ポケモンGOにおいて、ポケモンの居場所が分かる非公式ツール「P-GO SEARCH」(通称 ピゴサ)というアプリがありましたが、公式の要請により停止しました。
その代わりの非公式サーチツールとして人気なのが「1秒マップ for ポケモンgo」(通称 1秒マップ)というアプリです。
しかし、このサーチツールをユーザーの端末にあるかを運営が把握することは可能で、BANの可能性が高いです。
今回の記事はあるエンジニアとして有名で、信頼の置ける方の情報を基に作成しました。
画像引用:https://manuke.jp/pokemongo-lugia/
目次 [hide]
「1秒マップ for ポケモンgo」とは
「1秒マップ for ポケモンgo」は
- ポケモンの居場所
- レイドバトルの情報
等が分かる非公式のサーチツールです。
運営はサーチツールをどう見ているか
以前の記事でも何度かお伝えしていますが、運営はこれらのツールを認めてはおらず、幾度となく対策をし、使えなくなったツールが多くあります。
そして、日本で最も影響力があったピゴサも運営により閉鎖に追い込まれました。
このように運営はサーチツールの対策を進め、ピゴサを閉鎖さしたことでより強めており、今後は使用したユーザーもBANなどのペナルティの対象となる可能性があります。
運営は1秒マップを把握できる
以下は日本を代表するエンジニアである 佐野榮太郎 氏のツイートです。
氏のツイートによると
「ポケモンGO」自体が他のアプリである「1秒マップ」をインストールしている(ユーザーはほぼ使用目的)かを調べることができるようです(特にiPhone)。
すなわち、ポケモンGOにこの機能が搭載されていれば、
インストールしたらその時点で詰む
可能性があります。
そして、ピゴサの有無もすでに運営に把握されている可能性もあります。
お詫びと追記
表現を誇張しすぎました。申し訳ございませんでした。
しかし、「ポケモンGO」自体が「1秒マップ」を把握できるならば、使用しなくともインストールしただけで警告が来る可能性はあります。
佐野榮太郎氏について
概略
1980年代から、DTMソフトウェアのプログラマ、ゲームミュージックコンポーザー、一部を一般にも開放された企業向けパソコン通信網ARF(企業向け通信網での表記、現在閉局)の設計者、システムオペレーターとして活動。 当時発行された著書に『アルファの厳しいパソコン入門』、同人冊子として『αノート』 など。 後者は佐野榮太郎が高等学校在学中に著したプログラムソース集である。 1992年、インターメックス展示会の出典企業が主催したオフィスウェアコンテストのデータベース部門において、カード型データベースシステムを公開し、入賞。音声による自動応答に主眼をおいた人工無脳A.R.M.Sや、人間の体温に反応して警告を発する防犯管理システムASS01の考案者として知られる。
佐野氏は日本を代表するエンジニアで、最新技術やアプリの流行も詳しく、影響力も大きい方です。
そして、根拠もなく、無責任にこのような発言をする方ではないため、運営が少なくともインストールを把握することは可能のようです。
追記 ブラックリストが実装
新しいアップデートにより佐野氏のツイートにあった不正なアプリを検知する
「ブラックリスト」
が実装されました。
どのようなペナルティがあるのか
ペナルティにはいくつかの種類、段階があり、課すとしたら段階的に行うと考えられます。
- レアBAN:レア、強力なポケモンを表示、ゲットさせなくするペナルティ
ピゴサもこのBANの影響で表示できなくなった - スラッシュBAN:不正にゲットしたポケモンの使用を制限するペナルティ
主に位置偽装でゲットしたポケモンが対象 - 一時的なBAN:一時的にゲームを遊べなくするペナルティ
一定期間で解除されると思われる - 永久BAN:アカウントを凍結し、永久にゲームで遊べなくするペナルティ、永久追放
違反を繰り返したり、悪質な場合に適用されると思われる
ペナルティを回避するには
ポケモンGOが他のアプリを認知でき、ペナルティがあるのなら
そのアプリを削除し、使わないことしかありません。
終わりに
今回の記事では「1秒マップ」によって、BANなどのペナルティが発生するかを考察しました。
