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アップルの自動運転ユニットは一体型?LiDAR含め単一ケースにすべて収まる「ポン付け」タイプと専門家

これならテストのための着脱が簡単

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自動運転技術を開発する企業Voyageの共同創設者MacCallister Higgins氏が、アップルの自動運転ユニットの写真をTwitterに投稿しました。その写真から推測できるのは、アップルが"Project Titan"で開発中の自動運転ユニットが(少なくとも今の段階では)一体型で自動車の屋根にのせるだけのプラグ・アンド・プレイ式になっている可能性が高いということです。

 
さらに、同じ自動運転技術に携わるHiggins氏の見立てでは、通常ならトランクに詰め込まれるコンピューター制御部分も、おそらくこのユニットのケース内に収められているだろうとのこと。ルーフユニットには前後計6台のLiDARモジュールがあり、これらをバンパーやフェンダーでなくルーフ上に配置しているところも面白いと評しています。
 

 
なるほどこの方式なら、ほぼ"ポン付け"であらゆる自動車のルーフに装着することができるため、大量の車を用いて走行テストを重ねるにしても着脱の手間は大幅に軽減されるはず。また多種多様な車種でのテストが手軽に行えるというメリットもあります。

ただ、よく見ればこのルーフユニットのセンサー類は既存市販部品をパッケージに収めただけのようにも見えます。形状的にも、おそらくこのまま市販するようなものではないはずで、これはやはりテスト工程の効率最適化に主眼が置かれたものと考えておいて良さそうです。

もしアップルが自動運転ユニットを一般向けとして市販するなら、このコンセプトを引き継ぎつつデザイン的に洗練したものが登場するかもしれません。しかしメーカーに組み込み用として供給するなら、むしろまったく別の形になっていると考えるほうが自然です。
 


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