航空会社は、自社の顧客向けに様々なサービスを展開しています。しかしこれはあまり公になることはありません。
特に飛行機にめったに乗らない方にとっては、知る由もないサービスがたくさんあります。
そんな中、特に大きなメリットがあるのが「航空会社ラウンジ」です。
JALは、ダイヤモンドプレミアラウンジ(DPラウンジ)とサクララウンジ。
ANAは、スイートラウンジとANAラウンジをそれぞれ用意しています。
ダイヤモンドラウンジとスイートラウンジは最上級顧客向け。
サクララウンジとANAラウンジは、上級会員向けのラウンジです。
こんな眺めでビールが飲める最高のロケーション
「ラウンジならゴールドカードを持っているので利用してるよ?」という方もいるかもしれません。
おそらくそれはカードラウンジ。
カードラウンジは、クレジット会社のゴールドカードの会員が利用できるものです。
ファミレスのようなドリンクバーに椅子がいくつか並んでおり、無料で利用できるなどメリットも大きいのですが、アルコールが有料ですし、なにより混雑していて落ち着いて待つことが出来ません。
さらに大半のカードラウンジは、手荷物検査場の前にあります。最近では、セキュリティチェックが厳しくなっており、手荷物検査にも時間がかかります。そうすると、せっかくの待っているのに、搭乗30分前にはラウンジから出る必要があり、結局手荷物検査後に飛行機の前の椅子席でず~と待つことになってしまうんです。
それに対して航空会社ラウンジは、ビールサーバーに100%ジュース、簡単なおつまみが用意されています。
DPラウンジなら、それに加えて、スープやおにぎりなどの軽食まで用意されています。
さらに、国際線の航空会社ラウンジなら、さらにサラダバーやカレーライスなども提供されます。
しかも、手荷物検査場の後の出発エリアにあるため、搭乗開始の直前(5分前でも!)までゆっくり過ごすことが可能です。
また、万一飛行機の遅延する場合などでも、自社便の案内表示板もあり、本当にギリギリまで過ごすことができます。
こんな素晴らしい場所なのですが、難点が一つ。だれでも利用できるかというと厳しい条件があります。
基本的には、JALやANAの多頻度顧客向けのサービスのため、JALやANAに年間何度も登場して得られるJGCやSFCなどのステータスを持っている場合が対象です。
そのほか、当日にファーストクラスやプレミアムクラスに搭乗する乗客についても、利用することができます。(クラスJは対象外)
- | DPラウンジ | サクララウンジ |
ファースト | ○ | ○ |
クラスJ | × | × |
普通席 | × | × |
ダイヤ会員 | ○ | ○ |
JGC会員 | × | ○ |
通常JGCやSFCのステータス欲しさに、飛行機にたくさん搭乗してステータスを得る「修行」と言われる行為を行う人がいますが、50万円近くの費用が掛かります。
しかしJALに限っては、ほぼ誰でも無償でサクララウンジを利用できるといううれしい裏ワザが存在します今日はそのあたりを紹介します。
- 航空会社のラウンジはホントに素晴らしい
- サクララウンジに潜入してみる。
- シャワールームまで設置してある!
- こどもラウンジは子連れには最強
- ダイヤモンドプレミアラウンジ(DPラウンジ)はもうちょっとすごい
- ダイヤモンドプレミアラウンジ(DPラウンジ)を利用する方法は?
- サクララウンジを利用する方法は?
- 残念ながらdポイントクラブが改定の動き
- その他のサクララウンジ利用方法は?
- 国際線のラウンジはもっとすごい!
