『わろてんか』ナレーション(小野文惠アナ)が不評。「ロミオとジュリエット」「男と男の対決」など第16回感想
NHK連続テレビ小説(朝ドラ)『わろてんか』第3週・第16回(2017年10月19日8時0分~)を視聴した感想・評価の記事です。
今回は、おてんちゃんと藤吉が連夜密会するのですが、これ親の立場から見たらかなり胸糞悪い展開だろうなと。このドラマの視聴者層・・・。
またSNS上では、小野文惠アナウンサーのナレーションについて今回は特に批判的意見が多かったです。はっきり言って不評。詳しいことは後述しますね。
各キャストの影響度(言及数)
まず、SNSのデータを用いて主要キャストの言及数を比較します。これにより各キャストのドラマへの影響度を測ります。
1位は武井風太役の濱田岳さん。いつまでもてんに優しい風太。そろそろ限界が訪れそうです。
2位は北村藤吉役の松坂桃李さん。藤吉の魅力って何なんでしょうね? そんなにお手紙がよかったのかな。
3位は藤岡てん役の葵わかなさん。今思えば、藤吉のお手紙がてんの成長に与えた影響などが描かれれば、藤吉の魅力に説得力があったような気がする。
4位はてんの父・藤岡儀兵衛役の遠藤憲一さん。儀兵衛は儀兵衛でてんの縁談を強引に進めようとするところがあって。まあこの時代だからしょうがないというか常識的なんでしょうね。
5位は秦野リリコ役の広瀬アリスさん。視聴者の間では、彼女が好きだという人と、嫌いだという人に分かれている模様。前回のべっこう飴の件でリリコが藤吉を好きになった理由が理解できるので、好感が持てるという意見もあり、逆に意地悪しすぎて悪い女だという意見もある。
インスタに画像があったので。
6位は伊能栞役の高橋一生さん。今回も登場せず。
7位はてんの母・藤岡しず役の鈴木保奈美さん。今週はかなりてんに同情的だろうか。
8位はキース役の大野拓朗さん。すべての元凶だが反省してない模様。
ハイライト・名場面(あらすじ含む)
今回の盛り上がりグラフです。SNSで盛り上がった時間帯が確認できます。
以下、各盛り上がりポイント(★マークの時点)について説明します。
ああ、まるでロミオとジュリエット?
★4分(盛り上がり度:43)
儀兵衛は、藤吉とキースを蔵で発見。
事情聴取した結果、藤吉が商家の長男だとわかり、儀兵衛は二人をもう二度と会わせないことを決意。
儀兵衛は、藤吉には「二度とこの家に近づくな。今度戻ってきたら腕をへし折るぐらいではすまんと思え!!」と言い渡し、てんは蔵に閉じ込めた。
てんが蔵に閉じ込められるのは3回目。
この時代は商家の長男長女は淡い恋心も許されなかったと。
ナレーションの小野アナが「ああ、まるでロミオとジュリエット」と言った。
この時点のSNSでの反応:
「悲しき時代やな」
「蔵の使用頻度高いな」
「ロミジュリではないだろ」
SNSでは「ロミオとジュリエット」だというナレーションに、批判的意見もあった。「いらなかった」とか「萎えた」とか「ロミジュリのように同情できる事情がない」とか。うーん確かにちょっとナレーションやりすぎて寒いかも。
ナレーションに対する批判的意見はこの後もある。さらに後述する。
風太、饅頭をはんぶんこ
★11分(盛り上がり度:42)
夜になり、蔵に閉じ込められたてんに藤吉が会いに行った。蔵の2階の窓にはしごをかけて、蔵の中のてんと会話した。
なんというザルな警備。
藤吉の後には風太が来た。同じように蔵の2階の窓から、てんを見て、幼き日と同じように饅頭を半分こしててんに渡した(渡したというより放り投げた)。
SNS上では風太の支持率が高まっていた。
この時点のSNSでの反応:
「やっぱ風太のほうがいい」
「風太のが良くない?」
「風太切ないなぁ」
