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2017/10/21

超小型ゲーミングPC「GPD WIN 2」リーク情報は本当なのか!?クラウドファンディングの開始時期・関係者への取材でわかったこと!【コラム】

GPD社(SHENZHEN GPD TECHNOLOGY CO., LTD.)から新製品として「GPD WIN 2」が発表される可能性が高まっています。「GPD WIN 2」のリーク情報(スペック・画像)が出回っているようですが、一部のリーク情報については、どうやらGPD社のWade Wang氏が提供したものと考えられています。正式な詳細情報は公開されていませんが、予想されるクラウドファンディング開始時期・関係者への取材でわかったことを見ていきます。



この記事内容はGPD社から正式に発表された情報ではありません。認識の違いや、仕様変更などによって大きく変わることがあるので、今後の考察・参考として読んでいただければと思います。

超小型ゲーミングPC「GPD WIN 2」とは


GPD社(SHENZHEN GPD TECHNOLOGY CO., LTD.)からは、最近では日常で気軽に使用できるUMPC(ウルトラモバイルPC)として「GPD Pocket」を発表しましたが、「GPD WIN 2」は、ゲームに関わる製品として発表された「GPD WIN」の次世代機です。
最近になってリーク情報(スペック・画像)が出回るようになりました。そこで予想されるクラウドファンディング開始時期・GPD社関係者への取材でわかったことを見ていきます。


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リーク情報を見ていく


最近になって出回っている「GPD WIN 2」リーク情報(スペック・画像)を見ていると、ユーザーが理想として描いている内容が含まれていたり、正式なリリース時期によってはスペックが大幅に変更されることもあるので、信ぴょう性がある情報とはいえません。なので、リークされているスペック情報については本記事ではほとんど触れません。
GPD WIN 2」のモックモデルと思われる画像1枚が公開されました。この画像はGPDファン(Youtuber)宛にGPD社のWade Wang氏が提供したものと考えられています。現在発売中である「GPD WIN」と比べるとキーボードのキー配置が変更になり、サイズが大きくなっています。ゲームプレイを意識しているのか一部のボタン・キー形状、カラーが変更されていることもわかります。
入力切替も「マウスモード」と「XInputモード」のみとなり、「DirectInputモード」が廃止されています。液晶を閉じた時にキーボードと接触しないように、左右に突起が付けられているのも確認できます。
ヒンジ部分を見る限りでは、現在発売中である「GPD WIN」というよりも「GPD XD」に近いデザインに仕上げられています。「GPD WIN」と比べると左右のアナログジョイスティック位置と、十字キー・ABXYキーの位置が入れ替わっていることも特徴です。位置を入れ替えた理由は、中央に配置した冷却システムの為だといわれています。
GPD WIN」ではコントロールエリアがマットなプラスチック素材でしたが、「GPD WIN 2」では、光沢があるプラスチック素材が採用されていることから、指紋が目立つのではないかという指摘がされています。現段階では「GPD WIN 2」の外装が金属製になるのか、プラスチック製になるのかは不明です。
その他の情報としては、現在発売中である「GPD WIN」よりも、大容量のバッテリーを搭載すること、新たにSSDを追加することができるM.2スロットを搭載する予定があるといわれています。


キーボードのレイアウト(キー配置)について


試作機段階のキーボードのレイアウト(キー配置)は下画像のようになっています。QWERTYキーボードが搭載されています。
GPD WIN 2」の試作機(実機)ではキーボードの右上・左上キーラベルの印字がありませんが、どうやら「INSERT/PrtScn」、「Xbox」キーを配置予定のようです。
キーボードにはバックライトは搭載しない予定とのことです。R3キーはなく、L3キーだけが配置されています。キーボードのレイアウト(キー配置)は大幅に変更される可能性があります。
キーボードサイズ・キーピッチは現在不明ですが、「GPD WIN」の縦方向へ丸みがあるキーデザインから、横方向へ丸みがあるキーデザインに変更されています。さらに一部のキー(電源ボタン、WASDキーなど)形状は特殊なキーデザインに変更されています。


I/Oポートのレイアウト(配置)について


I/Oポートのレイアウト(配置)については、試作品段階では下画像のようになっています。Micro HDMIとイヤホンジャックの下にM.2スロットを配置する予定があると噂されています。「GPD WIN 2」でもLTEは搭載されない予定です。
現在発売中である「GPD WIN」は、コントロールエリアのキーボードにR/L3ボタンが配置されていましたが、「GPD WIN 2」では本体後方へ配置されることになりました。
冷却システムが中央に配置され、排気口も後方中央へ配置されることになりました。
L2ボタンには、マウスポインタの移動スピードを速くする機能も割り振られています。
このレイアウトイメージを見るかぎり、現在発売中である「GPD WIN」よりも厚みがある本体に「GPD WIN 2」は仕上がることが予想されます。


GPD社関係者からの回答


GPD WIN 2」のリーク情報の正しさを確認するために、GPD社広報担当者・開発担当者に問い合わせを行いました。結果としては「GPD WIN 2」の話題については意図的に隠されている・回答しないという印象を受けました。また、GPD社製品の販売・修理業務を行っている国内正規販売店:DentOnlineShop(デントオンラインショップ)からは「計画がある」という回答しかGPD社から得られていないとのことです。
国内正規販売店:DentOnlineShop(デントオンラインショップ)では「GPD WIN 2」が一般発売となった場合に「GPD WIN」、「GPD Pocket」に引き続き取り扱いを予定しているとのことです。その他の専用アクセサリーの販売にも期待したいところです。


「GPD WIN 2」のクラウドファンディング開始時期は


過去にGPD社が正式に情報公開(プレス向け)を行った時期、クラウドファンディングを開始した時期をまとめてみました。過去のリリース時期と同じタイミングで情報公開をするのであれば2018年1月、クラウドファンディング開始時期は2018年2月が予想されます。

GPD製品のリリース時期について
製品名 GPD WIN GPD Pocket GPD WIN 2
情報公開日 2016年1月28日 2017年1月4日 2018年1月を予想
クラウドファンディング開始時期 2016年2月25日 2017年2月15日 2018年2月を予想
※「GPD WIN」、「GPD Pocket」のリリース時期に多少の誤差がある可能性があります。
現在は、海外クラウドファンディング(INDIEGOGO)への申請・プロモーション目的で試作機の製作が進められているものと考えられます。リーク情報どおりのスペックであれば「GPD WIN 2」の販売価格は、現在発売中の「GPD WIN」を上回るでしょう。多くのユーザーからは500ドル~600ドルでの販売が望まれていますが、それ以上の販売価格になりそうです。


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