本日は、偏差値40だった僕がセンター試験本番で数学ⅠA・ⅡBの2科目で満点(200点)に至った過程で感じたとっておきの秘訣をシェアしたいと思います。
でも、確かにこの受験生が言うように、センター試験の勉強方法を調べてると、数学に限らず多くの教科で、星の数ほど様々な「おすすめ勉強法」が紹介されています。
そこで、まずはこの記事を通じて僕が「受験生に伝えたいこと」をはっきりさせておくことにします。
センター試験で満点を取る秘訣の本質
この記事で伝えたいことは、センター試験の得点を上げる「おすすめの勉強法」ではなく、得点を次の段階に上げるために「必要な行動」について紹介していきます。
おすすめの勉強法については、先にも述べたようにもはや情報過多となっており、僕がおすすめする勉強法を敢えて記事にする必要はないと感じています。
そこで、ここでは勉強方法を検索しても、
- どの勉強方法が自分に合っているか分からない
- 実践しても得点に結びつかない
という受験生に取ってほしい「具体的な行動」について、自分の経験をもとに提示していくことにします。
センター対策模試の推移
どこまで信用してもらえるか分かりませんが、この記事を書いている僕がどんな受験生だったのか、どのように数学と向き合ってきたのか、それを知ってもらうことで、ここで紹介する方法の信頼度も上がるかと思います。
そこで、まずは僕の受験生時代の模試結果を紹介することにします。
センター対策模試結果:4月
この時点での数学の偏差値は「42.6」でした。 志望校の判定は、すべて「E」。
理系の国立大学を目指していたので、この模試を結果を見たときは「絶望」という言葉がぴったりの状況でした。
センター対策模試結果:8月
「絶望」からスタートした受験勉強でしたが、夏ごろには偏差値「55.8」まで上昇させることができました。 ただ志望校の判定は、まだ「D」判定。
結果につながり始めたことは素直に嬉しかったのですが、まだまだ先が見えない不安と戦う日々でした。
とはいえ、およそ5か月間で得点率と偏差値を大幅に上げる事ができたことは、とても自信につながりました。
センター試験では平均点越えを目指している方も多いと思いますが、そんな目標を持つ方に向け、僕がこの5か月間に平均点越えを目指して徹底的に取り組んだ"ある行動"については、後程じっくり解説していていくことにします。
そして、この偏差値「55」を超えてからは、それまでの5か月間やってきたことから違う考え方を持ち、取るべき行動を大きくシフトしていきました。
センター対策模試結果:11月
この時点での偏差値は、ⅠAでは60越えになるもののⅡBでは55程度のままでした。2科目合計の偏差値は「59.7」。数学以外の科目も伸び始め、志望校の判定は「C」にまで上がってきました。
この11月ごろの模試では、偏差値が60にとどかない教科と60を超える教科がはっきりと分かれるようになります。
このような状態になって、偏差値60を超えた教科でできていて、偏差値60にとどかない教科ではできていないことは何なのかを振り返ることができました。
この振り返りによって得たことも、後程解説していきます。
センター試験本番結果:1月
数学ⅠA・ⅡBの両科目で満点をセンター試験本番で見事取ることができ、5教科7科目の合計でも8割程度の点数を取ることができました。センター試験の自己採点をしながら震えたことを今でも覚えています。
センター試験を通じて学んだことは、
- 平均点(偏差値50)に必要なこと
- 80点(偏差値60)に必要なこと
- 満点を取るために必要なこと
はそれぞれ異なるということです。
特に、センター試験ではその違いを把握し、行動することで、短期間でも得点UPの効果が期待できる試験といえます。
以下では、この各段階に必要な行動について解説していきます。
記述模試の結果
一時期話題になったビリギャルは偏差値40上げて慶応大学に合格したわけですが、僕も1年間で偏差値30くらいは上げることができました。出版社の方、お待ちしていますよ。
冗談はさておき、数学という教科は他教科と違い、センター試験の範囲(ⅠA・ⅡB)と2次試験の範囲(ⅢC・現在はⅢ)が異なるため、その両方の対策を同時並行でやっていかなければいけません。
そのあたりのコツも後程解説していきます。
最終的に第一志望の某国立大に合格でき、そこに進学しましたが、その他受けた私立大学とその結果は以下のような状況でした。
-
早稲田大学(〇:一般)
-
上智大学(×:一般)
-
東京理科大学(〇:センター)
-
明治大学(〇:センター)
