スローライフ?笑抜かせ現代人がwwwww
○『スローライフ』というキーワードが当サイトのテンプレに含まれ始めている気がします。
○スローライフ願望というのが如何に馬鹿げているかというのをお伝えできればと思います。
『スローライフ』
という言葉を聞いて、皆さんはどういう風景を思い浮かべますか?
閑静な田舎町、田畑が広がりのんびりとした時間が流れている。遠くに見えるのは山でしょうか、海でしょうか。
柔らかな日差しと、十分な水分を含んだ心地よい風。そこで暮らす人も皆、穏やかで満ち足りた幸福を感じている……
あ〜幸せそうな雰囲気が漂ってきますねぇ。
海外の方だとウェスタンで牧歌的な風景が思い浮かぶのでしょうか。
こんな生活を送ってみたい、なんて方も少なくないはずです。
ただ、ちょっと待ってくださいね。
我々ファストライフを送る人間から見るスローライフは本当に正しいのでしょうか?
結論から申しましょう。
我々の求めるスローライフ像というのは、大半がファストライフの中の『余暇』であって、その中に根を張って定住したいと本気で思う方はかなり少ないと思われます。
要は夏休みの帰省みたいなものが定期的にある程度欲しいっていう、ただそれだけの願望の人が多い訳です。
しかし、『働きたくねぇ』と言うと何だか自分が社会から外れそうになるので『スローライフ』を送りたい、あくまでファストライフに窮屈さを感じているだけ、などと自分を誤魔化しているのではないか、と私は考えます。
実際の例を見てみましょう。
『雨ニモマケズ』という宮沢賢治の詩をご存知でしょうか?あれこそ『ザ・田舎のスローライフ』って感じですよね。"the"は母音の前なので正確にはジですが。
この詩を読んでいくと、あれ?と思う句があります。
ヒドリノトキハナミダヲナガシ
サムサノナツハオロオロアルキ
えぇ……ヤダぁ。
そんな天気の話なんて、テレビの天気予報だけでいいよぉ…と思うのは私だけでしょうか。
詩の主人公が日照りや夏寒しで焦っているのは農作物の干害・冷害を危惧しているからですね。
つまり、食糧問題が目の前に起こっていて、尚且つ自分ではどうしようもないという状況がスローライフにはあり得るんです。
スーパーに行けば取り敢えず食べ物が手に入るファストライフ・ファストフードでは想像もできません。
また時間の流れが遅い中で、何もすることが無い環境にファストライフ民は正気を保てるでしょうか?
スローライフというのは、物流の速度も低下しがちです。そしてその中には『娯楽』という商品も含んでいるのです。
身の回りの娯楽。沢山ありますよね?
今、あなたがご覧になっている『小説家になろう』もインターネットという高速通信を利用した娯楽です。その他にも動画や漫画、ファッション、グルメ、旅行など。
最先端でそれらを余すことなく享受しているのは皆ファストライフ民です。
極端な話をすれば現代と平安時代、どちらが娯楽に溢れていますか?という話。
詩歌を吟じ、雅楽を奏で、酒を片手に恋愛ごっこ。
これだけあれば貴族、つまり当時のファストライフ民は満足でした。
足りない人は漢の国から書物を仕入れて楽しみました。それだけ娯楽が少なかった。
現代はどうですか?同じ事をしてどれだけの人間を満足させられますか?
有れば有るだけくれ、大量生産大量消費のこの時代。
手元で生産できるもので満足できるのは少数派です。平安時代に当て嵌めると、漢の国(外部)から仕入れる量が桁違いに増えたと言い換えられます。
そんな中一人だけ「あ、自分スローライフなんで」と拒絶していれば、やがて虚無感や退屈に苛まれてファストライフに戻るか修験者となるかの2択ですよ。
現代人にとって娯楽を拒むのは断食と同じ効果を持っていますから。
社会全体がスローだと平安時代になりますし、個人でやろうとなると『どこの修験者ですか?』となる。
田舎でのんびりしながらインターネットもしたいという方は、まず『スローライフ』という単語を使うべきではないと思います。
では何と言うべきか。
凝った単語を使わず、普通に
「気ままに生きたい。」
でいいんじゃないでしょうか。
○スローライフなんて御免ですね。何より私はファストフードが大好きです。
○スローフード?そんなものよりチーズバーガーだ!!
○丹精込めて作った白菜2玉1000円と、1時間のバイトで得た1000円とに違いはありません。どちらを選ぶかは皆さん次第ですが、私はバイトを選びます。
○これがファストライフ・スローライフの価値観の違いです。
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