先の『‐「模写」は画力構築の基本である3‐』(https://ameblo.jp/epikutetosu/entry-12301099244.html)の記事に続いて、3年前(2014年)の友人作画の「模写作品」を載せてみます。
これが岸本先生オリジナル原画。
私の写真撮りが悪いせいか、少々暗めに写ってしまいましたが、これは漫画のペン(Gペンやスクール、丸ペン)などで影を描き、その上からコピックで着彩したものだと思います。
友人の模写の場合は、ペンを使わず、三菱のハイユニ(デッサン用)鉛筆で線画を起こし、ホルベインの水彩絵の具で仕上げたものです。
これが全体図(友人模写)。
そして先生オリジナル原画。
やはりこうしてみると、かなりデッサンが狂っていると、友人は言っていて、当時はありったけの力を振り絞って描いても、時が経てば陳腐化するものです。
もちろんそれは、友人の作画技術が向上したからであり、逆に色彩に関して言えば、かれこれ3年近く塗っていないこともあり、当時の画像のように色が塗れるのか、たぶんもう無理だと彼は言っています。
『参考資料』
・『NARUTOイラスト集2009』(岸本斉史著 集英社)