チーレム系主人公って生きてて楽しいの?
○当サイトでチーレムと呼ばれる物語の主人公は人間の生き方としてどうなのか。簡単な対比で見ていきましょう。
○お前が都合のいいように描いているんだろ、という批判は的外れです。総合して根幹にある要素を書き出しただけですので。
○フラットな目線で判断し、それでもやっぱり「チーレム最高!」という方を私は尊敬します。
俺は誠司。転生者だ。
この体ではサルビアという名前で通っている。
前世では冴えないオタクだったけど、こっちでは勇者扱いだ。何て言ったってこの世界は俺が前世でプレイしていたRPG世界なんだから。異世界転生ってやつか。
主人公の俺はヒーロー。当然だろ?
この世界に転生した俺は、前世の記憶を活かして効率的にレベリングをした。攻略法は全部頭に入ってる。ダテに前世で廃人ゲーマーやってない。
この世はレベルが全てだ。
レベルが上がれば身体能力も上がるし魔力も上がる。尤も、そんなの元々高かったけどね。
12歳になった俺は都市に出向き、冒険者登録をした。子供だからって突っかかってきた荒くれ者もいたけど、拳一つ耐えられないなんて、とんだ噛ませ犬だ。美人な受付嬢さんに気に入られたから、良しとするかな。
冒険者になっても効率的なレベリングと資金稼ぎは今まで通りだ。地に這い蹲って薬草を毟るだなんて底辺の仕事はしない。
賞金首を狩ったり、凶暴な魔物を狩るのだ。
そんなある日、俺は王都に召喚された。王様が俺に会いたいんだと。
やれやれ、どうも目立ちすぎたらしい。
ま、これもゲーム通りなんだけど。
王様に会った。騎士爵をくれるらしい。
くれるんならもっと上が欲しかったけど、ゲーム進行上ここは騎士確定イベントだったから仕方ない。
貴族になって余裕ができると、彼女候補の攻略イベントが発生する。
冒険者として頼れるエルフ、鍛冶屋のロリっ娘ドワーフ、奴隷の獣人、貴族のご令嬢や王女まで。
俺はまだ15歳だから、学園編もある。そこでの攻略も魅力的だ。
誰をオとすか?愚問だね。全員だよ。
何て言ったってこの世界の主人公は俺なんだから。
—————
俺は誠司。転生者だ。
この体ではサルビアという名前で通っている。
前世では冴えない投資家だったけど、こっちでは大物企業家扱いだ。何て言ったってこの世界は俺が前世で生活していた資本主義社会なんだから。過去転生ってやつか。
主人公の俺は勝ち組。当然だろ?
この世界に転生した俺は、前世のノウハウを活かして効率的に資産運用をした。チャートの山や谷は全部頭に入ってる。ダテに前世で投資家やってない。
この世は金が全てだ。
富が増えれば社会的地位も上がるし名声も得られる。尤も、そんなのあんまり必要としないけどね。
成人した俺はヘッジファンドの組織を立ち上げた。新参だからって突っかかってきた既得権益もいたけど、インサイダーとかマネーロンダリングなんて、とんだ言い掛かりだ。名誉毀損で賠償金も手に入ったし、良しとするかな。
ヘッジファンドのボスになっても効率的な資金稼ぎは今まで通りだ。ちまちま国内企業の株を買ったりアルゴリズム解析なんて底辺の仕事はしない。
ベンチャー企業や外資系企業に一発賭けるのだ。
そんなある日、世界的に有名な投資銀行がコンタクトをとってきた。ルーキーの俺に会いたいんだと。M&Aも臭わせてきた。
やれやれ、どうも目立ちすぎたらしい。
ま、予想通りだけど。
取締役に会った。東南アジアを一任されるリーダーになった。
もっと上が欲しかったけど、さすがにこの企業は敵に回せない。仕方ないね。
部下に任せて時間に余裕ができると、金だけでなく女に目が移るのは男の性だ。
仕事仲間として頼れる秘書、ハリウッド女優、高級風俗、社長令嬢や石油王のご息女まで。
俺はまだ独身だから、結婚もある。伴侶探しも魅力的だ。
誰とヤるか?愚問だね。全員だよ。
何て言ったってこの世界の主人公は俺なんだから。
○如何でしたか?
○少なくとも私は彼のような人生を送りたいとは思いません。
○富や名声、地位、女。それらを手に入れるより、私はなろうで執筆していたい。
○……いや、金は欲しい。
+注意+
特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。