菊池のぶひろの議会だより

日本共産党 桜川市議会議員 菊池のぶひろの活動報告です

(内部討議資料)が外部に配られる不思議

2017年10月14日 13時13分00秒 | 地方政治

 午前中、支持者訪問から帰ってきたら、郵便受けに、「桜川市の未来をつくる会」で、発行所名と電話番号が明記したチラシが入っていた。しかし、発行責任者の名前はない。

 今朝の新聞折り込みの「鈴木裕一議員のチラシ」には、発行責任者名と連絡先が大きく明記されていた。

 「未来をつくる会」のチラシでもう一つ気になったのが、老眼鏡をかけてやっとみえるような小さな字で、(内部討議資料)と書いてあったことである。
 私の今までの経験では、(内部討議資料)はあくまでも内部で使う資料で、不特定多数の人びとに、配布してはいけないものではないのか。

 マニフェストは、市民への公約であり、内部資料を出すことは、有権者に対して失礼ではないのか。

 「勝手連の方々が、勝手につくったもの」だとしても、候補者の顔写真入りで、政策を訴えているからには、本人の了解を得ているものと理解せざるを得ない。
 
 それとも、「勝手連」が勝手に作ったものだから、「市長になった時」、「私は約束した覚えはない」とでもいうつもりではないかと、勘ぐってしまう。

 内部資料は内輪だけのものにして、一般市民に配布するチラシは、候補者の了解をえた、責任ある文書にするのが、当たり前のことではないでしょうか。

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 私もいろいろな選挙で政策ビラつくりをお手伝いしてきましたが、苦い経験を持っています。
 ある選挙で、選挙対策部が責任をもって1万枚の政策をつくって持ってきました。私がみても、なかなかよくできた内容です。
 
 しかし、このチラシには候補者が納得しませんでした。
選対部と候補者は、話し合いを続けましたが、「こんな、私が責任をもてない政策が載ったチラシを配るなら、私は候補者を降ります」とまで言われてしまいました。
 もちろん、このチラシ1万枚は、廃棄となりました。
 
 私は、もったいないと思いましたが、有権者にたいする責任とは、そんなに重いものかと、人ごとながら、心に刻んだものです。
 
 
 




 
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