政権を作るべく努力をしなければならないと思っています。
来年の秋に自民党総裁選挙が予定されていますが今から1年先の話、今の時点で何か申し上げるのは控えなければならないと思っています。
そうですか。
安倍さんのもとで、選挙に勝った、だから、次も総裁選挙で安倍さんを支持するという発言が出るのかなと思ったらそういうことはおっしゃらないということですね?1年先のことは今の段階では申し上げるべきではないと思っています。
なるほど、1年先には、どうなるかわからないとおっしゃるわけですね?はい、そのとおりです。
わかりました。
ありがとうございました。
岸田文雄さんでした。
1年先はわからないと。
びっくりする発言ですね。
次の総裁選には?そこはね、そこまでは言わないにしても、これはちょっと予想外。
かなり踏み込んだ、ご発言と思いますね。
それでは、小島瑠璃子さんを呼んでみましょう。
どちらにいるんでしょう?こちら今、霞ヶ関にいます。
日曜のこの時間ということもあって、人間は私とスタッフさんだけです。
そしてこちら、解散を安倍さんが決断したきっかけになった2つの問題を担う省庁を。
まずは財務省ですね。
そして、あちらご覧ください。
日曜のこの時間ですがまだ明かりがついています。
財務省といえば、消費税を管轄する部署です。
今回の選挙で使い途が大きく変わるため、今も昼夜問わず、中で官僚の方々が働いているという状況です。
そして、私、今、歩いて交差点、あちらの交差点に向かっていますが、あちらの交差点をはさむ反対側には外務省があります。
外務省といえば、北朝鮮問題を担う象徴ですよね。
今はですね、ほんとに緊迫している状況ですので海外との時差があるところでも逐一連絡をとりあえるようにこちらも明かりがついている状況となっています。
もうすぐ見えてきます。
今はですね、アメリカと韓国の担当部署が、交代で24時間体制で働いていらっしゃるということです。
あかりがついていますね、こちらも。
ということで、こちら。
そうなんですね、池上さん。
これ、昔だったら本当に昼夜を問わず仕事熱心ですばらしいって言われたんですが、今、働き方改革がいろいろ言われていますからね。
日曜日のこんな時間まで働いている。
外務省はこれは、交代で当然しようがないんですけど。
財務省は、そんなことでいいのかっていうことにもなりますよね。
そのような問題も出てきてしまいますよね。
なんといいましても右は消費税の財務省。
そして、左には北朝鮮問題の外務省、そして、この2つの省庁をはさむこちらの道路の先が国会につながっているんです。
その国会に立つ私たちの代表を決める総選挙、そういう意味でも今回の総選挙いかに大事だったかが見えてきます。
池上さん、以上です。
はい、ありがとうございました。
こんな台風が近づいている雨の中、小島さんから中継していただいて。
小島さんの働き方改革はどうなのか。
ありがとうございました。
それにしても、峰さん。
安倍総理、そもそも消費税の増税分の使途を変更するといって、国難危機突破解散と名づけて、解散しました。
多くの人が忘れているのでは。
そうだったのかなと、今、こじるりが、あそこから言ってて、そうか消費税からと。
めだってなかったですよね。
選挙の大きな争点のはずなんですが、どうも目立たなかったということです。
このあとは、私たちのお財布に直結する消費税について、こちら、小泉進次郎さんに聞きました。
例えば、僕がずっと言っている、消費税の10%に上がるときの軽減税率、この問題を、僕はおかしいと思ってる。
これおかしいとおもいます。
これはね、ずっと訴えていきたいと思います。
だって、池上さんも新聞にいろいろ書いてますけど、新聞の主張を国民の皆さんに伝えるうえで。
国民の7〜8割が新聞読んでて、これは食べるものと同じくらい日々欠かせないものだから、これが増税されたら困るっていう声があるんならわかります。
新聞社はそう主張していますね。
逆じゃないですか、事実は。
どんどん新聞読まなくなってきてる。
そういったこと考えたらね、僕はおかしいと思う。
「池上彰の総選挙ライブ」。
ここからは、どうなる消費税ということで池上さんが解説をします。
再びこちら、日本政界の近未来カレンダーを見ていきましょう。
池上さん。
消費税のスケジュールなんですけども。
2019年の10月に10%に引き上げる予定ということなんですが、ただ安倍総理は今まで消費税の引き上げを二度延期していますね。
延期するたびに、それをいいかどうか国民の意見を聞くといって選挙の争点にしていえるということがあります。
今回の選挙もその消費税の今度は使い途について考え直すというのが理由だったんですね。
こちらご覧いただきましょう。
今回の選挙でも、消費税の使い途をかえようとしたんですけれど、当初は、消費税を10%に上げた増収分のおよそ5兆円のうち、5分の4、4兆円を借金の返済にあてるというふうになっていたんですが、そこを見直したんですよね。
およそ半分を少子化対策などの社会保障の充実に当てるということにしました。
そうなりますと、このあと消費税はどうなっていくんでしょうか。
実は、自民党のなかに税調、税務調査会といって自民党として、税金をめぐる政策の取りまとめ役というそういう会があるんですね。
そこの税調の会長の宮沢洋一さんと中継です。
宮沢さん、こんばんは。
よろしくお願いします。
参議院議員でいらっしゃいますが、ご自身の選挙とは関係ないんですけれどもこの夜遅く、ありがとうございます。
安倍総理が消費税の使い途の変更の提案をしました。
これまで自民党の中で、これについて議論ありませんでしたよね?この使い道については、実はあまりきっちりした議論がこれまでやらてこなかったことも確かですし、今回もやられなかったというのも確かです。
