かつて鹿児島県に存在した「きりしま山脈ホテル」という廃ホテルが今回の冒険の舞台です。それほど規模は大きくないホテルだけど、構造がとても複雑で確認しながら調査しないと迷ってしまうほど。
なお、きりしま山脈ホテルは解体され現在はありません。
謎の大迷宮へ
かなり入り口はぶっ壊れてしまっています。もはや人為的破壊なのか自然崩壊なのか分からないレベルです。ガラスが散乱していて危ないので慎重に進む必要があります。
入り口からしていきなり難易度が高い。
きちんと突破すると食堂と思われる場所に出ました。なぜか中国風のデザインになっています。さらに進むと十字にに道が分かれ、客室は1.5階と書かれています。まさに迷宮・・・。
ブランデーが健在です。何年放置されているのやら・・・。
他にもたくさんの酒類がありました。
壁紙ははがれてしまっているが、レンガ調の壁紙がダンジョンと言う言葉を連想させますね。複雑な構造なので確認しながら進まないとガチで迷ってしまいます。
大広間のようなところに出ました。外観がかなりぶっ壊れていたけど中に入るとかなりしっかり構造が残っています。窓も割れてなくカーテンも健在です。現役当時はここで毎日のように宴会が開かれたのでしょうね。
宴会場を通り抜け客室へ向かいます。しかし、上へ向かう階段が中々見つかりません。迷宮と言うのはお客さんを迷わせる為にある物だけど、ここが迷宮ではなくホテルだった時もお客さん迷っただろうな。
ようやく階段を発見しました。本当にダンジョンに来ているようでちょっとワクワクしちゃいますね。
客室はシンプルな部屋でした。2階部分もしっかりと残っているので入り口のひどい崩壊はもしかしたら人為的な破壊だったのかもしれませんね。やっぱり廃墟では幽霊なんかより人の方が比べ物にならないくらい恐ろしい。
お風呂は完全に浸水していました。思った以上に深いので先に進むことはできません。天然温泉なので、ちょっと水に触ってみたけど生暖かい水でした。いくら天然温泉と言えど管理していないとこのような状態になってしまい入る事はできませんね。
無事に探索終了。ホテルの裏手は入り口よりも綺麗に残っておりぱっと見では廃墟である事はわかりません。外観はボロいけど内部は綺麗に残っており壊された様子もなく気持ちの悪い落書きなどもありませんでした。
見どころも多く、何より本当にダンジョンに来ているような雰囲気を味わえる面白い冒険でした。