- ラウンジ好きならばホテルのラウンジも絶対好きでしょ
航空会社のラウンジはホントに素晴らしい
国内線の航空会社ラウンジはホントに素晴らしいのです。
ただ単に「タダで飛行機を見ながらビールが無料で飲める(おつまみ付)」だけなのですが、これが素晴らしい。
クレジットカードで入室できるカードラウンジとは比べ物にならないくらい余裕のある配置です。
カードラウンジの場合、ゴールドカードを所持しているだけで、ゆっくりと待てるというメリットはあるのですが、土日はもちろん平日も利用者でほぼ満席です。
次に国内線の航空会社ラウンジはどうでしょう。
国内線ラウンジは、JALの場合、「ダイヤモンドプレミアムラウンジ(DPラウンジ)」と「サクララウンジ」の2種類が存在します。
空港によって、「DPラウンジとサクララウンジ」が設置してある空港(羽田・福岡・新千歳・伊丹)と、「サクララウンジ」のみの空港(他多数)。他社との共有ラウンジ(青森空港、岡山空港、中部空港)、何も設置されていない空港(函館空港、秋田空港ほか)があります。
羽田空港を例に設備を見てみましょう。
サクララウンジに潜入してみる。
食事・飲料編
まずサクララウンジです。サクララウンジは、上級会員(JGC会員等)がJALを利用する場合に利用ができます。
羽田空港では、方面別に北ターミナルと南ターミナルの2つのターミナルがありますが、それぞれにほぼ同じ仕様のサクララウンジが設置されています。
羽田空港のサクララウンジでは、「おかき」などのおつまみと、ビールやワインなどのアルコール類、そしてジュースが提供されます。
カードラウンジとの違いは、ビールが「冷えたグラスに生ビールサーバーでセルフで注ぐ」ということ。
そしてビールも一番搾り、スーパードライ、モルツなどがそろっています。
また、ジュース類もガラス製のデキャンタに入っており、高級感が漂う100%ジュースが提供されます。そのほか、JAL限定のキウイジュースやトマトジュースなども用意されており、ホテルの朝食会場で提供されるようなものに近い形です。
なお、謎のタバスコがあったので、スタッフに聞いてみたところ、トマトジュースに数滴入れるとよいとのこと。
実際に試してみると二日酔いの日にすっきりとする味でとてもおいしかったです。
ただ、サクララウンジは残念ながら、おにぎりやパンなどの主食は提供されません。
しかし、眼下に飛行機を眺めながらゆっくりとビールを楽しめる雰囲気はとても気持ちいいものです。
また、スタッフもとても親切で、人数も多く片づけや補充も迅速です。
なお、羽田空港以外のサクララウンジでは、各地の名物が提供される場合もあります。
那覇空港では、泡盛が提供されています。旅先での滞在をギリギリまで楽しむことができるようになっています。
シャワールームまで設置してある!
羽田空港のサクララウンジでは、なんとシャワールームが設置してあり、ラウンジの利用者は無料で利用することができます。
個人的には、このシャワー。とても利用価値が高いです。
というのもシャワールームもとても広く、清潔に保たれているため、気持ちよく利用できます。
サクララウンジを利用するまで、シャワー上がりにビールが飲める素晴らしい空間がこんなとこにあるとは思っていませんでした。
ちなみにこのシャワー。羽田空港では5ブースずつ(南北計10ブース)設けられています。
混雑時には順番の案内になるようです。
ラウンジの受付でシャワーを利用する旨を告げると、鍵が渡されてあとは、指定されたブースでシャワーを浴びる形。
更衣スペースとシャワースペースに分かれており広さも十分です。なお1ブースだけ特別に広いブースがあります。
シャワー上がりのビールを飲む以外にも、子ども連れにもお勧めです。
帰宅が遅くなりそうな時に事前にシャワーを浴びせたり、汚れたり汗をかいた時にさっぱりするなど、リフレッシュにも使えますよ。
こどもラウンジは子連れには最強
清潔に保たれており、利用者もそれほど多くないので、衛生的にも安心です。
そしてサクララウンジ内には、「こどもラウンジ」という部屋が設けてあり、やや広めの個室にクッションスペースや、飛行機が見えるカウンター、備え付けられた絵本があります。そうキッズスペースではなく、まさにお子様たち向けのラウンジなので、「こどもラウンジ」という名称がついているんですね。
