自民が圧勝 立民が躍進し野党第1党に

自民が圧勝 立民が躍進し野党第1党に
第48回衆議院選挙は22日に投票が行われ、自民党は単独で選挙前議席に迫るとともに、公明党と合わせて、憲法改正の発議に必要な全議席の3分の2を上回る312議席を獲得して圧勝しました。
一方、野党側は、立憲民主党が選挙前の3倍を超える議席を獲得して躍進し、野党第1党になることが確実になりました。
第48回衆議院選挙は22日に投票が行われ、台風21号の影響で離島から投票箱を開票所に運ぶことができず、議席が確定しなかった小選挙区の沖縄4区と佐賀2区、それに、比例代表九州ブロックの2議席の合わせて4議席を除く、461議席が決まりました。

▽自民党は、追加公認した3人を含めると、小選挙区で217議席、比例代表で66議席の合わせて283議席、
▽立憲民主党は、小選挙区で17議席、比例代表で37議席の合わせて54議席、
▽希望の党は、小選挙区で17議席、比例代表で32議席の合わせて49議席、
▽公明党は、小選挙区で8議席、比例代表で21議席の合わせて29議席、
▽共産党は、小選挙区で1議席、比例代表で11議席の合わせて12議席、
▽日本維新の会は、小選挙区で3議席、比例代表で7議席の合わせて10議席、
▽社民党は、小選挙区で1議席、
▽日本のこころと新党大地は、議席を確保できませんでした。
また、▽無所属は、自民党が追加公認した3人を除いて、小選挙区で23人が当選しました。

この結果、自民党は単独で選挙前の284議席に迫るとともに、公明党と合わせて、憲法改正の発議に必要な全議席の3分の2の310議席を上回る312議席を獲得して圧勝しました。

公明党は、神奈川6区で議席を失うなど、選挙前の34議席を確保できないことが確実になっています。

安倍総理大臣は「与党に過半数を与えていただいたということは、安定した政治基盤のもとに政治を前に進め、結果を出せという国民の声だと考えている。その期待に応え、1つ1つ結果を出していくことに全力を尽くしていきたい」と述べました。
一方、野党側は、立憲民主党が、選挙前の3倍を超えるとともに、衆議院で予算を伴う法案を提出できる51議席を上回る54議席を獲得して躍進し、野党第1党になることが確実になりました。

希望の党は、選挙前の57議席を下回ることが確実です。

立憲民主党の枝野代表は、記者会見で、「国民の声をしっかりと受け止める仕組み作りを勝ち上がった仲間と一緒に早急に進めていきたい」と述べました。

一方、希望の党の小池代表は記者団に対し、「安倍一強政治に対する受け皿と考えていたが、残念ながら、受け皿というより、むしろ皆さんからの批判をいただく対象になったことは、悔やんでいるところがたくさんある。今回は完敗ということをはっきり申し上げたい」と述べました。

共産党は、沖縄1区で前議員が当選し、小選挙区の議席を維持しましたが、比例代表で議席を前回より半数近く減らしました。

日本維新の会は、選挙前の14議席を下回ることが確実です。

また、自民・公明両党と憲法改正に前向きな希望の党、日本維新の会の獲得議席は、全議席の4分の3を上回りました。
自民が圧勝 立民が躍進し野党第1党に

自民が圧勝 立民が躍進し野党第1党に

第48回衆議院選挙は22日に投票が行われ、自民党は単独で選挙前議席に迫るとともに、公明党と合わせて、憲法改正の発議に必要な全議席の3分の2を上回る312議席を獲得して圧勝しました。
一方、野党側は、立憲民主党が選挙前の3倍を超える議席を獲得して躍進し、野党第1党になることが確実になりました。

第48回衆議院選挙は22日に投票が行われ、台風21号の影響で離島から投票箱を開票所に運ぶことができず、議席が確定しなかった小選挙区の沖縄4区と佐賀2区、それに、比例代表九州ブロックの2議席の合わせて4議席を除く、461議席が決まりました。

▽自民党は、追加公認した3人を含めると、小選挙区で217議席、比例代表で66議席の合わせて283議席、
▽立憲民主党は、小選挙区で17議席、比例代表で37議席の合わせて54議席、
▽希望の党は、小選挙区で17議席、比例代表で32議席の合わせて49議席、
▽公明党は、小選挙区で8議席、比例代表で21議席の合わせて29議席、
▽共産党は、小選挙区で1議席、比例代表で11議席の合わせて12議席、
▽日本維新の会は、小選挙区で3議席、比例代表で7議席の合わせて10議席、
▽社民党は、小選挙区で1議席、
▽日本のこころと新党大地は、議席を確保できませんでした。
また、▽無所属は、自民党が追加公認した3人を除いて、小選挙区で23人が当選しました。

この結果、自民党は単独で選挙前の284議席に迫るとともに、公明党と合わせて、憲法改正の発議に必要な全議席の3分の2の310議席を上回る312議席を獲得して圧勝しました。

公明党は、神奈川6区で議席を失うなど、選挙前の34議席を確保できないことが確実になっています。

安倍総理大臣は「与党に過半数を与えていただいたということは、安定した政治基盤のもとに政治を前に進め、結果を出せという国民の声だと考えている。その期待に応え、1つ1つ結果を出していくことに全力を尽くしていきたい」と述べました。

一方、野党側は、立憲民主党が、選挙前の3倍を超えるとともに、衆議院で予算を伴う法案を提出できる51議席を上回る54議席を獲得して躍進し、野党第1党になることが確実になりました。

希望の党は、選挙前の57議席を下回ることが確実です。

立憲民主党の枝野代表は、記者会見で、「国民の声をしっかりと受け止める仕組み作りを勝ち上がった仲間と一緒に早急に進めていきたい」と述べました。

一方、希望の党の小池代表は記者団に対し、「安倍一強政治に対する受け皿と考えていたが、残念ながら、受け皿というより、むしろ皆さんからの批判をいただく対象になったことは、悔やんでいるところがたくさんある。今回は完敗ということをはっきり申し上げたい」と述べました。

共産党は、沖縄1区で前議員が当選し、小選挙区の議席を維持しましたが、比例代表で議席を前回より半数近く減らしました。

日本維新の会は、選挙前の14議席を下回ることが確実です。

また、自民・公明両党と憲法改正に前向きな希望の党、日本維新の会の獲得議席は、全議席の4分の3を上回りました。