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<劉暁波氏のノーベル平和賞受賞>
1.中国「人権」活動家の劉暁波氏がノーベル平和賞を受賞された。これに対し、
「中国共産党機関紙の人民日報は2面で「平和賞の冒涜(ぼうとく)だ」との見出しで報じた。また、同紙系列の環球時報は「ノーベル賞の選定者は中国の平和や団結を望まず、中国社会が無尽の紛争に陥り、ソ連式の分裂に向かうことを望んでいる」と社説で反発した」
(朝日ドットコム2010年10月9日15時7分)。

1.これは全く同感である。西側のだまされている普通の人々と違い、政治家・マスコミは実態を良くわかっている。目的を持っているのである。劉暁波氏も同じである。中国に暮らしていながらそのことを知らぬはずがない。悪質だ。

1.劉暁波氏で注目されることはいわゆる2008年の「〇八憲章」を主導して作ったことだ。ここに中国を「連邦制」にするという言葉が出てくるのである。

「連邦制」とは「独立国」どうしが「連邦」して国家主権をさらに上位にある機関に預けるというものであり、何時でもそれぞれが独立する権限を持つものを意味する。つまり氏はチベットのダライ・ラマやウイグルのラビア・カーディルといったテロリストと一体なのである(
「空海のタントラ「仏教」とチベット」シリーズ目次
「(資料)空海のタントラ『仏教』とチベット」シリーズ目次
ウイグル暴動関連重要記事目次)。

1.今回受賞を決定したのはノルウエーの「ノーベル委員会」である。ノーベルの遺言によりノーベル平和賞のみはノルウエーが受賞を決定することになっている。
このノルウエーの「ノーベル委員会」はノルウエーの国会が任命することになっている。

ではなぜノルウエーは今回このような暴挙を行ったのだろうか?
次の記事を読んでみよう。

「選択」2008年5月号記事:
「「人身売買」の中継地と化すルーマニア-EU統合の「最悪の副産物」」
によると、ロシア・東欧が民主化した後、続々と人々は奴隷として初めは「EU諸国」へ輸出された。最近では「更に中東諸国、北米、中国や日本にまで」売られているという。女性の場合強制売春目的で、「商品価値がなくなるまで犠牲者を転売し続ける」という(p.15)。

つまり「〇八憲章」のような「民主化」の混乱によりロシア・東欧は「奴隷」とされたのである。「商品価値がなくなるまで犠牲者を転売し続ける」というのは女性だけでなく拉致された男性も同じである。

これをノルウエーは知っているのである。つまり彼らは1990年以来の東欧崩壊で大儲けしたのだ。大飢饉が始まり最低の低賃金労働者が生まれたため北欧は大儲けできたのだ。夢よもう一度!彼らは再び中国で儲けようとしているのだ。
ノルウエーは産油国でもあり鯨をはじめとしてあらゆる資源が豊富である。中国の制裁で直ちに崩壊するほど弱くはないが然し確実に彼らの首は絞められていくだろう。

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