Digital Sunは、『Moonlighter』をニンテンドースイッチ向けに発売することを発表した。『Moonlighter』は以前弊誌でも取り上げた、昼はショップ経営をおこない夜は冒険に出かけるという複数のジャンルを併せ持つRPGだ。その設定、そしてビジュアルやゲームシステムから『トルネコの大冒険』と『ゼルダの伝説』を組み合わせた作品とも評されることもある。PCおよびMac、PlayStation4、そしてXbox One向けのリリースが予定されていたが、ここにニンテンドースイッチも加わることになる。
本作の主人公であるWillにはヒーローになりたいという長年の夢があった。牧歌的な街Ryokaに住むWillはヒーローになるために何をすべきかと考えるうちに、お金が必要であると考えつく。質の高い装備、多くポーション。ヒーローになるために必要なアイテムを購入する資金を得るべく、親族から譲ってもらった古ぼけたお店「Moonlighter」の経営に着手。昼はショップを経営し、夜はそのショップで売るアイテムを得るべく洞窟へ出かけるという生活が始まる。
本作においてもっとも重要なのは、アイテムだ。ショップの経営中はどのアイテムを展示するか街の住人のニーズを把握し、適切な値段を決める必要がある。また冒険パートではWillにはレベルの概念がなく、装備が戦闘のカギを握る。どこまで冒険して、何を持ち帰るのか。クラフトをすることでアイテムの価値を高めたり、自分に必要な装備品を作ることもある。お金とアイテムを第一に考えてプレイを進めていこう。
ちなみに『Moonlighter』はSquare Enix Collectiveプログラムの支援をうけていたが、最終的に『This War of Mine』といったタイトルをプロデュースする新進気鋭のパブリッシャー11 bit studiosがパブリッシングを担当するようだ。パブリッシャーのバックアップを得て、盤石の体制で開発が進む『Moonlighter』は2018年初頭に発売予定だ。