静かなラウンジで過ごすのが難しい年齢の子供や、ちょっとぐずった時などに連れていったり、子ども同士で遊ばせたりするには最適なスペースです。
こどもラウンジには3つのコーナーが設けられています。
元気いっぱい遊べるクッションスペース。
静かに絵本を読める読書スペース。
そして離着陸する飛行機が絶景で見えるカウンタースペースです。
そして、こどもラウンジは、ドアで大人用ラウンジとは区切られており、独立した一つの部屋です。したがって、多少大きな声を出しても、ラウンジに滞在している人たちに迷惑をかけることがありません。
また、ラウンジ内のオレンジジュースなどを持ち込むことも可能ですので、ご機嫌を取りつつ遊ぶには絶好のスペース。
我が家の子供も旅行というと、「飛行場でラウンジに行ってジュース飲んで遊ぶんだ~」とご機嫌になります。
私は、このために上級会員資格を取っちゃったほどです。
ダイヤモンドプレミアラウンジ(DPラウンジ)はもうちょっとすごい
さて、サクララウンジの上位として、ダイヤモンドプレミアラウンジ(DPラウンジ)が存在します。
これは、国内線のファーストクラス利用者、もしくはJAL会員の最高峰のダイヤモンド会員(JGCプレミア含む)のみが利用できる専用ラウンジです。
サクララウンジは明るい色調で客層も家族連れなどが多いのですが、DPラウンジは、ダークな雰囲気でビジネスマンが殆どです。
サクララウンジとの大きな違いはビールが「ヱビス、熟選、プレミアムモルツ」とすべてプレミアムビール。
でもこれは賛否両論。明るいうちから飲むビールは必ずしも重厚なプレミアムビールよりも、通常のビールのほうがありがたいときも・・
なお、軽食として、「メゾンカイザーのパン、おにぎり、味噌汁、スープ」などが提供されます。
そのほか・・・・・はありません。
サクララウンジとDPラウンジの違いは、パンやおにぎりが提供されるか否かと言っても過言ではありません。
広さや混雑度もそんなに違わないです。
客層もハイソな人たちかというと、おにぎりをカバンに詰め込むオジサンとか、横柄なビジネスマンが居たりとか別に大した違いはありません。
ダイヤモンドプレミアラウンジ(DPラウンジ)を利用する方法は?
まずはDPラウンジを利用する方法からご説明します。
ダイヤモンドラウンジを利用するための1つの方法は、JALの最上級会員である、JALダイヤモンド会員もしくはJGCプレミア会員になることです。ただこの会員資格を得るためには最低でも100万円近くかけて飛行機に搭乗する必要があります。興味がある人は後述するJGC会員(50万程度で達成可能)にまずチャレンジすることをお勧めします。
本ページをご覧の方々が現実的に利用する方法としては、
・JALファーストクラスに搭乗する
ことが現実的です。
JALのファーストクラスは、羽田空港と那覇、伊丹、新千歳、福岡の各路線に設定されている最上級クラスです。
値段は最安で通常の座席運賃+8000円です。
革張りの優雅なソファ的なシートと、機内食などの充実したサービス、そしてDPラウンジが利用できるということで、8000円の追加運賃と言えど、比較的リーズナブルです。
ただし予約が非常に困難です。また、同行者は入室できず、ファーストクラスを利用する本人のみが対象です。
出張でファーストクラスに搭乗するパパに同行する普通席のお母さんは利用できないのです。
なお、JALダイヤモンド会員の場合は、本人+同行者1名が入室できますので、ダイヤ会員のお父さんに同行するお母さんは入室できるということです。
なお、ANAは2クラス制で上位のプレミアムシートを利用すると、サクララウンジ相当のANAラウンジが利用できますが、DPラウンジ相当のスイートラウンジは利用できません。JALのファーストクラスは、ANAのプレミアクラスよりも上位に位置づけているんですね。
なお、裏ワザ的な使い方ですがDPラウンジの利用条件は「ファーストクラスの利用もしくは、当日中にファーストクラスに乗り継ぐ場合」です。
そう、羽田-那覇を当日中に往復する場合は、往路ファーストクラス・復路普通席の場合、往路のみしかダイヤモンドラウンジを利用できません。しかし、往路普通席・復路ファーストクラスを利用する場合、復路はもちろん、往路も当日中に乗り継ぐとしてファーストクラスが利用できるのです。
サクララウンジを利用する方法は?