では、いよいよセンター試験でステップアップしていくために必要な各段階における具体的な行動を紹介していきます。
センター試験で平均点を取りたい受験生へ
まず、僕がセンター対策模試が30点台から平均点を超えるようになるまでに実践してきたことを紹介します。
センターで平均点を取る意味
年度 | 数学ⅠA | 数学ⅡB |
---|---|---|
H24 |
69.97
|
51.16
|
H25 |
51.20
|
55.64
|
H26 |
62.08
|
53.94
|
出典:大学入試センターHPより
センター試験における過去3年分の数学ⅠA・ⅡBの平均点を見てみてください。
これをみると、数学ⅠAは70点近い年もあれば、50点近い年もあり、不安定な状態が見て取れます。一方の数学ⅡBの平均点は、安定的に50点から55点の幅に収まっています。
これを見ると、安定して平均点をキープできるようになるには、数学ⅠAでは65点、数学ⅡBでは55点くらいを取ることを目指していけばいいことが分かります。
センター試験は得点分布が正規分布になるよう調整された試験ですので、数学ⅠA・ⅡBを受験するおよそ35万人のちょうど真ん中の成績を目指していくことになるわけです。
センター試験で平均点を取るための一般的な勉強法
確かに、基礎基本を徹底すれば、センター試験の点数は伸びると言われています。
ですが、センター対策模試で平均点を超えることができずに悩んでいる受験生にとって、この「基礎基本を徹底する」ということはそもそも難しいのです。少なくとも、僕はそうでした。
そこで、ここではセンター試験で平均点を取れずに悩んでいる方に取ってほしい具体的な行動を提示することにします。
センター試験で平均点を取るために必要な行動
センター試験で平均点を取るために、まず行動してほしいこと。それは自分の勉強を管理してくれる人を見つけることです。
「管理する」というと、ちょっと冷たい表現に感じてしまうのであれば、
- 勉強計画を立ててくれる人
- 計画通りできたら褒めてくれる人
と言い換えることもできます。
平均点を目指す偏差値45以下の受験生に足りないこと、それは「知識」ではなく「計画性」だと思います。
気が向いたときに気が向いたことをやってしまうのが、この時期でした。
得意な教科の得意な分野をやれば、問題もそこそこ解けますし、勉強しているという満足感が得られます。
しかし、平均点を突破するためには、狭い分野での得点力よりも広い分野で点数を稼いでいく必要があります。
平均点を目指すには、ここを乗り越える必要があるわけですが、なかなか勉強する習慣が身に付いていなかったり、自分の実力以上の問題集に手を出してしまったりする段階ですので、そこを見極め、アドバイスをしてくれる先生や友人に力を借りることをおすすめします。
受験生になるまでに自力で勉強と向き合ってきている方こそ、ぜひ他人を頼ることを覚えましょう。
そもそも勉強習慣が身に付いていないこともあるため、平均点を超えるまでは、徹底的に人を頼りましょう。
自分の弱さや分からないことを素直に認め、先生であったり、友人であったり、親であったり、誰でもいいので自分がやっていることが正しいかどうかの判断や、努力したことを褒めてもらいましょう。
他人を頼ることができれば、自ずと学力に返ってくるのがこの時期の特徴なのです。
センター試験で8割を取りたい受験生へ
平均点を超えることができるようになったら、次の段階(8割)を目指し、行動を変化させていきましょう。
センター試験で8割を取るための一般的な勉強法
その前に、まずはセンター試験で8割を取るために必要と言われている一般的な勉強方法を把握しておくことにしましょう。
センター試験で8割を取ることができれば、模試であれば偏差値60程度の学力に値します。
ここを目指すには、一般的には
- 実践問題集をこなす
- 問題集を1冊決めてやりきる
といったことが提示されています。
これはこれで決して間違った勉強方法ではありません。
ただ平均点を超えた方には、この勉強方法を取り入れる前に取ってほしい行動があるので、紹介します。
センター試験で8割を取るために必要な行動
平均点を超える前と後では、その教科に対する自信も判断力も変わってきます。
平均点を目指している段階での自己流と平均点を超えてからの自己流ではその威力が全く異なります。
もともと学力がそこそこあり、平均点はなんなく取ることができているのに、その後伸び悩む人がいます。
そうした人は、いつまでも自分で考えるということをしていない事が原因になっている場合があります。
