婚活おんぼろグラマラス

~もう息もたえだえ~

ロータリーをダッシュしながら夜の誘いをことわるの巻。

へろーへろー!たなかです。

 

久々の婚活レポです!

 

婚活アプリで知り合ったエンジニア、こうじさん。食べることが好きそうで、日本酒が好き、専門職についてるところに興味を持って会うことになりました。

 旅行も好きって言ってたな、仕事にもプライド持ってるみたいだしすごく楽しみ♪

 

誘ってくれたのは雑誌やTVにもよく出てるちょっと有名なお肉のお店でした。なんかちゃんとしたところ予約してくれてる!!!素直にうれしいなぁという気持ちでるんるん待ち合わせの場所へ。

 

待ち合わせをして噂のお店へ。有名店で珍しいものがたくさん食べれるお店なので、何から何までちょっとだけ高かった。でもデートってこんなもんか。まぁいいや。

 

こうじさんと仕事の話で盛り上がります。
仕事の話は好きなので聞く分には楽しい。仕事の話ってその人がすごくわかる気がする。ただちょっと偉そうだなぁ、と思ったけど。いったんスルーです。

 

珍しいお酒がたくさんあって、お酒が進みました。
がんがんがんがん進みました。

 

こうじさん、酔ってます。カウンター席で体やけに近いし、声がめっちゃでかい。ちけーんだよ、とはじき返したいけどデートモードたなか奥ゆかしくゆきます。

 

 

 

 

 …つーか声がでかい。加藤浩次と呑んでる感じ。声でけーしがっさがさだし、マジで加藤浩次じゃん!!!
仕事の話をしながら私にもたれかかるんじゃねぇ。腰抱くんじゃねーよ。手握るんじゃねーよ。

 

とにかく仕事にプライドをお持ちのこうじさんでかい声で仕事論語ります。

 

『『『『『俺ほどできるエンジニアほかにいないから!!!』』』』』

うん、すっごい声でかい。おしゃれ系居酒屋の中心でエンジニア論を叫ぶ。

まわりからはたぶん私彼女だと思われてる。恥ずか死ぬ。どうせ死ぬなら大好きな人に路上でチューとかされてはにかみながら死にたい。

 

 

まわりの視線も痛いしそろそろ出ようと提案した。

お会計どうしよう?って言ったら『2件目付き合ってくれるなら俺払うよ』と言われたのでごちそうになった。
「ありがとう~次の店は私が払うね♪」と言いつつ次の店へ。

 

2件目は日本酒のお店。この店はキューティーたなかちゃんの払う予定のお店です。
1合1000円~くらいのおいしい日本酒が並ぶお店でした。想定してた額とちょっと違った。まあいいや。大事に飲もう!

おいしそうな日本酒がいっぱい~♥日本酒好きとしてはわくわくです。焼き魚を注文してちょびちょび飲む感じのお店で、こうじは相変わらず加藤浩次でした。

 

加藤浩次は婚活の悩みを一生懸命してて、
「俺もう3X才なんすよ~、だから後悔したくないし時間も無駄にできない何がダメか教えてほしい。」とか言ってた。私が婚活コンサルタントとかだったらとりあえず、姿勢ただせ、酒に飲まれるまで飲むな、店に合わせて声のトーンを考えろとか言うんだけど。私も婚活中なので、

「うんうん、焦るよねー私も3×だからその気持ち…『女性はマジ焦った方がいいっすよ』」食い気味だな、おい。悪かったな30過ぎてて。

 

恋愛話もしたけど、この人もてなさそーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。という感じだった。女性にロジカルシンキングを求めたりして、今まで会った女をバカにしまくってる割に、好きになった理由がおっぱいがでかいからって言ったときはまさにロジカルゥ!!!って思った。

 

そして加藤浩次、飲み方がバカ汚い。

千鳥足のくそおやじみたいになり果てた加藤浩次、来たばかりの獺祭を一瞬でこぼす。獺祭はおしぼりに吸収されていった。こいつを○してそのまま逃げたい。酒を綺麗に飲めないやつは酒を飲むな!!!!!!!!!!!!!