まず、サクララウンジはDPラウンジを利用できる権利があれば、どちらでも利用できます。
受付で搭乗券をかざすと、DPラウンジを案内されますが、そのままサクララウンジに向かっても構いません。
シャワーやこどもラウンジなど、サクララウンジにしかない設備もありますし、同行者の関係で、あえてサクララウンジを利用する人も大勢いるので、気にかける必要もありません。
それではサクララウンジを利用する方法をご説明します
①ファーストクラスに搭乗する
②JGC会員資格を所有している。
③3000円の追加料金を支払う
④ドコモのプレミアムクーポンでほぼ当たるプレミアムクーポンを利用
⑤その他
・追加料金3000円を支払う
・乗ったら入れるキャンペーンを利用する
・JALクラブEST
それでは順番に説明しましょう。
①ファーストクラスの利用
ファーストクラスに搭乗すると、DPラウンジが利用できますので、自動的に下位のサクララウンジにも入室できます。
「ファーストクラスがDPラウンジなので、クラスJだとサクララウンジ?」と思いますが、そうはいきません。
搭乗クラスでラウンジが利用できるのは、ファーストクラスだけです。
ちなみに、せっかくDPラウンジが利用できるのに、サクララウンジを利用するケースとしては、
・子連れ(こどもラウンジはサクララウンジのみ、DPラウンジは静かな雰囲気で居辛い)
・プレミアムビール(ヱビス等)より、普通のビール(スーパードライ等)のほうが好き。
くらいでしょうか・・・・
②JGC会員資格を所有
飛行機はめちゃくちゃ階級社会でたくさん搭乗すると公式に優遇されることが明言されています。
高い料金クラスで長い距離、値引きが少ない運賃の航空券を購入するとポイント(FLY ON POINT)がたまっていき、一定のポイントになると、クリスタル資格、サファイア資格、ダイヤモンド資格などが付与されて、飛行機の乗る際にもらえるマイルが増えたり、ラウンジが利用できるようになるのです。
このうちサファイア資格を得るとJGC会員に入会でき、その場合生涯にわたって、本人+同行者+家族会員+家族会員の同行者の最大4人まで、サクララウンジを利用することができるようになります。
サファイア資格を得るまでには、40万~50万円の必要がかかり、その後JGC会員の維持費として2万円近く毎年かかります。
しかし、JGC会員のメリットもかなりのものなので、ぜひご検討ください。もし興味がある方は、2018年版JGC修行のすべてに記載がありますので、ぜひご覧ください・
③ドコモのプレミアムクーポンでほぼ当たるプレミアムクーポンを利用
一般の方が、スポットで利用したい場合に最適なのがこちら。
ドコモdポイントクラブの会員向けのキャンペーンとして、サクララウンジが利用できるというもの。
ただし条件があります。
まず、dポイントクラブの上級会員(シルバーステージ、ゴールドステージ)のみがキャンペーンに参加できます。
「上級会員・ステータスって庶民をバカにしやがって!!」と思われるかもしれません。
dポイントクラブのシルバーステージに至るには、15年以上継続してドコモを利用していること、もしくは一定ポイント以上のdポイントを貯めることです。
どちらも非常にハードルが高いです。
しかし、ゴールドステージになるための抜け道があるのです。ゴールドステージの条件は、dカードGOLDを所持していること。これだけ。
dカードゴールドは当然ゴールドカードの審査もありますが、一般の勤め人ならばハードルはそれほど高くありません。
また、年会費こそ10,800円とやや高めですが、入会キャンペーンの利用で、初年度年会費分はポイント等で還元されるため、金銭的なハードルも少ないです。
一番のポイントはドコモユーザーでなくとも、dポイントクラブに入会してdカードを所持すればdポイントクラブの上級会員になることができるのです。dポイントクラブへの加入は簡単です。
要するにdカードゴールドを所持するだけで、サクララウンジにタダで入室できる可能性があるんです。
具体的にはどうするの?
