ミズーリ州カンザスシティの市長は10月に入り、Amazon.comの商品1000点を購入すると宣言するプレスリリースを発表しており、さらに各商品のレビューページに、同市に関する統計や情報、エピソードを投稿している。
Sylvester "Sly" James Jr.市長は、「その意図は簡単で、カンザスシティをAmazonで最も評価の高い都市にすることだ」と声明に記した。
第2の本拠地「Amazon HQ2」を公募するAmazonの誘致を図る多数の都市が奇抜で派手なアピールを展開しており、同市もその1つだ。アリゾナ州ツーソンは、長さ21フィート(約6.4m)のサワロサボテンをAmazonに送ったという。ニューヨーク市は、複数の象徴的な建物をAmazonカラーのオレンジでライトアップした。ジョージア州ストーンクレストは、市の一部をジョージア州アマゾンに改称すると提案したとされる。
Amazonによる選考が米国時間10月20日に開始するため、おそらく誘致を図るためのアピール合戦の多くは収束し、今後は具体的な候補都市だけに絞られることになる。Amazon HQ2を誘致するための各都市の応募期限は19日に終了する。Amazonは2018年に建設地を発表する計画だ。
最終的に選ばれる都市には、莫大な機会がもたらされる可能性が高い。Amazonはこの新本社に今後15〜17年間で総額50億ドルを投入し、5万人を雇用する計画だ。この第2本社は、シアトルにある現在の本社と同等の規模になる予定だ。33の建物に4万人が勤務するシアトル本社には、37億ドルを投じて建物とインフラが建設された。Amazonが第1本社を通じてシアトルの経済への間接投資の規模は莫大だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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