戦略家・マーケター。高等数学を用いた独自の戦略理論、革新的なアイデアを生み出すノウハウ、マーケティング理論等、一連の暗黙知であったマーケティングノウハウを形式知化し「森岡メソッド」を開発。経営危機にあったUSJに導入し、わずか数年で劇的に経営再建した。

1972年生まれ。神戸大学経営学部卒業後、1996年P&G入社。ブランドマネージャーとして日本ヴィダルサスーンの黄金期を築いた後、2004年P&G世界本社（米国シンシナティ）へ転籍、北米パンテーンのブランドマネージャー、ヘアケアカテゴリー アソシエイトマーケティングディレクター、ウエラジャパン副代表を経て、2010年にUSJ入社。2012年、同社CMO(チーフ・マーケティング・オフィサー)、執行役員、マーケティング本部長。USJ再建の使命完了後、2017年、マーケティング精鋭集団「株式会社刀」を設立し、マーケティングを普及させることで日本を元気にする活動に邁進する。
主な著作に『USJのジェットコースターはなぜ後ろ向きに走ったのか?』、『USJを劇的に変えた、たった1つの考え方 成功を引き寄せるマーケティング入門』 （「第44回ビジネスブックマラソン大賞」、「ビジネス書グランプリ2017マネジメント部門賞」） 、『確率思考の戦略論 USJでも実証された数学マーケティングの力』がある。 

市場構造の解析および需要予測モデル開発・運用のプロフェッショナル。高等数学を極めた多角的な定量分析力と、圧倒的な実務経験に根差した仮説構築力で、ビジネス戦略のあるべき焦点を鋭く洞察する。

1953年生まれ。シンシナティ大学大学院理数部数学科修士課程卒業。1983年P&G入社。日本の市場調査部で抜群の実績を上げ、1992年P&G世界本社（米国シンシナティ）へ転籍。160か国超でビジネスを展開するP&Gの中枢において、世界各国に有効な需要予測モデルの開発、世界中の市場分析・売上予測をリード。2012年、森岡の招聘によりUSJにシニア・アナリストとして入社。「ハリー・ポッター」エリア導入の需要予測においては、高い精度でアテンダンス増を的中させた。 また、USJのインテリジェンス部門（調査分析機能）の組織能力開発を牽引した。
森岡とは長年に渡る盟友であり、二人のライフワークである「数学マーケティング」の共同研究開発パートナー。
代表著作は、森岡と共著の「確率思考の戦略論」。

企業の改善点にメスを入れ戦略化するファイナンスのプロフェッショナル。企業が継続的に成長するための構造的優位を作りだすために、包括的な視点から企業を分析、独自の戦略構築能力・ファイナンス能力で企業価値向上をリードする。

1971年生まれ。早稲田大学法学部、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス修士課程卒業後、1998年三井物産入社。三井物産戦略研究所で新規事業立ち上げのプロジェクトマネジャーを務める。2004年ボストン コンサルティング グループに移り、消費財メーカーの海外進出案件や外資系エンターテイメント企業の通信事業進出などのコンサルタントを務める。2011年、USJに入社、企画部長として中期戦略および資本政策の企画立案と実行を牽引。経営難のUSJにおいて投資とリターンのファイナンシャルマネジメントをリード、森岡が展開するマーケティング革命をサポートし、USJのV字回復に貢献した。 2017年、森岡の志に共感し、マーケティング精鋭集団「株式会社刀」を森岡、今西と設立。