てんはハンガーストライキを決め込んだのか、出された食事も、風太のまんじゅうさえも食べなかった。
藤吉の柿は食べる
★12分30秒(盛り上がり度:60)
夜、藤吉がまたてんに会いに蔵に来た。柿をもってきて、てんに渡した。
てんは柿を食べて「美味しい」と言った。藤吉はうれしそうに「ほんならもっとぎょうさんもいでくるわ」と。てんもうれしそうだった。なお柿は野宿している神社の裏になっていたという。
風太の差し入れは食べず、藤吉の差し入れは食べる。
風太は何も悪くない。自分の立場を顧みずてんに協力した。そんな風太の食べ物を拒否し、無視し、嘘つき藤吉の食べ物を受け入れるというのはどういう心理なのだろうか。
SNS上ではますます風太支持の声が高まる。
藤吉に対しては「もう来るな」という意見もあった。
風太と藤吉が直接対決へ
★14分(盛り上がり度:83。今回最高の盛り上がり)
ついに風太は、てんと藤吉の密会現場を目撃してしまう。藤吉はいつものように無警戒に、蔵の二階にはしごをかけててんと会話していた。
それを見た風太はだまって、てんに差し入れるためにもっていた饅頭を握りつぶした。
翌朝、風太は藤吉が野宿している神社へ向かった。
藤吉を叩き起こし、胸ぐらを掴んだ。
ナレーターの小野アナが「いよいよ男と男の対決。いえ、果し合いでしょうか?(ワクワクした声で)」と言った。
数値化された評価と感想
冒頭に掲載したのは、SNSのデータを基にした共起ネットワーク図です。感想の可視化を目的に掲載しています。再掲します。
左上にある「蔵 トイレ」というのは、蔵に数日間にわたって閉じ込められているてんは、トイレはどうしているのかという疑問である。視聴者がみな疑問に思っている。あそこにトイレも設置されているのだろうか。トイレが設置された蔵なんて聞いたことがない。簡易トイレを設置したのだろうか。
右下のナレーションについては、後述する。
最後にSNSのデータを基にした評価を確認します。
総合も含めて全体的にかなり低い。
一つは、藤吉とてんの恋に説得力がないのが一因となっていると考えられる。ここ数回で書いたが、伊能栞、風太、新一兄さんという魅力的なまわりの男たちにひきかえ、藤吉の魅力とはなんなのだろうか。一方の藤吉も、なぜてんにこだわるのだろうか。
笑ってくれた・笑わせてくれた、という関係性だけではイマイチ納得できない視聴者も多いようだ。
まあ、それが恋と言えば恋なので、ツッコんでもしょうがないかもしれないのだけど。でも一定数はこの恋を応援したいという意見もあるので、一概に全部ダメというわけではありません。
また、前述の通り「ロミオとジュリエット」のナレーションには批判的意見も多かった。
それに加えて今回のラストのシーンの「いよいよ男と男の対決。いえ、果し合いでしょうか?(ワクワクした声で)」というナレーションについても批判があった。
あらためてSNSの投稿を見てみると、今回のナレーションについては「要らない」「萎える」「嫌い」「オフにしたい」「過多」「一言多い」「気に入らない」など散々だった。
ナレーターは小野文惠アナ。小野アナといえば「ためしてガッテン(ガッテン!)」のイメージ。役に立ちそうなことを言いそう感が強い。
だがこの朝ドラに限れば、不評と言わざるをえない。
実は第1回から小野アナのナレーションを不安視する意見があった。ナレーションで主張をしすぎる、出過ぎる、強すぎる傾向にあるというもの。また、第4話では化け猫のくだりで「えー!」という棒読み風のナレーションもあった。
もちろん脚本の問題もあるのだが。
ナレーションは特に、一度気になってしまったらずっと気になってしまうもの。今後改善させるといいんですけど。
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