まずは「Yahoo!防災」を入れることからはじめよう。
北朝鮮ミサイル危機は去っていない
2017年後半、北朝鮮のミサイル脅威は更に増しています。日本では選挙があり、アメリカと韓国が合同軍事演習を行っています。中国と北朝鮮との関係も冷え切っています。いつなんどき、北朝鮮からミサイルが発射されるかわかりません。
万が一、ミサイルが落とされたら、最低でも着弾地点の半径2kmがやられ、核弾頭であれば+放射能の恐怖が、水爆であればその被害範囲が数倍以上になることが容易に想像できます。
どうすればいいのでしょうか?ミサイルが発射された直後にアラームを鳴らしてくれるのが、いま注目されている「Jアラート」です。
Jアラートについて
Jアラートとは「全国瞬時警報システム」という政府のシステムの名前です。
Jアラートは、ミサイルが飛んできたことを伝える専用システムではありません。津波情報・緊急地震速報など、内閣官房と気象庁から送付される25種類の危機情報の伝達に利用されているシステムです。
総務省HPより
総務省はJアラートを「弾道ミサイル情報、津波情報、緊急地震速報等、対処に時間的余裕のない事態に関する情報を、 人工衛星を用いて国(内閣官房・気象庁から消防庁を経由)から送信し、市区町村の同報系の防災行政無線等を自動起動することにより、国から住民まで緊急情報を瞬時に伝達するシステム」と説明しています。
すなわち、北朝鮮ミサイルの情報だけでなく、自然災害やテロ、武力攻撃といった、多様な緊急事態の情報を発信するシステムということです。
色々な危機情報が入ってくるのです。
iPhone・Androidスマホで受信しよう
実は、Jアラートの受信手段に「公式アプリ」はありません。その代わり、エリアメール(docomo)や緊急速報メール(au・SoftBank)という形で、各携帯キャリア会社が受信方法を用意しています。
ここでポイントとなるのは、エリアメール・緊急速報メールを、全てののiPhone・Androidスマホが受信できるわけではないということです。
対応端末かどうかは各自で確認する必要があります。まずはお手持ちのスマホと下記を確認してみてください。
【エリアメール・緊急速報メール対応確認サイト】
対応機種一覧 | 緊急速報メール:災害時・緊急時対策 | au
対応機種一覧 | 緊急速報メール:災害時・緊急時対策 | au
一応対応しているかもしれません。しかし、それだけでは不安ですよね?特に、格安SIMだと受信できない場合があるということです。命に関わる一大事の時にそれでは困ります。
オススメは「Yahoo!防災速報」です。
★Androidの方はコチラ
★iphoneの方はコチラ
このアプリのインストールを強くオススメします。
また、もし、Jアラートを受信してしまった時の避難方法は過去記事を参照してください。
勤務先の受信機をチェックしよう
「俺、工場勤務なんですけど・・・」
「工場は中にケータイ持って入れないんですけど・・・」
そんな声もチラホラ聴きます。
そんな時は、総務に言って、受信機を取り付けてもらいましょう。
総務省消防庁の同じ資料によれば、住民がJアラートを受け取る手段は、「防災行政無線(屋外スピーカー)」をはじめ、「防災行政無線(戸別受信機)」「ケーブルテレビ・コミュニティFM等」「登録制メール等」「エリアメール・緊急速報メール」などがあります。
大手企業であれば、自社ビルの防災センターで受信して、そのまま全館放送で流すという手法を取っているはずです。総務の人に聞けばわかるはずです。
事務職であればスマホにアプリを入れているだけで問題ありませんが、工場勤務だったり物流倉庫勤務だった李、現場職であったりするのであれば、スマホをずっと持っていて大音量にしておくわけにはいきません。
身を守るために、「会社のセキュリティはどうか?ちゃんと警報鳴らしてくれるのか?」を確認しておきましょう。
Jアラート受信機設置会社のご紹介
自分の会社には今、Jアラートの受信機がないのだけど、どうにかしてとりつけたい。総務に聞いても「どこの会社に聞けばいいのか分からない」そんな場合は下記のメーカーに問い合わせましょう。きっと力になってくれるはずです。
株式会社 理経
最近、株価が爆上げしている理軽。元々はセンサーや計測機器等に強みを持っていますが、その技術力を応用したJアラート受信システムの構築で一番人気となっています。
センチュリーシステムズ
サーバーやルータに強みを持っているのがセンチュリーシステムズです。アンテナなどの設置も含めた、一体型のソリューションに強みがあります。大手企業で防災センターに画面やアンテナ含めて一括導入したい等と言う場合はここがオススメです。
扶桑電通株式会社
「iCTコンビニサービス」という、各種情報をパッケージで受信するサービスを販売しています。ここはもともと電気工事系に強みがあるため、一度導入した後の保守・運用を継続していくことに強みがあるといえるでしょう。
今日は以上!