さてさて。いよいよ日曜日には衆議院選挙の結果が出る。毎度思うけれど…
関心ないわけじゃないけれど、結局どこに入れてもなぁ〜
ってのが自分も含めほとんどの国民の気持ちなんじゃないだろうか。個人的には今回の選挙で一番株を上げたのは
枝野幸男氏
で株を下げたのが
小池百合子氏と前原誠司氏
じゃないかなと思う。自分的には立憲民主党が躍進したら面白いかなと思う。と言っても、自分は
別に支持者でも何でもないんだけどねぇ〜。
ただ、思うことはもうちょっと国民が選択しやすいよう。常に国民の選択が議員の緊張感につながるよう
イデオロギーによる二大政党化
になることが大事なのかなと思うから。自民党を倒すためと言って考え方がバラバラの人間が集まって作った政党や共闘なんてどうせ一過性のものであってどうせすぐ壊れてしまう。今の政治を政党乱立を見ていると、こんなんであればまだ
55年体制の方がまだ健全だった
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と思わざるを得ない。米国の共和党と民主党のように常に政権選択選挙のようになれば、国民ももう少し真剣になるだろうし、議員にも緊張感が生まれるんじゃないかなと思う。ただ、日本のリベラルって
現実見てないからなぁ。言ってることも揚げ足取りや支離滅裂な方が多いし
ってのがあるから💧まぁ、先々それは成熟してもらったとしてせめて器だけでもと思ってしまう。でも、なんか枝野氏も今はイデオロギーの時代じゃないみたいなこと言ったとか聞いたし💧それじゃあ、いつまでも同じだよ。自民党を倒すことを目的みたいなことしているからこれまでダメだったんじゃないの❓
でもさ。日本の保守とリベラルまたは右翼と左翼って結構世界的に見たら変な感じするんじゃないかなーと思ってしまう。全ての世界に当てはまるわけではないんだけれど、簡単に言うと右翼と左翼の考え方って経済学者 松尾匡氏の言葉から引用すると
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世界を縦に切るか横に切るか
ってことなんです。
え❓わからん❓
まぁ、待て待て今説明するから。要は、右翼は
世界を縦に切って「内側」と「外側」を作って対応関係を作り「内側」に味方をする
ってこと。対して左翼のは
世界を横に切って「上下」を作り「下」に味方する
ってこと。だから、外部(外側)からの変化に対して拒否反応を示すことから保守と言われ、上(階級)を打破しようとする左翼が体制を変える事を目的とするから革新と言われるわけだ。でも、
ってことはだよ❓
これまでの歴史を重んじるのが保守。これまでを変えるのがリベラルであるならば、本来
護憲派=保守
改憲派=リベラル
となるのが普通なのだ。米国で今、オバマケアを白紙に戻す動きも基本、このような考え方の上に成り立つ。ところが日本は全く逆の構造になっている。改憲派=保守、護憲派=リベラル。これは世界を見ても例を見ない。この原因は言わずとしれた
日本国憲法
の存在だ。この憲法が作られその上で過ごしてきた期間を歴史と見るかどうかにある。自分を含め多くの人がこの憲法しか知らない時代に突入してなお、あるいは施行されてからこれだけの月日が流れているが保守にとってまだ拒否反応するフレッシュな事案ということなのかもしれないってことだ。
そして、本来の保守とリベラルの考え方からいくとこれまでの体制を批判しメスを入れようとした小泉純一郎氏や橋下徹氏は、軍事的な話から右寄りと語られることも多いが実は、内政的な行動は実は
かなり強行なリベラルだった
とも言えるのです。日本国憲法の是非はともかくとして、こう言った戦後の歴史から保守とリベラルの定義が当てはまらないことも日本の特徴なのかなと思います。
ここまで書いて結局、今回の選挙で自分は何が言いたいのかと言うと要は、
誰でもいいからちゃんとしておくんなまし〜。
という、イデオロギーとはほど遠いふわっとした薄っぺらい思いだけなのでした。
読んだ方は是非🙏↓