夫(みどりいろ)です。
今日は現在6歳の息子の好奇心を刺激できたオススメの図鑑/児童書をまとめてみたいと思います。
子どもの好奇心を育む図鑑
「子どもの可能性を広げたい」親であれば、誰もが思う願い。子どもの「なぜ?」に寄り添い、子どもの探究心を育みたい、自分もそう思っている親の一人です。
世の中の不思議や仕組みに興味関心を寄せて、探求していく子どもの姿。そんな勝手に思い描く理想の子ども像をイメージしながら、何十冊と図鑑や児童書を買ってきました。
図鑑は素直に読んでくれない
ただ、相手は子供。そんなにうまくコトは進みません。
●1ページ開いて3秒で「これは絵がバツだわ」と言って、その後一度も開くことがなかった児童書or図鑑
●一緒に読もうとしてたものの「ごめん、意味わかんないからもういいや」と、「謝り&断り」といった大人の高等技術を駆使して拒絶された児童書or図鑑
●「図鑑より、戦いごっこしよーぜ」と、大人の理想を一瞬で崩す一撃必殺的な提案をぶつけられたり。
当然です。息子にも息子の都合がありますもんね。
子どもと図鑑を楽しむコツ
ただ、そんな多くの失敗を積んだ経験値から、図鑑や児童書を一緒に楽しむコツがわかってきました。
- 息子の興味関心の高まりの「機」を逃さない
- 写真や絵をふんだんに使い、デザイン的に息子が喜びそうな図鑑&児童書
- 大人も一緒に楽しめそうなコンセプト、切り口の図鑑&児童書
- 何気ないときでもすぐに手に取れる場所に配置
特に、写真や絵をたくさん使っていている図鑑。しかも、今の図鑑って、コンセプトや切り口が超絶面白い。通り一辺倒の図鑑じゃなくて、大人も楽しい。
オススメの図鑑/児童書5選
前置きが長くなりましたが、すったもんだを繰り返す中で、うちの息子も親もハマったオススメの図鑑(児童書)を5つ紹介したいと思います。
①寿命図鑑
コンセプトもイラストもまとめ方も、とにかく最高。大人も普通に楽しめます。
例えば、ジンベイザメの寿命65年、力士のまわしの寿命1年、人口衛星の寿命15年、知ってました?こういった、知っても何にもならないけど、知れるとちょっと嬉しい寿命が、13カテゴリー324個まとまっています。
この本の「みんな、いつか、死んでしまう。ということを知って、一生懸命生きていってほしい。」といったメッセージも素敵です。
②せいめいのれきし
これは、図鑑というより児童書、絵本です。地球が生まれてから今までのことが物語として綴られています。
読むだけで抽象度が上がるというか、なんというか。言葉にするのが難しいのですが、その壮大さをきっかけに考えるタネがゴロゴロ出てくる感じです。
ただ、少しだけ幼児には難しいのかも、とも思います。
③ふしぎの図鑑
子どもの好奇心は「なぜ」といった不思議から始まります。
・魚は眠るの?といった生き物の疑問
・どうして雷はゴロゴロなるの?といった自然の疑問
・自動改札機は大人と子どもがわかるの?といった生活の疑問
などなど、そんな素朴だけども、興味をそそる疑問がたくさんあります。
1つの疑問@見開き1ページにまとまっていて見やすく、そのほとんどが写真や挿絵で、うちの子どもも4歳の頃から何度も繰り返し見ている図鑑です。
④宇宙
この一冊の本で宇宙旅行に行った気分になれる本です。
著者の加古里子さんの吸い込まれるような絵も読み手の想像力を掻き立てます。
「ノミ」のジャンプのからはじまって、人間の走る速さ、電車、ヒマラヤ、人工衛星、月、太陽系、銀河といった感じでどんどん世界が広がるこの本も、最後の加古さんのあとがきのこの本への想いにも、ただただ脱帽。
大人も子どもも宇宙への解像度をぐっと引き上げてくれる本です。
⑤危険生物
THE図鑑的な図鑑。
が、圧倒的に息子が食いつきました。従来から危険や毒や注意喚起ポスターに敏感な息子。見事にこの図鑑に食いつきました。
特に随所にある「事件ファイル」といったコラムに興味津々で繰り返し読んでくれとせがまれてます。
「クラゲやエイに刺されたくないから、一生海には行かない」とも言っており、物事には効果と逆効果が必ずあるんだな、と思った次第でございます。
その他にも
5選と言いながら。。。
日本各地をキャンピングカーで旅行しているのですが、「5さいからのにっぽんちず」は息子も常に携帯し各県について調べています。全てひらがなだし、文字が少ないし、本当に5歳からの日本地図です。
「な、なぜ、こんな色に。そこに合理的な理由はあるのか?」と思いつつも、ついつい時間を忘れて眺めてしまう「世界一うつくしい昆虫図鑑」もおすすめです。昆虫好きのお子さんは間違いなくハマります。
僕は、上記の宇宙でも紹介した加古里子さんの図鑑/児童書がすっごく好きです。子どもも気に入ってくれています。宇宙の他にも、「地球」「海」「人間」などもすっごくおすすめです。
子どもと一緒にこういった本を眺めながら、教養を深めていくって、とんでもなく幸せなことですね。
本の紹介でいうと、こんなのもまとめました。よろしければ。