ジョージマンです。
借りてきたZX-14の整備も終わり、ツーリングの朝をむかえました。
ツーリングしながらこのバイクのインプレをしてみたいと思います。
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雨です。
ZX-14高速道路でのインプレ
今回のツーリングではSJCAM M10を後ろ向きに装着してみました。
みんなの走る姿が前から撮影できてなかなか面白いカンジです。
目的地へ向かうにつれて天気も回復してきました。
高速道路でのZX-14は快適そのものです。
スピードを出しても風の抵抗を体で感じることはほとんどありませんし、シートも程よい硬さだと思います。
スピードを落としてもほとんど変速する必要はなく、6速で2000rpmからスロットルを開けて言っても問題なく加速出来ます。
変速の為にクラッチを握ることはほとんどなく、手も疲れません。
雨で路面が濡れていましたが、ZX-12Rの様なピーキーなエンジン特性ではないので恐いと感じることはありませんでした。
強いて悪いところを言うなら前傾がちょっとキツいかなと思います。
カワサキっぽいハンドルの角度が広く前傾になるポジションです。
ZX-14の多機能メーター
まず、このZX-14はカナダ仕様なんだそうですが、スピードメーターが基本マイル表示になっていました。
キロ表示は内側に小さな文字で書いてあり、メーターバックライトもキロ表示の部分は文字のふちを光らせるようになっているので非常に見づらいです。
後付けのデジタルメーター等をつけるのもイイかもしれませんね。
ZX-14のメーターは真ん中に液晶パネルがついていて色々な情報を表示できます。
左端が水温系、右端が燃料計、下部分がオドメーター(積算走行距離計)と時計です。
下の写真ではTRIPモードになっていてTRIPAとTRIPBがオドメーターの上に表示されています。
スピードメーターとタコメーターの間にある『MODE』でTRIPが表示されている部分を切り替えることが出来ます。
AVERAGE:平均燃費
INST:走行中の瞬間燃費
RANGE:現在の燃料で航続可能な距離(目安)
BATTERY:バッテリー電圧計
他にもタコメーターの中にインジケーターが入っており
『MODE』と『RESET』の二つのボタンを同時長押しすると、
- ENGAGE LAMP:スタートダッシュ時のクラッチミート回転数
- SHIFT LAMP:シフトチェンジの回転数
- LAMP MODE:インジケーターの光り方選択
を選択して光らせる設定が出来ます。
ZX-14市街地でのインプレ
高速インターを降りて、街中を進みます。
まぁそれなりに重量はあるのと(215kg)車体幅が大きいので、すり抜けなどはしんどいでしょう。
ただ、トルクが大きいのでほとんど回転を上げることなくクラッチミートしても発進できるので、思っていたよりもストップアンドゴーは気重ではありません。
また、60km/hぐらいまでなら3速に入れておけばほとんど変速は必要ありませんでした。変速がないとクラッチ操作が少ないので疲れにくいです。
トルクがあるってスバラシイ。
ZX-14ワインディングでのインプレ
ZX-14で一番気になったのはワインディングでのハンドリングです。
まず、アクセル操作だけでもエンジンブレーキがすごく効くのでギクシャクしてしまいます。
コーナー前でアクセルを戻して減速すると、コーナー中には推進力が足りなくなるのでアクセルを再び開けたいのですが、ハイパワーなので気を使います。
この特徴はZX-12Rとよく似ていて、私はアクセル開けながらコーナー侵入してリアブレーキをコーナー中も残し、スピード調整するという方法で対処していました。
また、重量のせいか寝かし込むとハンドルが切れ込むような力がハンドルから伝わってきて安心してバンクさせられません。
慣れの問題なのかな~?久しぶりにワインディングがちょっと恐いと思いました。
まとめ
ツーリングを走り終えるとトリップメーターは400kmを超えていました。
平均燃費は15.3km/L。1400ccという排気量を考えれば優秀ではないでしょうか?
ガソリン満タンから給油警告まで航続距離は約260kmでした。
長距離や高速道路中心のツーリングにはパワーに余裕があり、走行風による疲れがほとんどありません。メーターも多機能で給油タイミングもわかりやすいです。
昔のカワサキにありがちだったターボの様なドッカン加速ではなく、比較的フラットなエンジンなので街中も楽に走れますが、大きいのですり抜けはちょっとしんどいです。朝の渋滞を抜けて通勤したりするのは難しいでしょう。
峠道などのワインディングはバイクが曲がらないとか寝かし込めないというわけではないので、サスセッティングやタイヤのセッティング等で変わるのかもしれませんが、ちょっとクセの強い感じでした。
特にハンドルの切れ込み感が恐いと感じさせ思い切った動作がやりにくかったです。
以上、私なりのインプレッションでした。
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