【スーパーフォーミュラ】 2019年より新型車両『SF19』を導入
2017年10月21日
マシンの設計・製作は、現行の『SF14』に引き続きダラーラ アウトモビリ社が担当し、より高い安全基準に適応しつつ、スーパーフォーミュラ・シリーズの魅力を向上させるマシンを目指して開発を進めている。
■導入の背景
現行の『SF14』は、2018年シーズンでリリースから5年が経過する。現在F1をはじめフォーミュラマシンの安全基準が年々変化していることへの対応、さらに、より洗練された空力性能、そしてオーバーテイクをより可能とすることが求められている。これらに対処し、スーパーフォーミュラが世界に誇れるフォーミュラカーレースとしてのクオリティを保つため、新型車両の導入が必要と判断いたした。
■コンセプト
「Quick & Light」=SF14のコンセプトを継続し、より進化させていく。 俊敏で軽快なSF14の導入によって、シリーズの魅力が大きく向上したことを受け、『SF19』 は、その方向性をより追求したマシンとなる。さらに、スーパーフォーミュラにとって非常に重要な要素である「ドライバー同士の競い合い」をより際立たせるため、「他車との接近時のコントロール性」を空力の見直しによって改善し、シリーズとしての「エンターテイメント性」と「競技性」の両立を目指す。
■車両について
シャシー: ダラーラSF19 ※詳しい諸元は未定
エンジン: NRE(2Lターボエンジン/燃料流量制限/OTS搭載)
タイヤ: ヨコハマタイヤ製 13インチタイヤ
■今後の開発スケジュール
2018年6月 テスト車両完成
2018年7月 走行テスト開始
2018年10月 最終仕様の確定・量産開始
2019年1月 各チームへのデリバリー
カテゴリー: スーパーフォーミュラ