今日は児童センターの子どもクッキングの日でした。
いつもは時間や予算の関係もあって、小さなお菓子を一人4個づつくらい作るのですが、たまには大きく焼いて切り分けるのもいいな、と思い、洋梨(缶詰め)のスライスを使った簡単な焼き菓子を、天板いっぱいに作ることにしました。
「先生、今日は何個焼くの~?」と聞かれたので、「1個」と答えました。
「えー?何で~?おみやげないじゃん!」などと騒いでいましたが、みんなで大きいのをどーんと焼くよ、と言い添えると本当にほっとしているのが可愛いです。
「じゃあ卵を4つ割ります」
「えーっ?4つも?」
「お砂糖はいっぺんに全部入れます」
「えーっ?これ全部?」
「できたら天板に流すよ。重いから気を付けてね」
「えーっ?ばーって入れちゃうの?こんなに?」
「上に洋梨を全部並べます」
「えーっ?これ全部?」
という具合にいちいち激しく驚く子どもたち。
「16個に先生が切るからね、危ないから手を出さないでね」
「えーっ?16個も?」
1つのグループが4人なので、1人4切れ、いつもと同じ数なのに…
久しぶりの大きいケーキに戸惑っているだけとは思えない、おかしなテンション…
後で子どもたちに学校のようすを聞いたら、学習発表会の練習がどうやら山場らしいのでした。
「何をするの?」
孫悟空、オズの魔法使い、などなど、全学年歌って踊って演じての毎日のようです。
気持ちが高揚したままなのか、疲れすぎておかしくなってたのか、そんなことも原因のようです。
これは私が試作したもの。
子どもたちはケーキの下の金網くらいの大きさで作りました。
洗濯機をいたずらするアユ。
今度は私が「えーっ」と言う番です。
でも今日は大丈夫。
半年に1回くらい、一時停止になっていたりします。