JR埼京線 無線使った自動制御システム 来月から
無線を使って列車の運行を自動的に制御する、従来とは全く異なる新しいシステムの運用がJR埼京線で来月から始まることになりました。
JR東日本が開発した列車制御システム「ATACS」は無線による情報通信で列車の位置を把握し、減速や停止といった制御を自動的に行う仕組みです。このシステムは宮城県内の一部区間ですでに導入されていますが、首都圏では初めて、埼京線の池袋駅と大宮駅の間で、来月から運用が始まることになりました。工事が順調に進めば4日の始発から導入されるということです。
現在、首都圏などで使われているATC=自動列車制御装置のシステムではレールに電気を流して制御するため、電気ケーブルなどの設備が必要ですが、新しいシステムでは必要なくなるため、将来的にはコスト削減を図るメリットもあるということです。またこの区間では早ければ2年後には無線を使って遠隔で踏切の遮断機を下ろすなどの制御も始まる計画です。
JR東日本ではこのシステムのほかの路線への導入について、今後、検討を進めることにしています。
現在、首都圏などで使われているATC=自動列車制御装置のシステムではレールに電気を流して制御するため、電気ケーブルなどの設備が必要ですが、新しいシステムでは必要なくなるため、将来的にはコスト削減を図るメリットもあるということです。またこの区間では早ければ2年後には無線を使って遠隔で踏切の遮断機を下ろすなどの制御も始まる計画です。
JR東日本ではこのシステムのほかの路線への導入について、今後、検討を進めることにしています。
JR埼京線 無線使った自動制御システム 来月から
無線を使って列車の運行を自動的に制御する、従来とは全く異なる新しいシステムの運用がJR埼京線で来月から始まることになりました。
JR東日本が開発した列車制御システム「ATACS」は無線による情報通信で列車の位置を把握し、減速や停止といった制御を自動的に行う仕組みです。このシステムは宮城県内の一部区間ですでに導入されていますが、首都圏では初めて、埼京線の池袋駅と大宮駅の間で、来月から運用が始まることになりました。工事が順調に進めば4日の始発から導入されるということです。
現在、首都圏などで使われているATC=自動列車制御装置のシステムではレールに電気を流して制御するため、電気ケーブルなどの設備が必要ですが、新しいシステムでは必要なくなるため、将来的にはコスト削減を図るメリットもあるということです。またこの区間では早ければ2年後には無線を使って遠隔で踏切の遮断機を下ろすなどの制御も始まる計画です。
JR東日本ではこのシステムのほかの路線への導入について、今後、検討を進めることにしています。