頭の良さを示す知能指数(IQ)という言葉は、これまで度々耳にすることはありましたが、心の知能指数「EQ(Emotional Intelligence)」というものがあるということを知りました。
- 作者: ダニエル・ゴールマン,土屋京子
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1998/09/18
- メディア: 文庫
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EQとは
アメリカのピーター・サロベイ博士とニューハンプシャー大学教授のジョン・メイヤー博士によって提唱された理論。本来自分が持っている基本的な力を発揮する礎のようなもので、「能力発揮のOS」と言われているそうです。
自分自身の気持ちをどのように上手くコントロールできるか、他人の感情に対応できるかの指標になるもの。
良い人間関係を築くのに必須な力と言えますね。
9つの感情
心の知能指数(EQ)が高い人には縁がない「9つの感情」というものを紹介しているサイトを発見しました。
紹介されていた9つの感情がこちらです。
- 自分と他人を比較しない
- 他人の過ちにこだわらない
- 感情的になって行動しない
- 完璧を目指そうとしない
- 過去を振り返ってくよくよしない
- ひとつの問題に固執しない
- 不平を言う人と深く関わらない
- 執念深くない
- なんでもかんでも「はい」と引き受けない
どちらかというとこれは自分の感情ベースっぽいですが、EQはトレーニングすれば育てることができるそう。いきなり何かをする、という方向に変わるのが難しくとも、「しない」方なら取り入れやすいかもしれません。
まとめ
EQを診断するサイトはネット上にもたくさん。やってみたら割と高得点でしたが、実際問題、私は鈍感ですし誰かの何かを察してあげるということも不得意。
知能指数を見るためのIQテストがどんなものかは知りませんが、EQになると尚更、心をテストの数字で見ることができるものなのか、やや不思議にも思いました。
ですが高める意識を持っていれば、私の理想とする「人たらし」に近づけることは間違いないと思います。
感情のコントロールにはちょっと自信がありますが、今後は他人の気持ちを汲み取るスキルを上げたいと思う今日この頃です。
本日の名言。
知はいつも情に一杯食わされる。
ラ・ロシュフーコー