タイ旅行の3日目は、朝から象乗りツアーへと向かった。
ツアーと言っても、例のごとく二人だけだったんですが!
これがめちゃくちゃ楽しくてこの旅一番の思い出になった。写真いっぱいで振り返る象乗り日記である!
カオラックの開放的なタクシーに乗って動物園へ
迎えに来てくれた運転手さんとともに、この風をいっぱいに感じられる開放的タクシーに乗って動物園へ。
私のウエストはどこへ行ったんだろう、という写真である。
象乗りができる動物園(?)へ到着したよ
ジャングルみたいな道を抜けると、象たちが休んでいる広場に出る。このあいだ、吉祥寺の自然文化園に行ったら象のはな子がいた場所も空っぽ、寂しくなったなぁ。たくさんの象さんにテンションが上がる!
象の背に乗るため、階段を上る。
象たちはのんびりとくつろいでいたよ
こう改めて象という動物を見ると、とても不思議な形態である。人間の中でも美醜や老化があるが、こんなふうに鼻が伸びてくることはないわけで、我々はつくづく小さなことを気にしているのである。
一本シワが増えようが、少々肌がたるもうが、たいしたことではない。謎に勇気をもらう私であった。
草を食べている象に見惚れる
このとき初めて、象のお食事姿を近距離で見てしまったんですが、その造作がとにかく見事だし食べる瞬間の表情がキュートなのでぜひ見てください。
か、かわいすぎやしないか1?
そしてこんな巨体なのに草だけで生きてるということもまた地味に衝撃である。ベジタリアンのトップ。雑食の夫はとても食費がかかるというのに…
いよいよ乗ります!
緊張の瞬間。前日にバンニャンマーケットで買った短パンが入らなかったという誤算により、スカートで象乗りである。
ちゃんと座ることがあってよかった。
これは登山!?想像以上の急勾配をどんどこ登った
象の上から同じような死ぬほど写真を撮ったんですが、ぜんぶ見事にブレていた。えっとつまり…
めちゃくちゃ急勾配であった。
私は平坦な広場をぐるっと一周して終わりだろうな〜と勝手に予想してたんですが、え?これは登山?タイ人のスタッフさんが「Elephant trekking」と言っていたが、なるほど確かにトレッキングである。
簡単に言いますと…
めちゃくちゃ怖いッ!
スピードも速いし急勾配、ぬかるみや大木が掛かっていてここ渡れるの?という場所も象の大きな足でぐんぐん進む。
振り落とされまいと、夫と二人ぎゅっと手すりにつかまっていたが、それにしても象が間違って転んだら我々の命はないわけで、とにかくこの象に運命を握られている小一時間なのである。
とはいえそのスリルも相まってめちゃくちゃ楽しい。途中には木立がとても綺麗なところもあったし、
お気に入りの草を見つけたのか、象が必死で食事を始めてしまい、一同じっと待っている時間もあった。スタッフさんが叱咤するのであるが、象の方も真剣に食べ続けていた。猛烈ベジタリアンである。
下山は夫が先頭になって、二人で進んだよ
降りるのもめちゃくちゃ怖かったんですが、やっぱり楽しい!
象から降りたスタッフさんがいく先々でたくさん写真を撮ってくれました。いつも一人ずつの写真しかないので、ありがたや。
それにしても、最後に渡したお礼のチップが足りなかったのではないかと帰国して2ヶ月経った今もドキドキしている小心者の私である。チップってほんと難しい。日本みたいにぜんぶ料金に含めて欲しい・・・
象さん、ありがとう
最後に不思議な記念撮影。
象さんの肌に触ったのも、生まれて初めてだったなぁ。
デザートを食べて、カラフルな園内を散策したよ
象から降りてキョロキョロしていたら、スタッフのおばさまのジェスチャーにより、デザートを食べることに。タイにはペットボトルじゃなくて、この不思議な入れ物に入った天然水が多い。
ホテルの朝食もだけど、パイナップルの切り方が可愛い。
「他の動物もいるから見てきなさい」的なジェスチャーにより、園内をちょっと散策してみた。
ジャングルみたいな道をゆく。ビタミンカラーいっぱいの夏色たち。
変わった植物に、目がさめるようなカラフルな鳥たちにうっとり。このあと鳥さんに痛い目に遭うことを知らず、私も夫も朗らかに笑っていたのであった。
鳥さん事件簿
いよいよ動物園(?)を後にする、最後のときである。
この色といいポーズといいまさに、クラスの目立つ女子。ギャルである。
見た目の派手さが自慢のこの鳥を、運転手のおじさんが夫の肩に乗せてくれた。
本当は派手な鳥を肩に乗せて写真撮影、めでたしめでたし、という流れのはずであったが、この鳥、夫のリュックサックに興味を持ったのか、どんどこ背中へ。
夫、恐怖に震える。
運転手のおじさんも最初は「まぁまぁこの子ったら…」という穏やかな雰囲気であったが、派手鳥は強情で全然どかないのである。ギャルを舐めてはいけない。夫、恐怖に震える。
手に負えなくなったおじさんはスタッフのおばさまを呼び、この気の強そうな二人の一大対決が繰り広げられた。おばさまはタイ語で鋭く罵り、派手鳥はときどきブワッと羽を震わせ威嚇する。
そのしたで、夫、恐怖に震える。
無事に退いてくれるまでの数分間、私がその一部始終を撮影しながら大爆笑していたことは、言うまでもない。
色白の地味子はおとなしかったよ
やっぱり結婚するならこういう子に限るよね。色白の薄化粧。実際いちばんモテるタイプである。
運転手のおじさんも得意げに腕に乗せていたし、
夫も晴れて鳥さんとのツーショットが撮れました。
よかったよかった。最後は象じゃなくて完全に鳥の話になっちゃったけど、そんなこんなでタイはカオラックの楽しい象乗り体験記でした。
このあとは、帰ってバンニャンビーチを見に行くよ!
Sweet+++ tea time
ayako
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