極楽浄土へ「戒壇めぐり」 善光寺東海別院/稲沢

熱いぞ!愛知―観光群雄割拠(2)(13/09/18)

極楽浄土をこの世で拝める

稲沢市祖父江町の善光寺東海別院は、明治創立の名刹として名を馳せる。信州善光寺から「善光寺如来」の分身を迎えたという由緒も名刹たるゆえんだが、大きな特徴は「極楽浄土をこの世で拝める」こと。目の前に広がる極楽に目を奪われること間違いなし。

「戒壇めぐり」に訪れた人から聞かれるのは「ここが極楽浄土か」という感嘆の声。本尊の善光寺如来の真下に、極楽浄土の様子を再現しており、中央に阿弥陀如来、観世音菩薩、勢至菩薩、十六観菩薩が安置され、宝樹、宮殿楼閣、宝池には五色の蓮華が、頭上には迦陵頻伽、共命鳥が舞う。この豪華絢爛かつ荘厳な空間を見れば参拝者の声も当然か。

善光寺東海別院
極楽浄土を再現した
善光寺東海別院の「戒壇めぐり」

念仏を称えて瑠璃壇の下の暗闇を回ることで善光寺如来と縁を結び、善根を得ることが戒壇めぐりの目的だ。華やかでありがたい時間がここにはある。

拝観料は大人300円、小人150円。

同院では本堂そのものも見どころ。善光寺特有の撞木造り、総檜による大伽藍は信州善光寺本堂の約3分の2の大きさで、荘厳な雰囲気を放っている。

問い合わせは、同院 電話0587―97―0043。

旅に出るなら見ておきたい
旅に出るなら見ておきたい | トラベルニュース
地旅

新しい旅行の楽しみかた。着地型旅行「地旅」専門サイト

注目コンテンツ
注目コンテンツ | トラベルニュースat「今すぐにでも出たくなる旅」
長野昼神温泉郷

日の出から星空まで―24時間癒しと体験の新感覚の温泉地へ

香川小豆島

海と緑と島固有の風土―すべてが映画のワンシーンのように

群馬

伊香保、四万、桐生など各地の熱い祭りでぐんまの夏を満喫

日本旬紀行 旬な話題をお届け
旅猿 専門紙「トラベルニュースat」記者が日本中を飛び回る
がんばろう!日本がんばろう!日本