ヨーロッパの街並みが日本の大都市と比べると美しいのは、日本みたいに、ありとあ...

戦争で破壊された日本と、破壊されなかったヨーロッパ。
違いはそこだけ。

都市計画がしっかりしているか、しっかりしていないか、の違いです。
また、日本は新し物好き、構築と破壊を繰り返しています。建物の規制もなければ、個人主義。
欧州は規制が厳しく日本の発想とは全く違う。個人主義と言われますが、基本的に国の方針に従っているので統制がとれています。

ヨーロッパにもどこにでも広告や看板はあるし、日本以上に落書きもある。でもヨーロッパの場合は建物に歴史が生きていたり、建物の外観に統一的な美的な拘りを持っていたりするので美しく見える。でも目を凝らしてよくよく見ればボロボロだったり落書きだらけだったりするけど、遠巻きには美しい。まあお月さんのようなもんだな。

それも仰る通りだと思いますが、たくさんある理由の中の一つでしかないと思います。ヨーロッパが美しい理由を思いつくままに並べると次のようになりますが、裏を返せば日本はそうなっていないということです。

電線、電柱が全くないｏｒ非常に少ない/家の向きが一定方向/
壁や屋根の色が限定的/高さもある範囲で一定/屋根の勾配も一定/


何故そうなのか～突き詰めると個人も行政も景観に対する美意識が大昔から発達していて、それをベースに規制をかけ、守る、ということではないかと思います。


日本は経済成長一辺倒、効率至上主義、景観など頭の隅にもなく開発を進めた結果が醜い景観を招いたのです。日本橋という歴史ある橋の上に首都高が被さっているのは典型的な例です。


ご参考：
Google Mapで西欧の数か国、中欧の数か国をストリートヴューで観察してみると面白い発見があります。南に行けば行くほど電柱電線が多くなる。でも日本よりはマシとか。

それもあるかと思います。

東京とかニューヨークとかって、ただのコンクリートジャングルで、全く美しくないですよね？

ロンドンやブダペスト、プラハ、マドリッドなどは、“自然と融合”とでも、言いますか、「歴史／伝統」を重んじ、良い具合に都会化してますよね。

僕は、なぜ東京が日本の首都なのか、疑問に思ってます。
兵庫県か長崎県、京都府こそふさわしい、と勝手に思っています。