元フジテレビアナウンサーの長谷川豊氏が6日、千葉県庁で会見し、次の衆院選に日本維新の会の公認で千葉1区から出馬する考えを示した。

元アナ長谷川豊氏が維新から衆院選出馬へ ブログ炎上「稚拙だった」と謝罪

馬場幹事長による冒頭発言

長谷川豊氏立候補会見(THE PAGE編集部)

記者 では始めさせていただいてよろしいでしょうか。初めまして、★★【00:00:32】記者会幹事社の東京新聞の★★【00:00:34】と申します。本日はご足労いただきましてありがとうございました。

馬場信幸幹事長(以下馬場) ありがとうございます。

長谷川 豊氏(以下長谷川) よろしくお願いします。

記者 では、まず馬場幹事長より冒頭の発言よろしくお願いいたします。

馬場 きょうは、お忙しい中、皆さんお集まりいただきましてありがとうございます。きょうお集まりいただきましたのは、日本維新の会千葉選挙区第1区ですね、千葉第1区の選挙区の支部長を衆議院のほうで、長谷川 豊さん、先般の常任役員会で支部長に就任いただくことが決定をいたしましたので、そのご報告、発表にお邪魔をいたしました。ご存じのように、長谷川さんはですね、

 これまで、メディアのほうで、アナウンサーとして活躍をしてこられましたが、昨年9月に、皆様方ご承知のように、不適切なブログでの発信というものがありまして、全ての仕事を失うという状態になっておられました。かねてから、我が党の松井代表とですね、交流がありまして、その後、いろいろな形で、松井代表、また私、長谷川さんと直接お会いをさせていただいて、いろいろと意見交換なり、政治に対する考え方、またその不適切なブログでの発信について、状況をお聞かせいただきました。あの発信自体はですね、私個人的にも言語道断というふうには感じております。ただ、本人の話を聞きますと、やはり本音の部分ではそうではなしに、表現が不適切であったということがよくわかりました。

 後ほど本人からも、その辺の説明があると思いますが、やはりこの今の日本の医療ですね、これに対する予防医療の問題であるとか、国民皆保険、これどういうふうに、この先少子高齢化の中で保持し続けていけるかというような、そういう思いでの発言であったということが、確認をされました。

 したがいまして、その部分以外でも、我が党のこの維新スピリッツ、また日本維新の会の基本的政策について、ほぼ一致をしているという判断のもと、私と松井代表、話し合いをいたしまして、形式上は公募に申し込みをいただきまして、他のメンバー同席の上で面接をした結果ですね、千葉1区の支部長にふさわしいという結論に至ったわけでございます。なぜ千葉行くかということも、また直接お聞きいただければと思いますが、入社以来、社会人になって以来ですね、一貫してこの千葉の1区の地でお住まいになってきたと、もう約20年に近い年数をこの千葉での生活を送ってこられた、ご家族ももちろんこの千葉にお住まいでありますし、いろいろ地元活動ですね、小学校のPTAの役員であるとか、地域の活動であるとか、そういうことも経験をされてきたということでございますので、千葉1区が最もふさわしいという判断をいたしたわけでございます。

 我々日本維新の会は、この日本の社会構造を変えるということで、今までやってきております。アメリカのトランプさんもですね、何度か事業に失敗した中でも、何度も立ち上がって、このアメリカの大統領に就任をしたということも側聞をいたしておりますが、やはり、発信自体は冒頭に申し上げましたように、不適切であったというふうには思いますけれども、やはりそのことをもってして、この社会から退場させられると、永遠に退場させられるということについては、我々の理念・信念とは少し違っております。やはり、人間でございますので、失敗があったとしても、踏み外すようなことがあったとしても、それをきちっと謝罪をして、反省をすれば、再チャレンジすると、そういう機会を与えられても当然ではないかと。

 これは別に長谷川さんのことだけではなしに、社会全般に我々が考えていることでございます。そういう意味で、いろいろな経験をされておられる方、この日本にはたくさんいらっしゃると思いますが、そういった方々がですね、再び夢と希望を持って立ち上がれるような、そういう象徴としてですね、長谷川さんに、これから過去のことは反省し、未来に向かって、国民の皆さん方に夢や希望を持っていただけるような、そういう政治家になっていただきたいというのが、我々の希望でございます。むろん、過去の発言がそれで全て帳消しになるという考えではございませんけれども、そういった我々の日本社会、これからのあるべき姿を考えたときに、そういう道を歩んでいただきたいということで、今回の決断、判断に至ったわけでございます。私からは以上でございます。

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