あれこれやそれこれ

雑記系ブログのさらなる高みを目指すブログ

平成29年台風21号の話と昭和54年台風20号の思い出

台風21号のコースがこれに似てるのが気になる

今回の台風21号、雨風がすごいですね。まだ全然こっちには来ていないんですけど雨と風すごいんですよ。ニュースを見ていると東海あたりに上陸ですって。

f:id:masaki709:20171022173352p:plain

これ、気象庁の進路予想図。台風21号(2017年) - 日本気象協会 tenki.jp

朝方に東海地方のどこかで上陸、北東に進みながら関東を斜めに突っ切るかんじですね。このコース、昔見た記憶があるなと思ってたんですが、さっき調べたら思い出しました。昭和54年の台風20号。これ、号数まで記憶に残ってた苦い思い出。

昭和54年の台風20号

その台風20号は昭和54年の10月にやってきました。時期まで同じだったとは。

昭和54年台風第20号 - Wikipedia

コースの図がWikipediaにあったので貼っておきますペタリ。

f:id:masaki709:20171022173833p:plain

この台風は和歌山県の白浜あたりに上陸、上陸したときの勢力が

中心気圧965ヘクトパスカル、最大風速35m/s

らしいんですよ。で、今回の台風21号の勢力を調べてみました。上陸するおおよその時間で見てみたんですけどね。これ。

台風21号(2017年) - 日本気象協会 tenki.jp

f:id:masaki709:20171022174205p:plain

中心気圧955ヘクトパスカル、最大風速40m/s

上陸するのはほぼ同じくらいの勢力なの。コースとしては今回のものより西側(和歌山県)からの上陸なのでもっと縦断するコースとしては関東から離れていると思うんですけど、防風警戒域が広いから本当に気をつけてくださいね。

広告

小学生の感じた昭和54年の台風20号

ちょうどその頃というのは今や「爽やかなお兄さん」とよばれ(てない)ている僕がまだ小学生の低学年だったとき。その時の記憶をちょっと思い出してみました。

学校が途中で下校になったのか、授業が最後まであったのかが覚えていないのですが、集団下校したのを覚えています。家に帰る道を傘を必死で握って歩いていると大きな道の信号(三鷹市立五小交差点です)で伊藤先生が立ってたわけです。

「危ないから傘をさしてはだめ!!今すぐたたみなさい!!」

傘にしがみつくようにして歩いてた僕と友達はその時に傘をたたんでびしょびしょになりながら歩き出したんですけど、その後突風で何度も突風に飛ばされそうになって。

歩道から車の方に向かって何度も飛ばされそうになりながら家に帰ったのを覚えてます。あのまま傘をさして帰ってたら車にぶつかってたかもしれないなあって。あのとき傘をたたむように言ってくれた伊藤先生には今でも感謝してるけど、今でもお元気なのかな。

家に帰るとどんどん風雨が強くなってきて。

時間がはっきりしてないんですけど、父がまだ家に帰っていなかったので夕方か夜の早い時間だと思うんですが、2階の部屋の壁が崩れたんですよ。外からの風で壁がゆるんだのか土の壁(漆喰)がバラバラと。今思ったらスゴイんですけど、母がこたつの天板を穴のあいた壁に当てて押さえてたのを覚えてます。4人ちゃんと入れるサイズの天板を結構高い位置(窓ガラスの上だったはずなので)に当てるってすごい力・・・。

あれ、火事場の馬鹿力だったんでしょうねきっと。今の僕だったら全部僕がやるんですけど、当時小学生1年生か2年生の僕には何も手伝うことができなかったな・・・。

その後母なりに危険だと思ったのでしょう。僕と姉をつれてお隣の家に避難させていただいたんです。日本家屋だし壁が緩んだら天井崩れるかも、と思ったのかもしれません。

お隣さんがおばあちゃんとその娘さんのお二人ぐらしの家で、父が帰ってくるまで過ごさせて頂いたのを覚えてます。たしか父が帰ってきて、一緒に家に帰ったような。2階の部屋は畳までたしかどろどろになってしまい、台風が過ぎた後修理に来てもらったような。

2階がそんなことになったので1階も雨漏り。ほら、昔ドリフのコントとかで会ったと思うんですが、雨漏りすると下にやかんとか金たらいとかを置いてポトリポトリと落ちるしずくを受けるわけですが、あれもやりましたね。

コントだったらぽとりと落ちる音が楽しいんですが、あのときは妙に怖かったような。

台風第20号 昭和54年(1979年) 10月10日~10月20日

概要
 10月6日にトラック島の南東海上で発生した台風第20号は、12日には中心気圧が870hPaと、観測史上世界で最も低い気圧となるなど猛烈に発達した。 その後やや衰えたものの、非常に強い勢力を保ったまま西日本に接近し、19日朝、和歌山県白浜町付近に上陸した。 その後本州を縦断し東北地方から海上に出て、北海道東部に再上陸し、温帯低気圧に変わって再び発達した。
 この台風は大型で暴風域が広く、ほぼ全国を暴風域に巻き込んだ。 館山(千葉県館山市)で50.0m/s、網走(北海道網走市)で37.4m/sの最大瞬間風速を観測するなど全国各地で暴風が吹いた。19日には、静岡県石廊崎で8.24mの有義波高を観測した。 北海道の東部では漁船の遭難が相次ぎ、67名の死者・行方不明者が出た。

 

 そんな台風の思い出がこれ、昭和54年の台風20号でした。

台風情報には気をつけて!

さっきも友達とLINEしてたんですが、「東京の人って全然台風を警戒しないよね」って言われててそう言えばそうかもって。

コースもコースだし、今回の台風気をつけてほしいです。スマホを持っているなら警報などを通知してくれるアプリとかもあるし、ネットが繋がる環境なら情報は常に入ってくると思うので、避難とかが必要なら早めに動くのがやっぱり大事だと思うんです。

  • 用水路や川、畑などを見に行かない
  • 停電の可能性を考えて充電とかはいつも以上に。懐中電灯の場所をチェックしたり電池の残りなどは早めにチェック(マンションは停電するとポンプが止まるので水が止まることもありますよね)
  • ベランダに出ているポリバケツなどの軽そうなものは家の中に入れてしまうか重い物で押さえたり飛ばない工夫を。飛んだものがガラスに当たって割れたらそりゃもう悲惨なことになります。
  • 避難するときは知っている道をなるべくつかう(水がたまりやすい場所や見えない水路などがわからないことがあるので)

織田信長が子供の頃「うつけ」と呼ばれて城の外で遊び回っていたのは、父が治めている城下の地理や川の流れ、水の深さ、陣地を作る場合有利な場所を考えるなどの「フィールドワーク」だったと言われています(山岡荘八のネタかもしれませんけど)

普段からやっぱり避難場所のルートを考えておくとか、停電した場合などのことを考えておくのってやっぱり大事なんでしょうね。

とりあえず無事過ぎてくれることを祈ります。

emg.yahoo.co.jp

ちらっとでも見ておくといいかもしれません。時間のあるうちに。