Introduction
こんにちは。阿豆らいち(@AzuLitchi)です。
前回記事
で、Directorというソフトでオーサリングの仕事をしていたと記載しました。
今回はオーサリングとは何かを解説します。
とうじょうじんぶつ
阿豆らいち:
現在はフリーランスのデザイナー。ジョブズがAppleに居なかった頃、マルチメディアのオーサリングの仕事をしていた。
オーサリングって何?
卒業後、マルチメディア制作の小さな会社に勤務していました。
オーサリングとオサルさんは無関係でした。
英語で言うとAuthoring、「著すこと」という意味もありますが、マルチメディア制作の場合は組み立て作業のことを指します。
基本的にオーサリングは組み立てだけなので、ナレーションやBGMはなどの音源素材はサウンド屋から納品されます。
ところが・・・
WindowsパソコンのことをDOS/V(どすぶい)と呼んでいました。
使い方を知らないソフトでも、同じ操作を200回繰り返すとだいたい覚えられます。
ナレーションにBGMを被せた音源を作ったり、ナレーションの不要な箇所を削除したりなど、いちいちサウンド屋に戻すのも時間がかかるので、自分でやっちゃってました。
当時使っていたソフト
Macromedia SoundEdit16
Macromedia社のSoundEdit16というソフトを使っていました。
さすがに在庫なさそうだな…。Mac OS 9用ソフトです。16bitサウンドが扱えるのがウリなので16。
当時の汎用のWindows95はサウンドカードとの相性問題などで、サウンド編集には不向きだった記憶があります。
現在のサウンド編集ソフトは
Adobe Audition
Macromediaはその後Adobeに吸収されたので、現在はAdobe AuditionというソフトがAdobe Creative Cloudにバンドルされています。
Adobe Creative Cloud コンプリート 2017年版 | 12か月版 | オンラインコード版
機能は増えてますが、基本的な操作なら20年前と大きな違いはありません。
Audacity
無料の音源編集ソフトならAudacityが有名
ウィキペディアによると「オーダシティ」と読むそうです。
https://ja.wikipedia.org/wiki/Audacity
これも基本操作はだいたい同じです。Auditionが無い頃は使ってました。
サウンド編集には、こういった波形編集ソフトの他、MIDI作曲系のソフトがあるのですが、長くなるので割愛。
まとめ
そんなわけでオーサリングの仕事中に波形編集ソフトの使い方を覚えました。
じゃあ他のメディア・・・画像や動画ファイルの編集は不要だったかというともちろんそんなことはありませんでしたが、それはまた別のお話。
それではまた…さよならいち!・∀・)ノ