勝村くんがサッカージャーナリストになった
エクスマ塾生の中でも有名なガナーズの勝村大輔さん。
エクスマの塾などでスタッフもやってもらっています。
本業は美容室を経営。
でも今は、サッカージャーナリストとして活躍しています。
先日も埼玉スタジアムで、JリーグJ1の「浦和レッズ対ヴィッセル神戸」の取材をしていました。
もちろん正式なプレスパスを発行してもらっています。
本物のサッカージャーナリストになった。
でも今から一年前にはその片鱗もなかったのです。
2016年の秋にスタッフ飲んでいたとき、いきなり勝村くんが言い出しました。
「これから僕はどんなことをしたらいいですか?」
僕は聞きました。
「勝村くんは何がしたいの?」
「サッカージャーナリストになりたいんです」
「だったら、サッカージャーナリストになれよ」
とアドバイス。
スポーツジャーナリストの名著、山際淳司さんの「江夏の21球」を読むといいよ。
と勧めました。
これは野球のことを書いたノンフィクションなのですが、野球が詳しくない僕でも、とっても面白かった。
1979年のプロ野球日本シリーズ第7戦において、広島東洋カープの江夏豊投手が9回裏に投じた21球に焦点を当てて書いています。
Sports Graphic Numberに掲載された後、山際さんの本『スローカーブを、もう一球』(1981年、角川書店)に収録されている。
すごい取材力と文章力。
歴史に残るノンフィクションです。
スポーツジャーナリストだったら、必ず読んでおくべき本だと思って、勝村くんに勧めたわけです。
彼はそれを読み、衝撃を受けました。
そして、年末年始の時間があるときに、現在活躍しているサッカージャーナリストたちの著書を読み漁ります。
6年間毎日ブログ書いていたこと、事前に名著を読んでいたことを含めて、やりたい!できるかも!と思うようになる。
ネットジャーナリズムに文章を送る
サッカージャーナリストになるため、サッカー媒体にライターとしての所属を目指し、履歴書と記事作品を様々なところに送り、数社の内定を貰う。
その中の一つの媒体にライターとして所属する。
報酬は1記事700円。
ライターになって1週間。
リリースした記事がサイト内ランキングPVで断トツの1位になる。
彼はSNSを使い込んできているので、その記事をフェイスブックやツイッターにリンクするだけで、他のライターとは全く違う異次元のアクセス数になるのです。
2位の記事の10倍以上の差が出る。
それをみていた別サイトからオファーを受けます。
原稿料が1記事15000円の提示。
1週間で記事の価値が20倍になったわけです。
SNSの力は本当にすごいです。
さらに既存の媒体から料金改定の申し出を受けて1記事2000円となる。
本物のジャーナリストになれたのはSNS
チームや選手に取材申請をしても、通常ならば、フリーライターは門前払いされますが、ブログを書き続けてきたおかげで、既に勝村くんのことを知ってくれてるというケースが多々あるそうです。
ましてや、Jリーグの公式試合の取材なんて、申請しても、まず拒否されます。
でもブログやSNSの力で、サッカージャーナリズム、サッカーのサポーターの世界で認知されるようになった。
彼は今、美容室を経営していて、彼自身もヘアースタイリストですが、土曜の午前中と日曜しか店には出ていません。
それ以外はサッカーの取材や記事を書いていたり、マーケティングコンサルタントの仕事をしている。
それでも美容室は利益を出しています。
毎年毎年、対前年を超えるくらい絶好調です。
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