集中力がまるっきりないこーにゃーです。皆さんは集中力ありますか?
私は好きなことには集中して取り組むことが出来るんですが、単純作業など、繰り返し作業などはなかなか集中することができません。
ブログに関しても、集中して書く日もありますが、だらだらと何時間もかけている時もあります。
しかしメンタリストのDaiGOさんの著書。「自分を操る超集中力」を読んで、集中力には容量があり、鍛えることで容量を増やせることができることが出来ると知りました!
集中力の源「ウィルパワー」
他の動物と人間の脳を比較した時に、大きく違う部分が前頭葉の大きさです。この部分は思考や感情をコントロールする力で、進化の過程で力を獲得してきました。
この力はウィルパワーと呼ばれます。
ウィルパワーには一定の量があり、集中力を使うたびに少しづつ消耗していきます。
そして、ウィルパワーの出どころは一つしかありません。
つまり、「書類作成」にも「家事」にも、使われるウィルパワーは同じです。
「家庭環境が悪いから仕事も上手くいかない」というのは、家庭でウィルパワーを消費してしまっているからなんですね。
ウィルパワーの出どころは一つ。仕事にもプライベートにも消費している
集中力を鍛えるアプローチ
鍛え方はごく簡単です。
日頃無意識にやっている行為を、「やらないようにすること」です。これは強い集中力が必要です。
アメリカの心理学者ロイ・バウマイスターは学生を三つのグループに分けました。
Aグループには常に姿勢をよくするよう指示
Bグループには食べたものをすべて記録するよう指示
Cグループには常にポジティブにいるよう指示
2週間後、集中力を試すテストを行った結果、一番ウィルパワーが強化されたのはAグループでした。
姿勢を保つ行為というのは、普段なかなか意識しない行動です。いつの間にか猫背になったり肘をついたり、足を組んでいます。しかし「姿勢に気を付ける」を意識することで無意識の行動が強く認識されます。
無意識の行動に気づき、改めるという行動を繰り返せば繰り返すほどウィルパワーを鍛える事が出来ます。
他にも利き手と逆の手を使って歯磨きをする等、普段の何気ない行動を変える事でも同等のことが明らかになっています。
ウィルパワーは無意識の行動を意識することで鍛えることが出来る
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ウィルパワーを節約する習慣化
上記で記述しましたが、ウィルパワーは前頭葉から出ており、使うたびに消費します。このウィルパワー、集中しているときはもちろん消費しています。
それ以外にも「何かをやる」、「何かをやらない」、「何かを望む」といった選択や決断をする際にも消費しているのです。
例えば、ダイエットの為にデザートを我慢したとか、不満を言われ我慢したとか。
こうしたウィルパワーの無駄な消費を防ぐ為に必要なことが、行動の習慣化です。
小さいころ、自転車を乗れるようになったときは集中したはずです。が、慣れてしまえば無意識に乗りこなせています。
こうした無意識の状態になると、人は前頭葉ではなく小脳が主に使われるようになります。
このように一日を通して集中できる人は、ウィルパワーを使うことなく集中しています。そして余ったウィルパワーを、より重要な事を習慣化させるために発揮しています。
ウィルパワーは習慣化で節約できる
まとめ
「集中力がない」と言われる人は、やる気等の問題ではなく、脳科学的に原因がわかっています。上記したようにウィルパワーを鍛え、無駄な消費を抑えることが出来れば、大事な場面で集中力を保つことができ、さらなるインプットにつなげることが出来ます。
また、ウィルパワーは食事・姿勢・習慣・場所・感情・運動・瞑想の七つの要素から、さらに増やすことや節約することが可能です。こちらに関しても本書で書かれており、記事にもまとめて見たいと思っています。
是非本書を読んで、集中力を手に入れてみてください。