周りのお母さんから「赤ちゃんの歯磨きはいつからすれば良いのか」とよく聞かれます。
でも、「何歳まで仕上げ磨きをすれば良いのか」と聞かれたことはありません。
歯磨きのスタートは歯が生え始めたら、濡らしたガーゼで歯を拭くこと(口の中に触れられることに慣らす目的もあります)から始まり、上の歯が4本生えたら歯ブラシを使って磨くようになります。
0歳からスタートして、ゴールは何歳でしょう。いつまでお母さんが磨いてあげればいいのでしょうか。
私は『仕上げ磨きは永久歯が生えそろう12歳頃まで出来るならやった方が絶対に良い!』と思っています。
虫歯のリスクを考えると、幼若永久歯(生え始めて1~2年の石灰化が未熟でとてもやわらかい歯)が存在する6歳~14歳くらいまでは徹底的に歯磨きを頑張らなきゃいけない時期です。
でも、ほとんどのお母さんが仕上げ磨きをしなくなるのは小学校低学年。
お母さんたちに伝えたい。
『まだまだ今からが本番だよ~!!辞めないで!』
親が仕上げ磨きをしなくなった小学生。
勤めていた歯科医院では『1日1回、夜寝る前の仕上げ磨きは最低でも小学校3年生まではしてあげてください。』と初診のお母さんに必ず伝えるルールがありました。
なので、4年生頃から急に口の中の状態が悪くなる。
生え始めの永久歯にプラークがべったりついていて、歯肉が腫れているケースがすごく多い。
実は、この頃の歯磨きって物凄く難しいんです。ハイレベル。
犬歯から第二小臼歯(六歳臼歯の前の歯)までが9歳~11歳の間に生え変わります。上下左右合計12本。
だからどこかが必ず『生えてる最中の歯』
この完全に生えきっていない歯が最大の難関。
- 完全に生えきっていないので隣の歯と一緒に磨こうとしても高さが違うため、歯ブラシがあたらない→1本だけ磨かなければならない
- 歯肉が被っているため上手く歯ブラシが当てられない。
- 歯ブラシの当て方や力加減が上手くいかないと歯肉を傷つけてしまう→歯肉の痛みや出血が起こる
これプラス
- 乳歯が抜けて空いたスペースの隣の歯は磨く面積が増える←この面に当てるのが難しいっ!
- 人によってはスペースが無くて重なった歯並び。
などなど。
いろんな角度から歯ブラシを当てて歯ブラシの先端やかかとを使ったりしないと、上手く汚れが落ちません。
というか、子供にはこの歯並びに歯ブラシを上手く当てることがまず難しいっ!
小学生の歯磨きが一番難しいし、大変。
永久歯と乳歯が入り交じった混合歯列期は歯磨きが難しい上に一番虫歯になりやすく、リスクが高い時期。
私たち衛生士も、この混合歯列期の子供たちの歯を磨くのは時間がかかります。
これを子供一人で完璧に磨けっていうのも難しいんじゃないかと思っていました。
だから、その時はお母さんにサポートをお願いします。
『萌出中の永久歯だけは磨いてあげてください。』
『全部じゃなくても難しいポイントの所だけでも夜は磨いてあげて下さい。』
我が家の子供の歯磨き状況
我が家の息子たちは小3と3歳。
夜は私が必ず磨きます。今のところ、それが当たり前の長男は恥ずかしいとか嫌がる感じは一切なし(-∀-)
子供たちの歯を磨いていて感じます。
小3の長男は
- まだ少し歯肉がかぶっている6歳臼歯。
- 1本だけずれて生えている前歯。
- ビミョーな歯の隙間に詰まった食べかす。
普通の歯ブラシと小さな歯ブラシ、フロスの3点セットで歯磨き。
…虫歯リスクが高い部位が多くて時間かかる~(ノ´Д`)ノ
3歳の次男はラク~♪
同じ3点セットで歯磨きするも、歯は小さいし、キレイに並んでいるし、本数は少ないし。
長男に歯磨きは任せられん、でも・・・
長男の朝の歯磨きっぷりを見ていると
マンガ本読みながら歯ブラシくわえてるだけ~
とか
テレビ見ながら同じところばっかり磨いてる~
とか
鏡の前で磨かせたら変顔したり鼻の穴の中とか観察してる~
とか
もう任せらんねぇやいっ!
思えば息子たちに仕上げ磨きは必死にしても、歯磨き指導をしたことってないかもΣ(゚д゚lll)
わかっているのに出来ていないことがまた1つ見つかりました…(ノ´Д`)ノ
仕上げ磨きも大事だけど、自分で磨けるようになるのが目標ですからね…そっちもちゃんとやらなきゃな…と今回思いました。