アンニョイな2:50分。パツキン美女とベッドインを夢見るボクは、ツイキャスでいつもの変態たちを相手にしていた。
「HAHAHA、こやつら昼からボクのツイキャスに入り浸るなんて暇人だなぁ」なんて思いつつお茶を濁していると、なんだか体が熱い。鼻水も止まらない。
この感覚は過去にも味わった事がある、あれは2日前の話。
「風邪ひいた」
どうやら変態たちのせいで風邪をぶり返してしまったようだ。すると、突然、どこからともなく、息子氏が熱を帯びてきた。エクスカリバーがヒノガクツチになった瞬間である。
ポコチンポコポコ、ワイ、病気かも?
思い返せば健康診断というものを受けた事が無い、これはボクがまともな社会人生活を歩んできていないからだ。26歳の今、一度くらいは病院で精密検査を受けたいと思っている。日本の医療は世界一イイイイ!!
今まで大病をした事も無く、健康第一で生きてきた。周りの変態たちが尿道カテーテルで盛り上がる中、そのビックウェーブに乗れ無かった事が悔やまれる。
幸か不幸か、ボクはドMなので、ティンコカテーテルは今後の人生の楽しみの一つである。
マッマ、パッパ丈夫な体に産んでくれてありがとう。
ドMに産んでくれてありがとう。
血走ってるよ、ワイの血管
熱い、体が熱い。おそるおそる確認してみると、凛と佇む息子氏が。やる気に満ち溢れいるのは良きことかな、しかし今は違うぞ、空気を読む事を覚えるのだ。
息子氏はいつも空気が読めない。学生時代、必死にデンプシーロールを習得しようとしている一歩に目頭を熱くしていると、いつも授業が終わるタイミングで息子氏はやる気を出す。
おかげで終わりのアイサツはいつも腰が引けて中腰だった。
海綿体さん、どうか収まって
息子氏の事は考える海綿体と表現出来る。本体の意志と反する行動をとる事が多々あるので、もはや別の生き物と言っても良い。
ふと、ボクは息子氏に名前を付けてあげようと思った。そうだなぁ、左手で慰めるので「ヒダリー」と名付けよう。ヨロシク、ヒダリー。
どうやらボクは風邪で脳がオカシクなってしまったみたいだ。この肉体の主導権を握っているのはヒダリーである。
ボクは今夜もヒダリーを左手で握り、夢を見る。
またねbyいっしー