センター試験で8割、偏差値で60を受験生として目指していくのであれば、いよいよ誰かに言われたことを実践していくだけでは苦しい状況になってきます。
僕の感覚ですが、偏差値55くらいまでは素直に他人の意見を聞き、行動していくことが求められ、そこからさらに伸びるには、いよいよ自分自身を見つめ、自分で考えることが必要になると感じました。
確かに、実践問題集やおすすめの問題集をやることは間違っていません。
ただ、なぜそれをやる必要があるのか、それを通じ、何を身に付けたいのかを考える必要が出てくるのです。
この点が平均点を目指している段階とは大きく異なります。
ちなみに、僕はこの時期ひたすら過去にやった模試の復習をやり続けていました。高校1年から3年生までの模試が取ってあったので、時間を測りながら、満点が取れるようになるまで繰り返し取り組みました。
1か月間ほど模試を繰り返すことで、8割を取れる場合と取れない場合でどこに差があるのかを考え、8割を取るために必要な分野に焦点を当て、そこに特化した問題演習をこなしていきました。
問題集を1冊決めてやり抜くことはとてもいいことだと思いますが、それだとすでに得点化できている得意な分野までやっていくことになります。
僕には時間が無かったため、こうした無駄を省くよう考え、行動したのがこの時期の特徴です。
センター試験で満点を取りたい受験生へ
センター対策模試で8割を超えるようになったら、最後のステージである100点満点を目指すステージに上がることになります。
満点を目指すにあたって、まず聞きたいとことがあります。
センター試験で満点を取るために必要な行動
日本で最難関と言われる東京大学でも9割あれば合格する可能性があります。というか、東京大学の場合、センター試験はそもそもそれほど重要ではありません。
つまり、センター試験で満点を取る必要性は全くないわけです。
そこで、マーク模試で特定の教科において8割取れるようになったのなら、
- 2次試験対策を進める
- 苦手科目対策をする
こうした行動を取っていく必要が出てきます。
ある教科で8割を取れるようになるためには、自分に合った勉強方法を探求し、自分自身と向き合い続けることが求められれます。
その過程で得た力は、2次対策や苦手科目対策に大いに役立つはずです。
8割を超えて、9割、満点を目指す以上に、苦手科目を8割に押し上げつつ、2次対策に時間を割く方が圧倒的に効率が上がるのです。
僕もそうでしたが、効率的な勉強が重要なことはよく分かってはいるんだけど、何となく意地もあって、得意な教科を極めていきたいと思ってしまいます。
そんな方に向け伝えたいことは、センター試験で満点を目指すためには、2次試験の筆記力を上げていく必要があるということです。
特に、数学の場合、センターの範囲と2次試験の範囲が異なることから、センター対策と2次試験対策が全く別物という捉え方をされる方がいます。
ただ、僕の考えとしては、この2つには通じるものがあるということです。
本当なら、具体例を挙げて紹介したいところですが、少々長文を書きすぎて疲れてきたので、その部分は割愛しますが、満点を目指していくからこそ、2次試験対策や苦手科目の知識を身に付けていくことが必要だと考えてほしいです。
センター試験対策におすすめのコンテンツ
僕が受験生の時代には無かったのですが、今もう一度受験生をやり直すなら、このスタディサプリは絶対に使っていると思います。
実際に、親戚の受験生に「理系科目を教えてほしい」と言われ、家庭教師的なことをやっているのですが、その子とはスタディサプリを使ったやり取りをしています。
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スタディサプリについては、こんな記事も書いているので、参考にしてみてください。
上でも言いましたが、平均点に届いていない場合は、スタディサプリがどれほど優れたコンテンツでも続かない可能性があるため、合格特訓プランがおすすめです。
センター試験まであと少し
本日は、センター試験で満点を目指すにあたって、置かれている状況別に「どう勉強するのか」という視点ではなく「どう行動するのか」について紹介してきました。
センター試験まであと少しです。この記事を読んでくれた受験生が最後もうひと踏ん張りするきっかけになってくれたら大変うれしいです。
もし勉強法やスタディサプリについて聞きたいことがあれば、お問合せもしくはTwitter(@sekkachi_papa)でご相談頂ければ、できる限り対応したいと思います。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。