仕事行きたくないよ・・・
こんな風に思う時もあるでしょう。特に休み明けなんかは、そう感じる人も多いかと思います。そんな方の中には、無理矢理ポジティブに考えて「よっしゃー!!仕事頑張るぞー!!」と気合いを入れて乗り切ろうとする人もいます。
これ、もしかすると逆効果かもしれないよというお話です。
もくじ
嫌なことをするのに気合いは必要ない
スポンサーリンク
「気合い」を否定するつもりはありません。ただ、嫌なときに気合いで乗り切るのはどこかでしわ寄せがきて心身ともに疲弊するのではないかと考えます。心理学的にも「嫌なことに気合いは逆効果かも」と考えられています。気合いや根性論が苦手な僕のような人間にとっては嬉しい情報です。
「気合いで何とでもなるぜー!」というスーパーマンは、ここからの話にメリットはありません。ただ、僕のような嫌なことに気合いで乗り切るのに限界があると考えている人、過去に気合で乗り切ろうとして頑張ったものの結局疲れちゃった人には気持ちが楽になる情報です。
生理的覚醒による優勢反応の強化
心理学に【生理的覚醒による優勢反応の強化】という考え方があります。この考え方を簡単に説明すると「気合いを入れると本当の気持ちが強まる」ということです。つまり、好きなことはより好きになり、嫌なことはより嫌になるということです。
例えば、「会社にいくぞ!」気合いを入れれば入れるほど、「会社に行きたくない」という本当の気持ちが強まるということになります。
勉強でも同じです。「よし勉強するぞ!」と気合い入れると「めんどくさい。勉強やりたくない」という気持ちが高まるということです。嫌なことに気合いを入れるのは逆効果なんです。
ただ、「絵を描くぞ!」とか「ブログ書くぞ!」とか自分の好きなことに気合いを入れるとより気持ちが高まるので、良いことに「気合い」を入れるのは効果的です。
嫌なことは「とりあえず...」ぐらいの気持ち
「生理的覚醒による優勢反応の強化」を考えると、気合いも入れるのは本当にそれが好きでしたいことにだけにしましょう。
逆に、やりたくなことや嫌なことは「とりあえず...やってみる」ぐらいの気持ちで良いと思うのです。例えば「とりあえず、仕事に行ってみる」「とりあえず、参考書を1ページだけ読んでみる」「とりあえず、電車に乗ってみる」などです。
「気合いだー!気合いだー!気合いだー!」というのは好きなことに対しては有効的ですが、苦手なことや嫌なことに対しては逆効果ということを覚えておきましょう。
最後に
僕はどちらかというと内向的な人間なので「気合いで乗り切る」というのが苦手です。でも、嫌なことに対して逃げちゃダメだから「気合いだ!」と無理矢理、頑張っていた時期があります。
そうしたら、どうなったか。本当に疲弊してしまうのですね。それも「生理的覚醒による優勢反応の強化」で説明がききます。僕のような人間にとっては嫌なことに気合いは必要なかったんです…。
そう考えると気持ちが楽になりました。「とりあえず...」そんな風でも良いと思うだけで行動にも移しやすくなります。会社に行きたくないときも、難しく考えすぎずにサラっと乗り切りましょう。
InstagramMP(メンタルポイント)が回復するイラスト公開中です♪
今日のクエスト~LevelUpポイント~
● 嫌なことに気合いは必要ない!
● ただし、好きなことに気合いは効果的!
● 嫌なことは「とりあえず...やってみる」ぐらいで良い!