ニンテンドースイッチがアップデートしバージョン4.0.0の配信が開始され、セーブデータを別のニンテンドースイッチに移行することができるようになり、最大30秒前からの動画を保存することができる機能などが追加されました。
待望のセーブデータ移行機能ですが...これ、結局のところほとんど使うことができない機能なんじゃないのかなって思うのですが。
ニンテンドースイッチ バージョン4.0.0について
セーブデータの移行機能はスイッチ本体が二台必要!
ニンテンドースイッチのセーブデータはSDカードやクラウドなどに保存することができない仕様となっていますが、バージョン4.0.0で他のニンテンドースイッチにセーブデータを移動させることができるようになりました。
バージョン4.0.0で追加されたデーブデータ移行機能は「設定」→「ユーザー」の項目の中に「ユーザーとセーブデータの引っ越し」が追加されたので、ここからセーブデータを引越しすることができるようです。
どうやらクラウドにセーブデータを移行させるわけではなく、近くにあるニンテンドースイッチと通信してユーザーアカウントとセーブデータを丸ごと移行させるというのがバージョン4.0.0で追加されたセーブデータ移行機能のようです。
ユーザーアカウントとセーブデータは紐付いているので違うスイッチに移行すると元のスイッチで遊ぶことができなくなります。
スクショ写真や動画は引越しされません。
てっきりPS4のようにクラウドにセーブデータを保存することができて、そこから移行することができるのかなと期待していたのですが、あくまでニンテンドースイッチ同士で通信をしてセーブデータを移行することができるだけのようです。
つまり、今まで通りニンテンドースイッチ本体が故障してしまったらセーブデータは消失してしまうということに変わりはないということになりますね。うーん...。どうなんだろう。かなり微妙じゃないですか?
まあ、セーブデータを移行できないよりはマシだとは思いますが、アカウントも一つしか紐付けできないのも少しケチくさいですよね。もう少しなんとかして欲しいところ。
動画保存機能に対応
バージョン4.0.0で動画保存機能に対応し簡単にSNSにアップロードすることができるようになりました。
スクショ撮影ボタンを長押しすることで動画を保存することができます。
ただし、ちょっとニンテンドースイッチの動画保存機能は一癖あり、ボタンを長押しすると最大30秒前までを動画として保存してくれるという機能で、ユーザーが「ボタンを押して録画を開始」→「ボタンを押して録画を停止」という細かい操作をすることはできないようです。
あくまでSNSにアップするための機能といった感じでしょうか。
ニンテンドースイッチのアップデート方法
アップデートは「設定」→「本体」の「本体の更新」から実行することができます。
「本体を更新する」を選択してアップデータをダウンロードします。
回線環境によっても約2分ほどでダウンロードできました。
あとは自動的にニンテンドースイッチが再起動して更新されます。
バージョン4.0.0にアップデートすることで以下の機能が追加されます。
- 最大で30秒前からの動画保存、FacebookやTwitterに投稿可能に
- ユーザーに設定できるアイコン(スーパーマリオ オデッセイとゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルドより各6種類)追加
- ほかのNintendo Switch本体に「ユーザー」と「セーブデータ」を引っ越し可能に
- ニンテンドーeショップで「あらかじめダウンロード」に対応
- ローカル通信で近くの人とゲームソフトのバージョンを揃えることが可能に
- いくつかの問題の修正と動作の安定性、利便性を向上
セーブデータの移行機能と動画保存機能もそうだけど、個人的にはあらかじめダウンロード機能が何気嬉しいかもしれません。スーパーマリオオデッセイも発売と同時にプレイできるってことですよね。