こんにちは、無職ゲーマーかみさんです。
久々の更新になってしまいました。
先週発売のロストスフィアも、気づけばプレイ時間が50時間を超えてた…
ロストスフィアとは
2017年10月12日発売のコンピュータRPG。
発売元はスクウェア・エニックスで、PS4・Switch・Windowsのマルチプラットフォーム展開。
『Project SETSUNA』の第2作目。
Project SETSUNAとは
Tokyo RPG Factoryとスクウェア・エニックスによる開発チーム。
あの頃、みんなRPGに夢中だった。
とりもどそう。ボクたちのRPGー。
RPG最盛期の90年代の伝統と、現代の進化を融合し、昔懐かしい雰囲気を味わえるゲームを製作しているチームです。
1作目は2016年2月18日発売の『いけにえと雪のセツナ』(以下、『セツナ』)
ナンバリング作品ではないし、ストーリーも続き物ではないので、今作ロストスフィアはセツナ未プレイでも十分楽しめます。
ストーリー
この世界は記憶によって創られている。記憶が失われるとき、存在も消えてしまう。
それを人はロストと呼んだ。今そこに存在するものが、一瞬のうちに白い霧となって消えていく。
ロストしてしまったものは、人の力で元に戻すことはできない。
しかし、記憶の力を使う少年が世界に現れる。少年の名前はカナタ。
それは世界にとって、希望なのか。新たなる絶望なのか。
世界各地で起こっているロスト現象。
ロストしてしまったものを再生させる能力を持つ主人公・カナタが、仲間と共に世界を救う旅に出るというストーリー。
システム
戦闘システムはATBを採用。
Active Time Battle の略で、リアルタイム制の戦闘システム。
基本はコマンド選択型ですが、ATBゲージが溜まったキャラクターから行動できます。
ファイナルファンタジー、クロノトリガーなどで採用されているシステムです。
セツナとの比較
※繰り返しになりますが、セツナ未プレイでも十分楽しめます。ストーリーも関連性はほぼありません。
・戦闘以外は易しくなった
宿屋がある。セーブポイント増加。
セツナでは宿屋が存在しなかったから、アイテムを使って回復する必要があった。
ロストスフィアでは、ほとんどの街に宿屋がある。
セーブポイントもセツナでは各ダンジョンに1つあるかないかだったのが、ロストスフィアでは大幅増。
さらにフィールドマップなら、どこでもセーブが出来るようになっています。
スポンサーリンク
・難易度はやや高め、戦略性もアップ
セツナにはなかったCT(クール・タイム)が導入され、強力な技を連発することができなくなりました。
その分、一部の魔法が単体→範囲魔法に変更されていたり、セツナでは壊れ性能だったシャイニングの回復量が減っていたり、全体的にバランスが取れている印象。
一番大きな変更点は、位置取りの概念があり、バトル中に移動ができるようになったという点。
うまく利用すれば多くの敵を一度に攻撃できたり、敵の攻撃を避けたりできるようになりました。
セツナ同様、全体的な難易度はやや高めで、脳筋プレイは不可能ではないですが相当レベル上げをしないと厳しいです。
防御魔法、回復魔法、回復アイテム、状態異常などを駆使して戦う必要があります。
ボスも多くそれぞれに特徴があり、歯応えのある戦闘が楽しめますよ。
・ボリューム増、ストーリーには共通点も・・・?
セツナはクリアまで15~20時間程度。
ロストスフィアは30時間前後必要。
ストーリーはより手に取ってもらいやすい、万人受けしそうな内容にしてきたという印象を受けました。
セツナは、いけにえになること(=死)が決まっている少女を、儀式が行われる地まで護送するというストーリー。
どこまで行っても雪が降り続けて全体的に重い雰囲気の中、各々にそれぞれの想いがあり、希望を捨てずに世界に抗っていくというもの。
もちろん良いストーリーなのですが、こういう暗い雰囲気のゲームはどうしても評価が分かれがち。
一方ロストスフィアは特殊な能力を持った少年が、幼馴染と共に世界を救う旅に出るという設定。
RPGしてる!冒険してる!感をより味わえる内容になっています。
ただ、2作に共通なのは「答えをくれない」という点。
「魔王を倒して世界が平和になった」のような、スカッとする解答は得られません。
おそらく共通の主題は人間の在り方について。
並外れた能力をもつ人間が、その能力を正しく用いることの難しさ、そもそも正しいとはなにか。
こういったことを問うているのだと感じました。
想像する余地のある、深いストーリーを味わえる良作です!!
終わり方はセツナ同様キレイでしたよ。
で、結局どういう事なの?どうなったの?
ではなくて、
自分なりに思索に耽るのが『いけにえと雪のセツナ』『ロストスフィア』共通の楽しみ方だと思います。
BGMも素晴らしく、ノスタルジックな気分に浸れます。
RPG好きなら、やって損のないゲーム!
おまけ:一番笑ったシーン
両生類型のボスとの戦闘中。
こちらを眠らせる技を使ってくるのですが、その後冬眠なのかなんなのか、自分も寝始めちゃって。
敵味方全員おねんねで、僕はぼーっと画面を眺めてるだけ。
眠らされてる間に一方的に攻撃されるなら、やべえよやべえよ・・・ってなるけど、おまえも寝るんかい!!
操作できないし敵も寝てるしなんだこの状況はww って久々に戦闘中に笑いました。