 

もう帰りたいよ。帰りたいよー。悲しみブルーだよ。隣のテーブルの恋愛相談塾みたいになってる飲み会に、思いっきり体向けて聞くくらい帰りたい。

 

 

ふとメニューに視線を落とすと、いくら丼の文字が。

 

「いくら丼頼んでいい?」と聞くと、『朝まで一緒にいてくれるなら』と言われた。

「すみませーん!」一瞬輝くこうじの目。

 

「チェックで。」

 

しょんぼりするこうじをよそにさっさと会計をすます。朝までの対価、いくら丼って安すぎだし。そもそも私が払うって言ってるし。

もちろんこうじはお金を払わなかった。別にお金が払いたくないんじゃなくてね!!!
朝までいるって言ったら払ってくれたのかしら。しらね!!!
お前何回日本酒飲まずにおしぼりに吸わせたんだよ。謝りもしねーしお金もださねーのな。申し訳なくてお金ちょっとでもいいから払わせて的シーンだけどね。

お店を出たら揉めることなくスマートに駅まで帰ろう。自分の身は自分で守る!!!!キリッ

 

お店を出たら手を握られた。じめっとしててむかついた。でも駅までの我慢だし。揉めてめんどくさいことにもなりたくない。

 

手をつなぎながら駅まで歩く。

『ほんとに楽しかった』

「そうだねー^^」

『こんなに楽しかったの初めて』

「」

『朝まで一緒にいれないかな』

「それはちょっと難しいかなぁ^^」

『なんで??俺のこと嫌い?』



(今日の行いであなたを好きになれるところがあるなら教えてほしい)
「うーん、今日はちょっと心と体の準備ができてないから…♥」

といった瞬間、両肩を抱かれた。

 

コ○ス!!!!!!!!!!!!

 

「こうじさん酔ってるの??^^」とか言って振りほどくけどまたつかまれる。

 

つかまれる

「初めて会った人と朝までは…」
ほどく

『俺は運命だと思った』
つかまれる

「こーゆーことは大事にしたい」
ほどく

『俺は大事にするよ』
つかまれる

「初めて会った人と朝までは…(2回目)」
ほどく

『初めて会った気がしないんだ』
つかまれる


(だんだん楽しくなってきた)

「死んだ父が初めてあった男は簡単に信じるなと…」
ほどく

『俺のことは信じていいよ』
つかまれる

(ネタになる感すげぇ!)
「死んだ父が悲しみますので…」
ほどく

『お父さんも喜んでくれるよ』
つかまれる

(((面白すぎだろ)))

 ばっっっっと腕を振り払って

「そんなわけねーーーーだろーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!」って言いながらロータリーをダッシュした。たなか、逃亡。

 

『だいじにするよーーーーーーーーーーーーーーー』

 

後ろから聞こえてくるこうじの声。

 

もうすぐ改札!逃げ切れる!!!

と思ったら改札前で腕をつかまれて壁ドンされる。

 

怖いとかよりもネタになる感がすごくてちょっと面白い。(絶対これネタにする!!!ブログにも書くし一生使うよ!こうじ!ありがとう!!)

 

またしても両肩をつかまれてるたなか。

 

「どうしたの?」

「チューとかしようとしてるの?」

「やだやだ!」

とか女子っぽく拒否った後

こうじが花園 薫みたいな顔して迫ってきた。

 

何度か拒否ったけどひるまないこうじ。

 

 

 

「ちゅーとかしたらぶっ○すぞ!!!!!!!!!!!!!!!」

 

 

 

とすごんで改札に逃げた。

 

この電車にさえ乗れてしまえば私の勝ちだ。すげービッグなネタだぜ。

 

めっちゃ走る。一段飛ばしでめっちゃ走る!今日もぐんぐんにスニーカーだぜ!ドア、閉まらないで!

ぎりぎり乗り込んで、ほっとしたら、こうじは閉まりかけのドアにタックルしてドアに挟まれた。

 

こいつ面白すぎる。

 

めっちゃ混んでる電車の中でも私を口説きまくるこうじ。
普通に恥ずかしいし連れだと思われたくない。

『池袋で降りようよ』

「あの、電車の中なので」

『朝まで一緒にいようよ』 

「他の人の迷惑になるので静かにしてください」

『ねえ、俺のこと嫌い?』

「電車の中だって言ってんだろ(声低い)」

 

もうほんとやだ。混み合う駅でうまく撒きたいなぁ…。と思ってあしらってたら

 

混み合ってる社内でヤンキーが突然立ち上がった(!)

 

機嫌の悪いヤンキー(菊池風磨似)
【絡んでんじゃねーよ!!!!!!!】

 

電車に乗車してるお客さんとたなか「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

 

騒然とする車内。車内トラブルによる遅延だけはやめて!!!!!!!!

 

風磨はヤンキーよろしくぅ!!!!のトーンでこうじに絡み、一駅先でこうじをドアからポイッとして自分もさくっと去っていった。

 

その後の2人がどうなったのかは知らない。

 

後日こうじからまた会ってほしいと言われたけどよく言えたもんだな、とあきれてさよならした。

 

風磨、かっこいいよ、風磨。ラインとか聞かれたらガンガンに教えたんですけど。

そんなラブハプニングはない。 

今回のデートレポ、風磨に全部持ってかれた感いなめない。

 

 

 

 花園薫ってこれだよ→f:id:onboro-glamorous:20171016002331p:plain