まうdポイントクラブに加入します、これは通常の加入と同じでネットから加入しましょう。
次にdカードゴールドを作ります。初年度無料キャンペーンはやっていませんので、ポイントサイトを経由するのが一番です。
ポイントサイトは、ハピタスとちょびりっちがdカードゴールドに入会した場合にポイント付与というキャンペーンを行っています。どちらも500円相当と、なぜかdカード(普通カード)が2000円相当と、ゴールドのほうがやや少ないですが仕方ありません。
(ハピタスに未入会の方はこちらから入会するとポイントが付与されます。)
無事にカードが発行されると、dポイントクラブの「ゴールドステージ」が付与されているはずです。
そこで、プレミアムクーポンのページプレミアムクーポン|d POINT CLUBから、JALラウンジ利用権に進みます。
「JALおもてなし空間」がまさにサクララウンジのこと。
JMB(JALマイレージバンク会員)としてログインした後、日にちと空港を選ぶと抽選の画面に進みます。
ちなみに日ごとに入場できる人数が制限されています。たとえば羽田空港国内線の場合は50人です。
ここで、抽選が始まります、感覚的に8割~9割くらいの確率で当選します。
ただし、連休などの混雑する時期や、那覇空港などの人気の空港の時には外れてしまうこともありました。
当選すると自動的に先ほどログインしたJALマイレージバンクにラウンジクーポンが登録されますので、アプリまたはJMBカードをラウンジで提示すると利用することができます。
なお、同行者1名まで、一緒にサクララウンジに入室できます。
夫婦二人ならばこれで十分。
もし、3歳以上のお子さんがいる場合は、奥様がdカードゴールドの家族会員(無料)になれば、奥様も抽選に参加することができますので、入れる可能性があります。
残念ながらdポイントクラブが改定の動き
こんな便利なdポイントクラブのサクララウンジ入室クーポンですが、残念ながら来年5月に改定の動きが出ています。
dポイントクラブリニューアルのお知らせ | d POINT CLUB
これまで、dカードゴールドを所有するだけで、最上級会委員になることができました。
しかしdカードゴールドの優遇が今回なくなってしまいました。
旧会員 | 旧条件 | 新会員 | 新条件 | 獲得P |
ゴールド | dカードG | 廃止 | - | - |
シルバー | 15年以上 | プラチナ | 15年以上 | 10000pt |
ブロンズ | 10年以上 | 4th | 10年以上 | 3000pt |
レギュラー | 10年未満 | 3rd | 8年以上 | 1800pt |
- | - | 2nd | 4年以上 | 600pt |
- | - | 1st | 4年未満 | 600未満 |
なお、クーポンについては、
その他、ステージに応じた優待サービス(クーポンや特典)も、引き続き提供いたします。プラチナステージのお客様には「プラチナクーポン」を、4thステージ/プラチナステージのお客様には「スペシャルクーポン」を、そして全ステージのお客様には「dポイントクラブクーポン」を提供いたします。
なお、クーポンの詳細については、内容が決まり次第別途ご案内いたします。
となっています。
現在のサクララウンジクーポンはシルバーステージ向けのクーポンですので、新たなクーポン制度では、「スペシャルクーポン」に該当する可能性が高いです。
ドコモを継続して10年以上利用か、もしくは6か月累計でdポイントを3000ポイント以上貯める必要が出てきます。
なお、すでにdカードゴールドを所持している人が、5月以降すぐにランクが落ちるのかというと、何らかの経過措置があるものと思われます。ご利用を考えられる方がいたらできるだけ早くdカードゴールドに入会することをお勧めします。
その他のサクララウンジ利用方法は?
