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無料配布のポケットティッシュの効果は?という話:ゆうがたサテライト【2017/10/12】

街中でよく無料で配られているポケットティッシュ。

配っている人に聞いてみると、

「広告主に依頼されて配っている」

とのこと。

ポケットティッシュを配る専門の会社があるようです。

その事務所を訪れると、ダンボールに入った大量のポケットティッシュがありました。

1日に配るのは平均5000個だといいます。

このティッシュ、いったいどこで作っているのでしょうか?

どうやらポケットティッシュを専門で作っている会社があるそうです。

その工場にあったのは、巨大なティッシュのロール紙。

これ1つで約8000個分になるといいます。

この原紙を機械に通すと、キレイに折りたたまれ、おなじみの形になります。

あとは、広告を入れて梱包すれば完成!

ポケットティッシュの価格は、作る量にもよりますが、大体1個10円ほど。

これを無料で配った時の効果はどれくらいなのでしょうか?

ある飲食店で配ったところ、配布前よりも配布後の方が売上が伸びました。

しかし、人件費などの配布費用を差し引くと、むしろマイナスになってしまいました。

それでも、配る意味があるのでしょうか?

実は、ポケットティッシュの最大の利点は、使うたびに広告を目にするので、ティッシュがなくなるまで広告効果が持続すること。

翌日、またその翌日の来店も期待できるので、結果的にはプラスになるといいます。

街で配られるポケットティッシュは、低価格で客を集める優秀な広告ということがわかりました。

しかし、最近ではネット広告に押され気味で、減少傾向にあるようです。

巻き返しを図るために、カラーのポケットティッシュも生産されているということです。