副業で始めるFX自動売買(システムトレード)

FX自動売買(システムトレード)で始める副業と資産運用

トラップトレード(トラリピ)は相場を「点」でなく「面」で捉えるので効率的な売買が可能

24時間動き続ける為替市場に対応できるトラリピが長期運用を行う個人投資家にピッタリなシステムです。新規注文と決済注文をセットで発注できる「イフダン注文」などを理解しておきましょう。

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個人投資家が勝ちやすいシステムとは

FXにおいて「総推移」を注目することで、、高低差だけを狙った取引よりも利益確定のチャンスが広がります。

fxrepo.hateblo.jp

しかし、これを手動で発注し続けようとした場合、パソコンの前に24時間張り付き指値を出し続けなければなりません。

この手間を省き効率的な運用を実現したのが「トラリピ」になり、簡単な注文を出すだけでで総推移のなかから利益を出すことが可能です。

トラリピのコンセプト

感情的な取引に押し流されて負けてしまう投資家や、ギャンブルのように中毒的な取引を繰り返して日常生活を破たんさせてしまう投資家の状況を改善するべく、マネースクウェア・ジャパン(M2J)が開発した発注管理機能が「トラリピ」です。

特別な相場観がなくても、長時間パソコンに張り付く必要性がなく個人投資家が勝ちやすいシステムなっているので、仕組みを詳しくみてみましょう。

トラリピとは

トラリピは「トラップリピートイフダン」の略称になり、「トラップ」、「リピート」、「イフダン」という3つの要素から構成されています。

  • トラップとは

通常の指値注文では相場の動きについていけずに取引機会を逃してしまうことを回避するため、注文を一度に複数発注し、為替相場に「罠」を仕掛けることでより多くの取引機会をねらうことを目的としています。

  • リピートとは

リピートとは文字通り「繰り返す」という意味で、注文が決済されたら終わりではなく、何度も繰り返し発注する機能です。

  • イフダンとは

「○円で買えたら、×円で決済する」というように一度に二つの注文を出して、最初の注文が約定したら二つめの注文が自動的に発動される注文方法です。

この3つが同時に働くことで成立する発注管理機能がトラリピの特徴になります。

トラリピの3つの要素

トラリピの各要素をもう少し掘り下げると、イフダンは新規注文と決済注文をあらかじめ一度に発注する注文形式です。例えば、現在1ドル=100円のドル/円を「もし(IF)99円で買えたら、101円で売り決済したい」と考えた場合、イフダン(IFDONE)なら同時に発注できます。

このように発注しておけば、ポジションを持って決済するまでチャートを見張る必要がなく、寝ている間や仕事中など、値動きを追いかけられない時間にも取引ができ、サラリーマンの副業として最適なのです。

FXのイフダンは一般的な注文方法ですが、イフダンを繰り返し発注する「リピートイフダン」という独自の発注管理機能が使えいるのはM2Jだけで、トラリピと同様に、リピートイフダンも特許手法です。

リピートイフダンは、新規で買った後に決済されると初めて新規がリピートする仕組みで、一定のレンジ内で繰り返される細かい値動きに対し、最も効果が発揮され総推移を取るのに適した注文手法なのです。

為替相場は一定のレンジ内を行ったり来たりを繰り返しやすい特性を持っています。

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このレンジを見極めてリピートイフダンを発注しておけば、想定するレンジの中で動いている限り、何度でも利益を確定することができます。

ただ、レンジ相場になりやすいとはいえ、永続することはありません。いずれ、想定レンジを外れることを見越して、損切りの注文を組み合わせるて発注することで、リスクに備えることも必要です。

相場を点でなく面で捉える

相場を常に監視しなくても効率的に売買を繰り返してくれるリピートイフダンですが、レンジの上限・下限を正確に見極め、的確な設定で発注しなくては最大限にメリットを享受することはできません。

仕掛ける位置が少しだけ異なるだけでも儲けのチャンスが巡ってくる回数が大きく変わってしまいます。そこで、「トラップ」という考え方を加えて、相場を面で捉えることで効率的な売買チャンスをモノにできます。

トラップで相場を面で捉える

一定のレンジのなかに複数の指値注文を仕掛けることを「トラップトレード」といます。

例えば、現在1ドル=105円の時に「100円まで下がる」と予想したときに、101円、100円50銭、100円、99円50銭、99円という具合に100円を中心に2000通貨の注文を5本、合計で1万通貨となるように指値注文をだしえちれば、予測ほどレートが下がらなくても利益を出せます。

100円という"点"ではなく、範囲を広げて複数の価格に分けて指値を入れることにより、相場を"面"で捉えるということがトラップトレードの基本的な考え方です。

これにより、取引チャンスを取り逃すリスクを分散でき、効率的な売買が可能になるのです。