中国汚職で153万人処分摘発徹底へ
中国で共産党員の汚職などを調査する組織の幹部が記者会見し、この5年間でおよそ153万人が汚職などで処分されたことを明らかにするとともに、2期目を迎える習近平指導部のもとでも党や政府の幹部らを徹底して摘発していく考えを示しました。
中国の習近平指導部は、発足以来、汚職撲滅に力を入れており、5年に1度の共産党大会が開かれているのに合わせて、党員の汚職などを調査してきた中央規律検査委員会が19日、この5年間の成果を発表しました。
それによりますと、汚職による規律違反などで処分されたのはおよそ153万人にのぼり、このうち、およそ5万8000人が刑事処分に問われ、司法機関に送られたということです。
会見した中央規律検査委員会の楊暁渡副書記は「断固として腐敗を懲罰し、すべての民衆の身の回りの腐敗を一掃する」と述べ、2期目を迎える習近平指導部でも党や政府の幹部らを徹底して摘発していく考えを示しました。
また楊副書記は、中国では共産党に権力が集中しているうえ完全に独立した司法機関がないため、みずからを監督するのは難しいのではないかと質問されたのに対し、党の規律検査委員会に加えて政府機関による監督などもあり、汚職への監視や調査は適正に行われていて問題はないと強調しました。
それによりますと、汚職による規律違反などで処分されたのはおよそ153万人にのぼり、このうち、およそ5万8000人が刑事処分に問われ、司法機関に送られたということです。
会見した中央規律検査委員会の楊暁渡副書記は「断固として腐敗を懲罰し、すべての民衆の身の回りの腐敗を一掃する」と述べ、2期目を迎える習近平指導部でも党や政府の幹部らを徹底して摘発していく考えを示しました。
また楊副書記は、中国では共産党に権力が集中しているうえ完全に独立した司法機関がないため、みずからを監督するのは難しいのではないかと質問されたのに対し、党の規律検査委員会に加えて政府機関による監督などもあり、汚職への監視や調査は適正に行われていて問題はないと強調しました。
中国汚職で153万人処分摘発徹底へ
中国で共産党員の汚職などを調査する組織の幹部が記者会見し、この5年間でおよそ153万人が汚職などで処分されたことを明らかにするとともに、2期目を迎える習近平指導部のもとでも党や政府の幹部らを徹底して摘発していく考えを示しました。
中国の習近平指導部は、発足以来、汚職撲滅に力を入れており、5年に1度の共産党大会が開かれているのに合わせて、党員の汚職などを調査してきた中央規律検査委員会が19日、この5年間の成果を発表しました。
それによりますと、汚職による規律違反などで処分されたのはおよそ153万人にのぼり、このうち、およそ5万8000人が刑事処分に問われ、司法機関に送られたということです。
会見した中央規律検査委員会の楊暁渡副書記は「断固として腐敗を懲罰し、すべての民衆の身の回りの腐敗を一掃する」と述べ、2期目を迎える習近平指導部でも党や政府の幹部らを徹底して摘発していく考えを示しました。
また楊副書記は、中国では共産党に権力が集中しているうえ完全に独立した司法機関がないため、みずからを監督するのは難しいのではないかと質問されたのに対し、党の規律検査委員会に加えて政府機関による監督などもあり、汚職への監視や調査は適正に行われていて問題はないと強調しました。