前回の記事を前編として、今日の記事を後編としました。
2つの記事で1セットです。
前回の記事
値段の付け方
メルカリは一度売れてしまうと、基本的にキャンセルできません。
従って値段は慎重に決めなければなりません。
同じような商品を検索してみて、それと同じくらいの値段を付ければいいのですが・・・
おススメはチョット高めの値段をつけておくことです。
実はメルカリにはかなりの数の転売屋さんがいます。
この人たちは新規出品される画面に張り付いていて、だれかが間違って安く出品してしまったものや、慣れてない人が安く出品したものを即座に購入してしまいます。そしてもっと高値で売却して利鞘を稼いでいます・・・
こういう人に購入されるとなんとなく悔しいので、値段を付ける時は慎重に、なおかつチョット高めで付けておくのが良いと思います。
ちなみに私は、出品して即座に購入されると、しまった安すぎたか・・・と悔しくなります。これはメルカリを利用している人によくあることで、メルカリあるあるの一つなのかと・・・(笑)
なおチョット高めの値段で出品しておいて、例えば数時間毎に100円程度づつ安くしていきます。そうすると適正価格になった時に売れますね。
そんなメンドクサイこと嫌だ、転売されようが売れればそれでいいという人は、最初から自分の思う値段で出品しても、まあOKだと思います。
ローカルルール
メルカリには暗黙の了解のような良くわからないルールが存在します。
それが初心者の方の参入の障壁になっているのですが、慣れてしまえばなんてこともないです。
ルールその1 「即購入禁止」の場合がある
商品の説明に「即購入禁止」と書いてある場合があります。
初心者には何のことか分からないのですが、これは「購入していいかどうか一言コメントで質問してから購入してね」という意味です。
そもそも出品しているのだから購入していいのが当たり前な気がしますが、「コメントなしにいきなり購入されると、変な人かもしれないから、コメントでまともな人かどうかを確認してから購入したい」という意味です。
逆に「即購入OK」と書いてあればコメントなしで即購入しても良いという意味です。
何も書いてない場合は、基本的に即購入して良いのですが、慎重な人はそれでも「購入してもいいですか」とコメントしてから購入する方もいます。
従ってあなたが出品した場合、商品説明欄に「即購入OK」と書いておかないと、「購入してもいいですか」というコメントを受けることがあり、なんでそんなこと聞いてくるのだろう??となる場合があります。
基本的に「即購入OK」と商品説明欄に書いておくのがいいかと思います。
ルールその2 「取り置き」と「〇〇様専用」
私はこのルールが嫌いなのですが、出品していると、コメントで「取り置きできますか」と質問受けることがあります。
これは「今すぐは買えないけど、もう少ししたら買うので、専用ページを作って欲しい」という意味です。
(なぜ今すぐ買えなくて、もう少ししたら買えるようになるのか私には分かりませんが?今はお金がないが、もうすぐお金ができるという意味なのかな?)
この「取り置き」にOKすると、「〇〇様専用ページ」を作って、その方が買うまで待つことになります。
しかしこれはローカルルールですので、〇〇様以外の方も購入できてしまいます。更に〇〇様も必ず購入しなければいけない強制力はないので、購入せずに逃げてしまうこともあります。
よく分からないですが、トラブルになりがちなので、私はこのルールは嫌いなのです。
商品説明欄に一言「取り置き不可」と書いておけばOKですね。
しかしメルカリで商品検索していると、この「〇〇様専用」がかなりたくさんあります。これは何のメリットでそうしているのか未だに良く分かりません。。
ルールその3 値下げ交渉
メルカリは値下げ交渉ができますので、コメントで値下げできませんかと聞かれる場合があります。
多少値下げOKなら応じる手もありますが、私はコメントでやり取りするのが煩わしいので、商品説明欄に最初から「値下げ不可」と書いておきます。
こうすれば値下げ交渉のコメントは来ません。
とりあえず出品するだけなら、ルール1からルール3まで覚えておけば十分です。
こんなのメンドクサイな~と思う方は、最初から商品説明欄に「即購入OK」「取り置き不可」「値下げ不可」と書いておけばOKです。
(もう少し柔らかく書くなら、「即購入歓迎します」とか、「取り置きには対応できません」とか、「値下げは致しません」などと書いてもいいかと思います〜)
こうすればコメントしてくる方も無駄な労力を使う必要がないのでお互いにいいのかと思います。
逆に交渉を楽しみたいという方は「値下げも交渉次第で応じます」とか書いておく方法もあるかと思います。
出品の前に用意する物
出品の前に一通り揃えておいた方が良いものです。安物で十分なので、ダイソー等でそろえておきましょう〜
A4封筒
ビニール袋
エアークッション(プチプチ)
梱包テープ
メジャー
はかり
A4封筒
らくらくメルカリ便ネコポスのサイズに合うものを選びましょう。
こちらがネコポスのサイズ・・・
最大サイズ31.2cm×22.8cm以内ですが、
注意したいのが最小サイズも23cm×11.5cmという制限があります。これより小さい場合も受け付けてくれません。。
このサイズに合ったA4封筒があればベストです。
ビニール袋