それ以外のサクララウンジの利用方法をざっとお知らせします。
(1)3000円の追加料金を支払う
3000円の追加料金を支払えば、サクララウンジの利用が可能です。
サクララウンジ 国内線サクララウンジお申し込み(有料)(羽田空港国内線ラウンジ) −JAL国内線
じゃあ3000円の価値があるかというと・・・・・さすがにそこまではというのが正直なところ。
5人グループで1人だけラウンジに入れないよ・・・・という時には利用する価値があるかもしれませんが、個人的には3000円は高いと感じます。
(2)乗ったら乗れるキャンペーン
JAL国内線 今年も3回から!! 2017年 3回乗ったら翌月15日から! ラウンジキャンペーン - JALマイレージバンク
JALでは毎月3回以上登場すると、翌月ラウンジが利用できるキャンペーンを行っています。ただし、ツアー運賃や割引運賃など対象外の運賃が多く、一般の旅行者が利用できるかというと少し難しいかもしれません。ビジネス向けですね。
(3)JAL CLUB EST(20代限定)
20代限定ですが、クレジットカードを作ると、ラウンジが年間5回まで無料できる権利がついてきます。20代が羨ましいですね!
https://www.jal.co.jp/jalcard/card/est.html
国際線のラウンジはもっとすごい!
これまで国内線のラウンジを見てきましたが、国際線は様相がガラッと変わります。国内線ラウンジは、DPラウンジでさえ、おにぎりとパン程度でしたが、国際線ラウンジではサクララウンジでさえカレーやご飯などしっかりとした食事をとることが出来ます。
このあたりは別記事に書いていますので、御覧ください。
ラウンジ好きならばホテルのラウンジも絶対好きでしょ
さて、ここまでは航空会社のラウンジについて解説してきました。
私もそうなのですが、飛行機での移動手段が快適になってくると次に快適性を求めたくなるのがホテル滞在です。
ホテルにも航空会社のラウンジと同じように、クラブラウンジやエグゼクティブラウンジと呼ばれる特定の上級会員専用のラウンジが用意されており、アルコールやフルーツが食べ放題飲み放題となっています。
航空会社と同じく通常では、年間何十回も宿泊したり、高価な客室に宿泊しないと利用できないのですが、マリオットホテルに関してはクレジットカードを作るだけで世界中の系列ホテルでラウンジサービスが受けられる抜け道があるのです。
さらにスターウッド系列のシェラトンやウェスティンなどの高級ホテルに関しても、ラウンジ利用こそ出来ないものの、無料で部屋のアップグレードが受けられるたり、毎年一泊無料で宿泊できる権利が与えられるなどの想像を超えるサービスが受けられるカードが存在します。
SPGアメックスと言われるカードです。年会費が31,000円+税と高額ですが、それを上回るベネフィットがあるということで、2017年でもっともフィーバーしているクレジットカードです。
特に人気の原因は、初年度無料ではないものの、入会キャンペーンを利用することで、入会するだけで17,000ポイントが付与されるというキャンペーンを実施していること。
17,000ポイントでは、最安の函館のフォーポイントバイシェラトンでは、5泊できちゃっいます。(下記の通り通常宿泊だと1泊33,988円なので、17万円分の価値!)
ちなみに私はこの17,000ポイントを利用して無料宿泊した香港のホテルでスイートルームにアップグレードされちゃいました。ただでスイートに泊まれちゃったのです。
17,000ポイントが付与されるのはともだち紹介の入会キャンペーン利用時のみ。もし、周囲にアメックスを持ってるお友達がいないという場合は、こちらのフォームからご連絡ください。
※もしくは、こちらのURLからお申し込みください。キャンペーン適用になります。
もし、もう少し詳しくSPGカードのことを知りたいという方はこちらでじっくりと解説していますので、御覧ください。