副業で始めるFX自動売買(システムトレード)

FX自動売買(システムトレード)で始める副業と資産運用

トラリピで相場の高値・安値でなく「総推移」を狙うことで長期運用での収益を得よう

市場に参加するユーザーは大きく「個人投資家」と「機関投資家(プロ)」に分けられます。金融市場に個人・プロの区別はなく、どちらも同じ相場で取引を行うことになります。

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個人投資家の特権とは

大量の資金を使って株式や債券で運用を行う大口投資家の機関投資家(プロ)に対して、個人投資家が有利なポイントは「運用期限」が挙げられます。

機関投資家は一定期間(決算期)で運用成果を出さなければ自身の評価に影響が出てしまいますが、個人投資家は期限を特に定めずに運用するのが一般的です。

無期限の運用であれば、いくら値があがるかを予想できれば運用成功といえますが、期限があると「いつ」と「いくら」を予想しなけラバ運用成功となりません。

つまり、「いつ」を予想しなくて済む無期限の取引が行えるのは、決済などの期限が定められていない個人投資家の特権となるのです。

個人投資家は「いつ」を予想する必要がない

機関投資家と個人投資家が混戦している金融市場では、スキャルピングなどの数銭から数十銭というわずかな値動きを予想し、1日に何度も取引を行って利益を積み重ねる超短期売買ではやはりプロに軍配が上がります。

一方、個人投資家の特権である「いつ」を予想する必要のない、長期運用を行えることは機関投資家に対する大きなアドバンテージとなるのです。

仮に予想に反して動いても、焦らず値動きを待つことによって長期的な収益を追求できることが個人投資家にしかできない取引手法なのです。

レンジ相場になりやすく、元に戻ってくる可能性が高い海外為替市場の特徴や、待っている間も日々スワップ収益を期待できるFXの仕組みとトラリピのシステムが非常に効率的に収益を生み出します。

fxrepo.hateblo.jp

長期運用で範囲を予想する

一般的な取引では目先の値動きを予想するより、値動きの範囲を予想する方が為替市場ではより簡単です。また、長期的な運用により、目先で相場が不利な方向に一時的に動いたとしても、最終的に戻ってくれば運用成功となります。

為替はレンジ相場のため、一度不利な方向に行ったレートでも戻ってくる可能性が高いことも、過剰に不安に思う必要がないことを暗示してくれます。

目先の「上がる」、「下がる」を随時追いかけるのではなく、ある範囲で動き続ける為替市場をトラリピで計画的に運用するのが有効なのです。

値動きの「総推移」で利益を狙う

目先の値動きを追いかけるトレードでは、いくら上がったか、いくら下がったかという「値幅」が重要になりますが、動き続ける相場全体を待ち構えるトラリピでは「総推移」という概念がポイントとなります。

総推移とは「ある期間の全ての4時間足の高低差(高値と安値の差)を足し合わせた値」のことで、ある期間中に、ある通貨ペアの為替レートが行ったり来たりして動いた、すべての値動きの合計となります。

総推移に着目して利益を狙うことで、一時的な値動きだけでなく高低差によっての利益が生まれるので、収益チャンスを増やすことに繋がります。

そして、個人投資家がこの総推移を狙うことは「レンジだけ予想」で、FX取引に日常生活を犠牲にすることなく、長期運用での収益を得ることが可能です。