こういうやつです。
口がパチっと閉まるやつがベストです。ダイソーとかに売っています。
何種類かのサイズを揃えておくと便利です。
本など濡れると困るものは、これに入れて送りましょう~
プチプチ(エアークッション)
こういうやつです。子どもの頃誰もが一度は、プチプチ潰してあそんだあれです(笑)
なおプチプチはダイソーで買うと意外と高いので、普段から何か買い物をした際にプチプチが使われていたら、保管しておいて再利用するのがいいと思います。
アマゾンや楽天で何か買い物をしたとき、梱包にプチプチが使われていたら、ラッキー
と思うのもメルカリあるあるなのです。(笑)
CDや玩具など壊れると困るものは、これに包んで送りましょう~
その他(梱包テープ、メジャー、はかり)
こんな感じのものでOKです。どこかで買ったり家にあるものを使ったりしましょう~
売れた後にすること
めでたく商品が売れた後にすることもまとめておきます。
らくらくメルカリ便ならヤマト営業所、ファミマ、サークルK・サンクスのどこで発送するかを決めます。
最初はヤマト営業所に持ち込むのがベストかと思います。分からなくてもヤマト営業所の人がたいていは親切に教えてくれます。
コンビニの場合は慣れていない店員もいると思いますので、こちらもある程度慣れてからコンビニ持込を使う方がいいかと思います。
発送方法は公式サイトに詳しく説明がありますので、それを貼りつけておきます。
貼りつけると長く感じますが、実際はものすごく簡単です。
言葉で言うなら
1、スマホ画面でサイズを選択して、二次元コードを表示させる
2、ヤマト営業所にスマホと商品(梱包済み)を持っていき、ネコピットという機械に二次元コードを読み取らせる
3、送り状を印刷する
4、送り状と商品を店員に渡す。
これだけです。ヤマト営業所の人はたいてい親切なので、分からなくても聞けばOKです。安心ですね。
煩わしい宛名書きも不要なのです。便利ですね~
1点だけものすごく要注意なのが、2つ以上の商品を持ち込む場合です。宛名がないので、間違えて違う人に発送しないように注意が必要です。
この場合、鉛筆でうすく商品名を書いておくなどの対策が必要かと思います。全くの初心者の方は、まずは商品1つだけで持込した方が無難かもしれません。
(同じような商品を梱包した後で、どっちがどっちの商品か分からなくなったというのもメルカリあるあるで、誰もが一度は通る道です~(笑) )
なお、商品が相手に到着したら、相手がそれを確認して受取評価をします。
受取評価されましたという通知が来たら、こちらも相手を評価します。評価は「良い」「普通」「悪い」の3種類ですが、特にトラブルがなければ「良い」の評価になると思います。
ここまでで取引完了です。
商品代金から、メルカリ手数料10%と送料(ネコポスなら195円)を引いた分が売上金としてメルカリ内ににプールされます。
その他覚えておくと便利なこと
売上金の振込みについて
商品が売れると売上金がメルカリにプールされます。このお金で、メルカリに出品されている他の商品を購入することもできますが、やっぱりお金で振込んでもらいたいですよね。
前回の記事の冒頭で書いたように、一定額を貯めることを目標として、貯めたお金で旅行等楽しいことを行うのが、モチベーションを上げる方法ですからね~
この振込みには振込手数料210円がかかります。しかし1万円以上の売上金を振込みしてもらう場合は無料です。
従って1万円以上ためてから振込申請した方がいいのですが、売上金の振込期限は1年以内です。
このことは覚えておいて、1年以内に1万円以上余裕をもって稼ぐくらいのペースでやりましょう~
ポイント消化
例えば500円券面のすかいらーくお食事券が、500円で出品されていて、これが売れている場合があります。
もともと500円の価値のものを、500円で購入して何の意味があるのだろう?と不思議に思うかもしれません。
売上金とは別にポイントというものがあります。
メルカリでは不定期的に色々なイベントを行っています(例えば〇〇日までに、〇〇円まで売上た方に〇〇ポイントプレゼンとなど)
こういうイベントがわりと頻繁にあるので、それなりにポイントがたまります。
メルカリは売り上げの10%を手数料としてもらっていますが、これだけメルカリ人口が増えればかなりの利益を得ているのではと思われますので、その一部をポイントという形で還元して、更にメルカリ人口を広げようとしているのでしょうね~
ところで、このポイントですが、1カ月とか3カ月などの有効期限があります。その期限内に何かの商品を購入して使わないとなくなってしまいます。
ところが300ポイントとか、500ポイントのように少額しかない場合、特に買いたい商品もない場合もありますよね。
それでも期限までにとにかく何か買う必要がありますので、後々でも使えそうな金券類などを購入しようと考える人が多くなります。
そこで前出のすかいらーくの500円券などが500円でも、ポイント消化の為に売れることがあるのです~
よく商品説明欄に「ポイント消化にいかがですか」などと書いてある場合もあります。
いろいろと書きましたが、これだけのことを知っておけばもう十分ベテランの域かと思います。
基本は匿名配送らくらくメルカリ便ネコポスでA4サイズ、1kg以内の物を売ることですね~
ぜひぜひメルカリ初めてみましょう~