カラダとココロとたましいと 世界一の《ココロの羅針盤使い》 銀(しろがね)工房もず ぢゅんのブログ

銀の帯留めやアクセサリーを作る日々の中で、感じたこと考えたこと。本人は台風と熱帯低気圧・爆弾低気圧の発生を感知できる特殊能力の持ち主(笑)
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テーマ:
前回の話

調べてみたら、マリーアントワネットの言葉ではないらしい。「さる身分の高い女性」の発言と、ルソーが記していると。

それが、「パンがなければお菓子を食べればいいじゃない」だ。

なぜこのテーマに、この言葉?

それはね、この言葉がわたしが感じている『齟齬』を、表現してくれていると思ったから。

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毒親、を中心とするいわゆる「機能不全家庭」で育ったことを、そうではない、フツーの、愛情いっぱいの家族を持つ人たちに説明をしようとする時、わたしは空回りをし、空しさを感じる。


だって、通じないから。

言いがかりに近いことで、突然母が爆発して怒鳴りだし、
事情を説明しようにもすべて「おまえの言い訳!屁理屈!」とはねのけられ、合間合間にいらない子、かわいくない子、お兄ちゃんは優秀だったかわいかった、それに比べておまえはダメだダメだバカだバカだ!と言われ続けることが、

理解できないみたいなんだよね。

わたしも子どもの頃、いたずらもした。
それについて叱られること、叱られたことは納得している。

でもね、そのうしろに、さきほどの言葉が連なって、
家族の口から出てくることが、

フツーのおうちの人には、理解できないみたい。

理解できないからこそ、次の言葉が出て来るのだと思う
「子どもがかわいくない親なんていない」と。
「子どもを愛さない親なんていない」と。
なかには「照れ隠しで、そんなことを言っていたのでは?」という見解もあるようで。


そっかぁ、って?
おかあさんは照れ屋だから、わたしのことをそんな風にしか言えなかったのね、って?


ゴメンわたし、そんな脳天気じゃない。
ひねくれてる?すねてる?上等!
頑固?いじけてる?素直じゃない?よく言われるわ!


わたしは、ものごころついた頃から、
ずっと母にとっての
愚痴を聞かされる友達であり、夫婦問題を聞かされるカウンセラーだった。
……小学生にそんなこと言うのか?夫婦生活とか語るのか?おかしくないか?

わたし自身がそれを選んだと⁇
あー、オトナになってからならそうだよね。でもさ、幼稚園や小学生だよ?それを、

選んだわたしに責任があるって言うのか???

それしか知らない幼い子どもに、カウンセラー役を引き受けた自己責任だと言うのか?
しかもそれしか知らないで大きくなって、「オトナになっても、好きでやってたんだよね?自己責任だよね?」って……

あまりにも、むごい。

自己責任なんかじゃない。そういう家庭の「型」にはめ込まれたまま、成長しただけだ。そしていわゆる世間の声、
わたしにとっては「パンがなければお菓子を食べればいいじゃない」くらい宇宙語に聞こえる言葉が、
型にさらなる圧力を加える。
子どもを愛さない親はいない、子どもがかわいくない親なんていない……と。

お菓子を食べればいいじゃない、と言われても、
他に食べるものがない人たちが、一定数いるんだ。

何かの拍子に、母がこのシリーズを読んだらどうなるんだろう……と、怖さも感じている。

でもわたしは、パンも、お菓子もない人のために、
そしてパンもお菓子も持っている人にも、
お互いの、さらにはその人自身への理解のために、
言葉を綴りたい。

〈つづく〉




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