それこそ自民党のなかできちっとした議論がないまま、いきなり自民党の総裁がこれでいくんだっていって、選挙をするというのは、たいへん違和感を覚えるんじゃないですか?決め方としては、若干、もう少し議論したほうがよかったなという気持ちはあります。
特に、このままでいきますと、国の借金がどんどん増えていきますよね。
それでいいのかという、当然、宮沢さん、そういう思いがあると思うんですが。
借金が増えていくといった意味ではマイナス効果ですけれども、しっかりした使い途に使っていけば将来的には効果はプラスになってくる。
その辺が、おそらく使い方をばらまきでないように、しっかりした使い方にするっていうのが、おそらく、これから我々がやらなきゃいけないことだと思います。
今回の選挙で自民党が有権者の支持が得られたというふうに総括するとなりますと、じゃあ使い道を子育てなどにあてていこう。
そのためにはどうすればいいのかという今度は具体的な策といいますか、それを、これから検討していくということなんでしょうか?そこがいちばん大事なところでやはり、ばらまきといわれるようなことは決してやってはいけない。
そして格差の問題というのが世界的にもここ数年たいへん問題になってきていますからその観点から、将来的に経済成長につながるような使い方ができるかどうかということがこれからのわれわれの役割だと思っています。
特に例えば高校の授業料の無料化など実は、かつて民主党政権がそれをやろうとしたら、自民党が猛反発してましたね。
結局、自民党も同じことするんじゃないですか?やはり格差というものが見過ごせないことになっていることはたしかだとおもってます。
一方で、これからしっかり議論しないといけないのは、たとえば3歳、5歳の全員無料化といってますが私は個人的にいうと、高所得者にそこまでやる必要はないなと思ってますが、そのへんもしっかり議論いていかなきゃいけないと神棚に祈りをささげる1人の政治家。
比例九州、希望の党の中山成彬候補です。
過激な発言で知られ、これまで韓国との国交断絶、北朝鮮への先制攻撃などタカ派の筆頭といわれています。
その中山さん、夫婦でですね、希望の党へ、日本のこころへ移ったんですが比例単独で出ています。
まだ当確は出ていない状況です。
当確でました。
失礼、出ました。
当選確実が出ました。
実は中山さんとですね、お話を聞く予定だったんですが、全国的に希望の党が苦戦しているなか、当選の弁を語るのは控えたいと。
これは何ですか?ここでご本人が出てきて記者会見の予定で、こうやってテレビ東京のカメラが待ち構えていたんですけれども。
本人が現れない。
マイクが置かれたままになっている。
「池上彰の総選挙ライブ」。
いかがだったでしょうか?坂下さん。
今日も池上さんの黒いものが私は楽しかった。
ばっさばっさ、きってもらって。
楽しかった。
これは選挙番組かってくらい楽しかったです。
宮澤さんどうでしょう?正直、祖父が生きていたころ、最初から最後まで選挙番組をずっと見ていたことってなかったんですがこうやって主演してみて、いろいろとドラマが起きているものだなと改めて感じましたし、すごく勉強になりました。
それでは池上さん、最後にメッセージをお願いします。
今回の選挙は、特に野党が離合集散する過程で、一人ひとりの政治家の資質、更には、人としての生き方が問われました。
また選挙戦では異なる意見を持つ人を排除する動きが目立ちました。
演説会での小競り合いもたびたび目撃しました。
社会から寛容さが失われていくことは日本の将来を考えるうえでたいへん気がかりなことです。
今回、政治勢力が憲法観をめぐって、三極に分かれたことは有権者にとってはわかりやすい構図になったともいえます。
これにより多くの人が政治に関心を持つきっかけになればと思います。
明日の日本を支えるのは、有権者である私たちなのですから。
おつきあい、ありがとうございました。
2017/10/22(日) 19:50〜23:48
テレビ大阪1
TXN衆院選SP 池上彰の総選挙ライブ 1部[字][デ]
池上彰の総選挙ライブはさらに進化!投票した人もしなかった人にも、楽しめる、これまで見たことがない選挙特番!
詳細情報
番組内容
池上彰が政治家に鋭い質問で迫り「無双ぶり」を発揮。さらには「候補者の面白プロフィール」、どこまでも追いかける「池上バスツアー」等々…これまで築いてきた“分かりやすく家族皆で楽しめる池上選挙特番”に今、危機が迫っています。それは各局に真似され始めたから…そこで先日、池上彰&テレ東の報道局が知恵を絞って、過去のヒットを超える企画を思いつきました。
番組内容2
それは何なのか…番組開始すぐにわかります。池上彰の総選挙ライブはさらに進化!投票した人もしなかった人も楽しめる、これまで見たことがない選挙特番を目指します。
出演者
【キャスター】
池上彰、大江麻理子(テレビ東京キャスター)
【サブキャスター】
大浜平太郎(テレビ東京キャスター)
【アシスタント】
相内優香(テレビ東京アナウンサー)
出演者続き
【ゲスト】
峰竜太、宮崎美子、東貴博、坂下千里子、小島瑠璃子、宮澤エマ
番組内容3大阪
大阪19選挙区の開票速報を独自のキーワードをつけて紐解きます。
単なる当選、落選だけでなく、背景や意味が「そ〜だったのか!」と
分かります。テレビ大阪の総力を挙げて取材した注目区の14日間、
そしてあの場所からの中継など盛りだくさんでお届けします。
出演者(大阪)
庄野数馬(テレビ大阪アナウンサー)
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