ピゴサのことを考えると「1秒マップ」も使えなくなるのは時間の問題と思われます。
ポケゴー運営の要請×
TPCiからの要請○
調べる技術が存在する○
運営が個々の端末を調べる権利がある×
そもそも、1人のエンジニアの意見のみで決めつけるのは根拠が薄い。
サーチ嫌いに偏って、しっかり根拠づけられていないと思います。
頑張ってください
コメントありがとうございます。
ナイアンティック社:アプリの開発、企画を担当
株式会社ポケモン海外事業部(TPCi):知的財産権の管理
と役割を分けており、2社合わせて運営としています。
ただ、運営は悪質なプレイヤーへのペナルティ、排除する権利はあります。
そのために、どこまでやる、できるかは分かりませんが。
ピゴサのことを考えると少なくともサーチツールと開発者は排除していくかと思います。
なるほど!返信ありがとうございます〜
>運営は悪質なプレイヤーへのペナルティ、排除する権利はあります。
もっともです。ただしポケモンGO以外のアプリの有無を調べるというのは、プライバシーの観点からどうにも実現しない気がするんですよね。。
>ただしポケモンGO以外のアプリの有無を調べるというのは、プライバシーの観点からどうにも実現しない気がするんですよね。
具体的に調べる方法は分かりませんが、警察や司法の許可があれば、できるのではないでしょうか?
1企業の営利のために
警察、司法の許可が簡単におりるの?
それに端末1台ずつの許可を申請するの?
可能性はゼロではないけど
非現実的だと思う。
コメントありがとうございます。
>非現実的だと思う。
確かにそのとおりだと思います。
後はナインアンティック社、株ポケがどうでるか?
だと思います。
ただ、少なくとも、インストールを把握する手段はあるかと。
プライバシーに関わる情報を収集するCarrierIQなんて仕組みもあったくらいですから(あれは少々乱暴ですが)、特定のプログラムがインストールされているか否かを調べるくらいは、ゲームマスターであれば普通にやります。
そもそも、法律上は、取得した情報をどう管理するかが問題(これが個人情報保護法に関する部分)であって、その上で全てのアプリの情報を取得するわけではなく、特定のアプリがインストールされているかだけを調べるのであれば、なんら問題にはならないでしょう。
特に何らかの権利侵害を特定するための仕組みであるならなおさらです。
これがプライバシーの侵害に相当すると乱暴な事を言うなら、マルウェア対策ソフトもウィルス対策ソフトも、広告ブロッカーも、全てプライバシーを侵害するソフトとして成立します。
これらソフトの多くは、他にどんなプログラムがインストールされているか、どんなサイトを開こうとしたか等も、逐一監視し、必要に応じて開発者に情報を自動的にフィードバックする仕組みで動作しているわけです。
すなわち、これがプライバシーの侵害に相当すると訴えるなど、そんな大義名分はどこにもありません。
更に申し上げるなら、他にどんなアプリがインストールされているか、調べることがある、もしくはこれに準ずる内容の一文をポケモンGOの利用規約に入れておけばいい。
もっとも、そんなことをしなくても、ナイアンテイックには不正を調査する正当な権利と理由があります。
1秒マップそのものはもちろんですが、なんらかの理由をつけて、これを広めよう、肯定しようとした者は「威力業務妨害」に問われても仕方ないでしょうね。
特定電気通信役務提供者を縛る法によって、ここのログも、最低でも過去1年以上分はサーバを提供する事業者に、しっかり取られているはずなので、お覚悟を。
そもそも個体値の細かい数値やポケモンの消滅時間など運営が表に出していないものをサーバーから引き出して表示してしまうのは不正アクセス防止法違反ではないのですか?
すみません不正アクセス禁止法でした
>GGG
コメントありがとうございます。
>そもそも個体値の細かい数値やポケモンの消滅時間など運営が表に出していないものをサーバーから引き出して表示してしまうのは不正アクセス防止法違反ではないのですか?
確かに、ポケモンの場所、個体値などのデータを盗り、表示させるのはなにかしらの法律に反していると思います。
返信ありがとうございます
実際2007年に高校生が不正アクセス禁止法違反で逮捕されていますね(マビノギ事件)