ニーハオ!
辣油先生です。
仕事で中国出張に行くときや海外旅行に行くときに意見が分かれていて悩むのが、通信機器についてだと思います。
私がオススメしているのはレンタルWiFiですが、他にもプリペイドSIM(香港SIM)、ホテルや訪問先会社の通信機器を借りる方法があります。
今回はこれらのメリット、デメリット、活用法をお教えしたいと思います。
【目次】
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移動が少ない出張ならVPNの準備だけでOK
まず、移動が少なく現地の視察や会議だけという方はVPNの準備ができていればレンタルWiFiやプリペイドSIMの準備は必要ないと私は考えます。
▼VPNについては下の記事に詳しく書きました。
▼フレッツ光なら無料で自宅にVPNが設置できます。
これを設定しておけばレンタルWiFiの場合でもオプション料金が節約できますね。
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中国のほとんどの会社や工場、ホテルには無線LANや有線LANが備えられています。はっきり言って日本よりも普及率は高いです。
VPNの設定さえきちんとやっておけば、日々の報告や家族との連絡程度であればホテルに戻ってから問題なくできるでしょう。
デメリットは移動中の通信ができないという事です。
中国は非常に広い国なので移動に時間がかかり、丸一日かけて移動なんてこともよくあります。
常に連絡が取れる状態が必要だったり、Googleマップを見ながら移動したい場合はレンタルWiFiや香港SIMが必要でしょう。
香港のプリペイドSIM
中国出張上級者の間で人気なのが香港SIMと呼ばれるものです。
香港SIMはVPNの準備が不要な点と価格の安さがメリットです。
最近は出張に出る前に日本でも購入可能なので手軽になりました。
中国の携帯電話会社の香港版プリペイドSIMなのですが、香港は中国政府によるネット規制対象になっていない為、VPNの設定をしなくても中国各地でLINEやGoogleメール、Google Map、Facebook、Twitterなどが使え、ネット閲覧も自由です。
デメリットとしてはSIMフリーの携帯電話、スマートフォン、モバイルルーターが必要な事です。
そして、SIMフリーであればすべての機器で使用できるというわけではなく、下記の周波数に対応している機器でないと使用できません。
中国聯通香港(チャイナ・ユニコム)
UMTS Band1(2100MHz)
FDD-LTE Band3(1800MHz)
中国移動香港(チャイナ・モバイル)
Band38/39/40/41(TD-LTE)
3G・TD-SCDMA
特に中国移動香港(チャイナ・モバイル)の電波は中国特有のものらしく、iPhoneの中でもiPhone6 / iPhone6sしか対応していないなど注意する必要があるようです。
また、Amazonのレビューを見てみると場所によってデータ通信量が極端に変化したりする事例もあるようで初日に全部使い切ったという人もいるようです。
旅行で行く場合はそんなに支障がないとは思いますが、仕事で出張という場合は突然通信できなくなってしまうと困りますよね。
間違いがないのはレンタルWiFi
私の一番オススメはやはりレンタルWiFiです。
WiFiルーターであればどんなスマートフォンでも接続できますし、ノートパソコンでも使用可能です。
さらにオプションでレンタル会社が用意したVPN設定をしておけばスムーズに安定した通信をすることができます。
はじめて中国出張に行く人や細かい設定がわからない、苦手、面倒くさいと思う人はレンタルWiFiを選んでおけば間違いがないです。
レンタルWiFiのデメリットとしては香港SIMと比べると料金が割高な事と、端末のバッテリー切れが思ったよりも早いことです。
但し、バッテリーについてはUSBによる充電が可能なのでモバイルバッテリーやパソコンからの電源供給ができます。
レンタルWiFiにもいくつか種類がありますので、ランキングにまとめてみました。
是非参考にして下さい。
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海外WiFiレンタル【GLOBAL WiFi】
一番オススメは私がいつも使っている『グローバルWiFi』です。ちゃんと中国向けにVPNオプションが用意されています。 業界最安に挑戦中という事でコスパは最高です。 必要に応じて細かくプランを設定でき、バッテリーなどWiFi以外のレンタル機器も充実しています。
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海外Wi-Fiレンタルなら<イモトのWi-Fi>
海外用モバイルデータ通信レンタルでは業界大手で、世界200以上の国と地域をカバー、VPNもオプションで追加可能です。料金はグローバルWiFiと比べると少々高めです。しかしながら通信は一番安定していて頼りになります。
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海外用WiFiレンタル「ビソンデータ」
ビソンデータは大容量プラン、容量無制限プランが充実しています。 また、空港には返却カウンターがないようですが、 郵送での受取、返却が無料になっています。中国向けプランにはVPNプランやLTEのプランがないので無料VPNなど組み合わせて利用しましょう。
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