3話までの感想
というのはもちろん分かるんだけど
どうしようもなくポンコツのフォスが、悩んだ末に何か解決するわけでもないのに
何故か少しだけ良い方向に進んでいくのが面白い
そして本人はまるで気づいていない
個人差というより種族からして違う感じだから、これはもうどうしても埋まらない
そういった、どうしようもない溝は、工夫とか気の持ちようとかレベルアップとか修行とか
あるとすれば苦悩の末の慟哭や叫びが、お互いの関係に少しだけ風を吹かせる程度
フォスはやさぐれてしまっているが、散々喚き散らすお陰で周囲を引っ掻き回している(良い意味でも悪い意味でも)
結局大したことは解決しない気もするし、硬度3.5がどうにかなるわけでもないが
それでもほんの少し何かが変わる、と言う部分が愛おしいと思う
こういう話って中々書くのが難しそう、安易に解決でしてしまえないし
それが美しく仕上がってるのはなお凄い
心の躍動が映像に現れてるのは、ピクサーとかあそこらへんを彷彿とさせるね