『マンガで分かる心療内科』の原作に携わった精神科医・ゆうきゆう氏が、自身の経営する「ゆうメンタルクリニック」の19歳女性患者と肉体関係を持ち、女性が自殺未遂に追い込まれたと10月19日発売の『週刊文春』で報じられた。この一報にネットでは衝撃が広がっている。

記事によれば、精神的なトラブルを抱えていたA子さんは、ゆうき氏主催の心理学イベントに参加したことをきっかけに仲を深めていったが、氏の性欲を満たすために利用されるだけの関係だったという。昨年9月、18歳の誕生日当日に関係を持って以来、その後も体を求められる関係は継続。だが、ゆうき氏と交際しているという他の女性の影を感じると、A子さんの精神状態は悪化。「避妊してくれないことも多かった」ということもあり、リストカットなど自殺未遂を繰り返すまでになったという。

この一連の出来事を『週刊文春』に告発したA子さんは、思春期に摂食障害で悩んだこともあり、現在も抗精神病薬が手放せないなどメンタルにトラブルを抱えているとのこと。

『週刊文春』の報道を受けて、ゆうき氏の公式アカウントでは、「現在確認できる情報をみる限り、事実に反する内容が多分に含まれており、現在、法的手続を含め、対応を弁護士と検討しております」とコメントしている。

Twitterでは、今回ゆうき氏が文春砲のターゲットにされたことについて、

“漫画原作者も文春される時代なんか…”
“文春砲がうどんが主食に続いてネット有名人をターゲットに上げはじめたか”
“ゆうきゆうまで文春砲にやられるなんて、有名人は辛いな。”

と驚きを隠せないような声も散見された。

その他ゆうき氏に対しては「痴情のもつれ」「ハニートラップ」という声や、A子さんを中傷するユーザーには「二次加害」「セカンドレイプ」という言葉まで飛び出す事態となっている。

最近、『週刊文春』は芸能人だけでなく、テレビや雑誌には姿をみせない声優やネット有名人も“ターゲット”にしていることが話題になっているところ。ネットで情報を発信している著名人は、誰もがターゲットになりうるということかも。
(山中一生)

■関連リンク
カリスマ精神科医・ゆうきゆう氏が10代女性患者と不誠実な関係 | 文春オンライン
http://bunshun.jp/articles/-/4596

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